関連動画から関連動画に流れていくうち、2011年の「笑っていいとも」でジャズピアニスト上原ひろみの回があったのを見ました。
←弾き方で「ピアノ見知り」度合いも変わる!?
清水ミチコさんからの紹介だそうですけど、清水ミチコさんのおうちにあるピアノを何度か上原さんが弾いたとき、上原さんがピアノに話しかけてたって…
上原さんはピアノに話しかける人なんですね(^^) ピアノを弾くと、よく弾かれている(かわいがられている)ピアノなのかわかるといっていました(それはわかりますね、我々も)。
じゃあそういう、左遷されたピアノ、「どうせぼくなんか」とやさぐれているピアノを弾くときどうすればいいかってのが問題なんですが。
「大丈夫だよ」って話しかけてあげながらぼちぼち弾いていくとだんだん仲良くなってきて
「ぼくまだ大丈夫かも」ってピアノが思ってくるんだって(!)
身ひとつで世界中を飛び回って年100回以上の公演をするのだから、ピアノ見知りなんてしてる場合じゃないのですね。
ちなみにこの日に「いいとも」スタジオに出されていたピアノは「かわいこちゃん」だったそうです。
さて、素人ピアノの私としては、「ピアノ見知り」を完全に治したいと思っているわけではなくて、
ピアノに対する好き嫌いが激しいところも含めて
まぁ楽しみのひとつかな
と思うので、「うちのこいちばん」めるちゃんかわいい、その一方で「このピアノは苦手」というのがあるのはそれでかまわないんです。
ただ、ピアノが替わるとまったく予定の演奏もできないでわやくちゃになってしまうようではつまらないので、
縁あって出会ったピアノのそれぞれに敬意を持ってお近づきになって
「だんだん仲良くなり」
楽しいピアノの時間が作れるようにはなっていきたいと思います。
それで、昨日とか、あと先日の雨の練習会のような「重い」とか「堅い」ピアノと仲良くなりたいときに、前にぜんぜんダメだったときに比べるとうまくいったのは、気持ちを切り替えただけではなくて、意図的に弾き方を変えるつもりで臨んだのがよかったかなと思います。
このピアノがうまく響く弾き方は、めるちゃんがうまく響く弾き方とちょっと違うだろう、違って当然というような。
がっつり鍵盤の底まで叩き込む昭和な弾き方というのとも違うんですが、でもやや力強く打鍵しないといけないのは確か。そのうえで、がっつりではなくくっきり?? ちょうどの深さを叩くというか。そんな高度なことをいきなり安定してできるようにはなりませんが、でも昨日、コツがわかってきて、それまで鳴らなかった高音がちょうどきれいに響いたときはうれしかったです。
ところで、上原ひろみさんのピアノの弾き方というか鳴らし方は、ほんとうにパワフルで見入ってしまいます。
本番前でもいつでも、机の上に手を乗せて、指の力だけで「ぱん!」と強い音を鳴らす練習をしているところが写っていましたが、ほんとうに強い指の力で、あの演奏が支えられているのですね。高いところから落下させるような(まらしいさん的な)弾き方ではなくて、鍵盤ぎりぎりのところに手があってもいきなり強い打鍵ができる感じです。
通常のポジションは、のしかかるような椅子の高さではなくてごくふつうの、腕水平な角度で弾いていますが、随時お尻を浮かして、というか自在に立ち上がって弾いています。
それでいて音色が濁っているわけではなくてクリアですよね。あれはいったいどうやっているのだろうか…
ともかく、あの弾き方であればどんな(ちょっとねぼけた)ピアノでも弾きこなしてしまうんだろうな、とたいへん興味深いです。
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上原さんはピアノに話しかける人なんですね(^^) ピアノを弾くと、よく弾かれている(かわいがられている)ピアノなのかわかるといっていました(それはわかりますね、我々も)。
じゃあそういう、左遷されたピアノ、「どうせぼくなんか」とやさぐれているピアノを弾くときどうすればいいかってのが問題なんですが。
「大丈夫だよ」って話しかけてあげながらぼちぼち弾いていくとだんだん仲良くなってきて
「ぼくまだ大丈夫かも」ってピアノが思ってくるんだって(!)
身ひとつで世界中を飛び回って年100回以上の公演をするのだから、ピアノ見知りなんてしてる場合じゃないのですね。
ちなみにこの日に「いいとも」スタジオに出されていたピアノは「かわいこちゃん」だったそうです。
さて、素人ピアノの私としては、「ピアノ見知り」を完全に治したいと思っているわけではなくて、
ピアノに対する好き嫌いが激しいところも含めて
まぁ楽しみのひとつかな
と思うので、「うちのこいちばん」めるちゃんかわいい、その一方で「このピアノは苦手」というのがあるのはそれでかまわないんです。
ただ、ピアノが替わるとまったく予定の演奏もできないでわやくちゃになってしまうようではつまらないので、
縁あって出会ったピアノのそれぞれに敬意を持ってお近づきになって
「だんだん仲良くなり」
楽しいピアノの時間が作れるようにはなっていきたいと思います。
それで、昨日とか、あと先日の雨の練習会のような「重い」とか「堅い」ピアノと仲良くなりたいときに、前にぜんぜんダメだったときに比べるとうまくいったのは、気持ちを切り替えただけではなくて、意図的に弾き方を変えるつもりで臨んだのがよかったかなと思います。
このピアノがうまく響く弾き方は、めるちゃんがうまく響く弾き方とちょっと違うだろう、違って当然というような。
がっつり鍵盤の底まで叩き込む昭和な弾き方というのとも違うんですが、でもやや力強く打鍵しないといけないのは確か。そのうえで、がっつりではなくくっきり?? ちょうどの深さを叩くというか。そんな高度なことをいきなり安定してできるようにはなりませんが、でも昨日、コツがわかってきて、それまで鳴らなかった高音がちょうどきれいに響いたときはうれしかったです。
ところで、上原ひろみさんのピアノの弾き方というか鳴らし方は、ほんとうにパワフルで見入ってしまいます。
本番前でもいつでも、机の上に手を乗せて、指の力だけで「ぱん!」と強い音を鳴らす練習をしているところが写っていましたが、ほんとうに強い指の力で、あの演奏が支えられているのですね。高いところから落下させるような(まらしいさん的な)弾き方ではなくて、鍵盤ぎりぎりのところに手があってもいきなり強い打鍵ができる感じです。
通常のポジションは、のしかかるような椅子の高さではなくてごくふつうの、腕水平な角度で弾いていますが、随時お尻を浮かして、というか自在に立ち上がって弾いています。
それでいて音色が濁っているわけではなくてクリアですよね。あれはいったいどうやっているのだろうか…
ともかく、あの弾き方であればどんな(ちょっとねぼけた)ピアノでも弾きこなしてしまうんだろうな、とたいへん興味深いです。
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