弓の毛の替えどきっていつ?? 習い始めてから実際に替えてみるまで、ずーっと疑問に思っていた。
本やブログや、あちこちを見ると、「早くて半年くらい」? 練習時間にもよる、と。要するに毛が磨耗してつるつるになって、ひっかかりが悪くなってくるから替えなきゃいけないのだ、と私は理解した。
私の場合、なにしろ練習時間が短かったから…よそのブログで、初心者でも○時間練習した、なんてのを見かけるけど、私は20分以内の練習しかしてなかったし、それでいくと、毎日一時間の練習をする人が半年なら一年半は持つのか?? とか…
ただ、私の弓の場合は、使用時間としては短いけれど、なにしろ古くて、バイオリン購入時(はるか10年近く前)のままだったので、それがどう影響するのかしないのかということを知りたかったのだが、使わないで放置してあった弓の毛がどうなのかということについて書いてあるものは見つからなかった(そりゃそうだ)。
それで、9月に習い始めてから数ヶ月たち、2月の発表会が過ぎたあたりからなんとなく…弾きにくいような気がしてきて、それで、弦楽合奏のときに数人の弓を貸してもらって、やっぱり私の弓はちょっと変な具合になっている、という確信を得た。
相変わらず、別に毛が磨耗した感じはなく、ひっかかりはちゃんとあったのだが、バランスが悪い。普通の持ち方をするとなんか重いというか、支えにくくて、あれこれやってみた結果、ちょっと短く持つとややよいようだった。
何が始めのころと違うのかというのをいっしょうけんめい思い出してみると、要するに弓の毛がやや伸びてしまって、ねじをたくさん締めないと張れない状態になっていて、バランスが変わってしまっていたらしい。
弓の軸の黒い皮が巻いてあるところと、毛を張っているパーツ(フロッグ)の隙間が広くなっていたのだ。(写真は、毛を替えたあとの正常な状態)
通常でいう「毛の寿命(つるつるになる)」のほうであれば、マサさんのブログに「延命策」が載っていたので、もしマネしたい人がいたら…でもやっぱりあんまりマネしないほうがいいと思うけど…(^^;; 勇気があったら試してみてください(!)
それで結局、弓を替えてみたら、無事、普通の場所を持って弾けるようになった。めでたしめでたし。とはいっても、ちょっとしばらく変な持ち方を試してみたりしていたもんだから、戻すまでにちょっとかかった。これも、発表会の直前になって替えるよりちょっと余裕もって替えたほうがいいかもしれない。
「これも」と書いたが、つまり弦もそうだが、弓の毛も、という意味だ。弓の毛替えをする前、弓のバランスが悪くて弾きにくいというのと、音色がくすんだような、濁ったような、あまりいい音でないというのが気になっていた。音色のほうも、弓のせいなのかどうか…
弓のひっかかりが悪いとかで音色に影響が出ていたならともかく、私の場合は、単に超古いというだけで、あまり使ってなかったから(笑)、弓の毛を替えても音色のほうは別に改善しなかった。これはやっぱり弦も替えてみるでしょう。
それで、弦も替えてから、その晩に「SOS2010春の陣」収録となったんだけど、これはかなり失敗だった。確かに音色の濁った感じは取り払われたが、取り払われすぎて、金属的な硬い音が耳につく。
ただし、かねてから懸案事項だったD線の弾きにくさは解消された。駒が高かったのを削ったことで、「弾きにくさ」の8割が改善されたとすれば、残りの2割は弦の特性? 劣化? とも関連していたようで、弦を替えたあと、特に他の弦と比べて弾きにくいとは感じなくなった。
それで、気になっていた部分が解消されたのでそのまま録音決行してしまったんだけど、それから数日たつとどんどんよくなってきて、硬さはとれ、音色がぐっとよくなってきた。
ともかく本番当日に弦を替えたりしちゃいけないことは常識だそうなので(^^;; これから初めて弦を替えようとしている方はお気をつけください。
今回の件でわかったことは、バイオリンの場合、ちゃんとメンテしておけるかどうかというのは「腕」の一部といってもいいほど演奏に影響するということ、メンテにはなんだかんだとお金がかかるので、バヨ本体にお金をつぎ込んで弦を買うお金をケチらなきゃいけないなんてことのないように…メンテ代込みで予算を考える必要があるってことかな。
それであの…「時の記憶」は録音しなおしましたので、よろしければビフォーアフターをお楽しみください。
弦を替えた当日の録音
6日経ったところで再録音
今日のお弁当:
久々ですが別に変わり映えはしません(^^;;
鶏団子、しゅうまい、ブロッコリー、こんにゃくきんぴら、ゆで野菜(だいこん、にんじん、かぼちゃ)
はなひめ昨日の勉強
なし(-_-;;…えぇもぅずーっと。。
本やブログや、あちこちを見ると、「早くて半年くらい」? 練習時間にもよる、と。要するに毛が磨耗してつるつるになって、ひっかかりが悪くなってくるから替えなきゃいけないのだ、と私は理解した。
私の場合、なにしろ練習時間が短かったから…よそのブログで、初心者でも○時間練習した、なんてのを見かけるけど、私は20分以内の練習しかしてなかったし、それでいくと、毎日一時間の練習をする人が半年なら一年半は持つのか?? とか…
ただ、私の弓の場合は、使用時間としては短いけれど、なにしろ古くて、バイオリン購入時(はるか10年近く前)のままだったので、それがどう影響するのかしないのかということを知りたかったのだが、使わないで放置してあった弓の毛がどうなのかということについて書いてあるものは見つからなかった(そりゃそうだ)。
それで、9月に習い始めてから数ヶ月たち、2月の発表会が過ぎたあたりからなんとなく…弾きにくいような気がしてきて、それで、弦楽合奏のときに数人の弓を貸してもらって、やっぱり私の弓はちょっと変な具合になっている、という確信を得た。
相変わらず、別に毛が磨耗した感じはなく、ひっかかりはちゃんとあったのだが、バランスが悪い。普通の持ち方をするとなんか重いというか、支えにくくて、あれこれやってみた結果、ちょっと短く持つとややよいようだった。
何が始めのころと違うのかというのをいっしょうけんめい思い出してみると、要するに弓の毛がやや伸びてしまって、ねじをたくさん締めないと張れない状態になっていて、バランスが変わってしまっていたらしい。
弓の軸の黒い皮が巻いてあるところと、毛を張っているパーツ(フロッグ)の隙間が広くなっていたのだ。(写真は、毛を替えたあとの正常な状態)
通常でいう「毛の寿命(つるつるになる)」のほうであれば、マサさんのブログに「延命策」が載っていたので、もしマネしたい人がいたら…でもやっぱりあんまりマネしないほうがいいと思うけど…(^^;; 勇気があったら試してみてください(!)
それで結局、弓を替えてみたら、無事、普通の場所を持って弾けるようになった。めでたしめでたし。とはいっても、ちょっとしばらく変な持ち方を試してみたりしていたもんだから、戻すまでにちょっとかかった。これも、発表会の直前になって替えるよりちょっと余裕もって替えたほうがいいかもしれない。
「これも」と書いたが、つまり弦もそうだが、弓の毛も、という意味だ。弓の毛替えをする前、弓のバランスが悪くて弾きにくいというのと、音色がくすんだような、濁ったような、あまりいい音でないというのが気になっていた。音色のほうも、弓のせいなのかどうか…
弓のひっかかりが悪いとかで音色に影響が出ていたならともかく、私の場合は、単に超古いというだけで、あまり使ってなかったから(笑)、弓の毛を替えても音色のほうは別に改善しなかった。これはやっぱり弦も替えてみるでしょう。
それで、弦も替えてから、その晩に「SOS2010春の陣」収録となったんだけど、これはかなり失敗だった。確かに音色の濁った感じは取り払われたが、取り払われすぎて、金属的な硬い音が耳につく。
ただし、かねてから懸案事項だったD線の弾きにくさは解消された。駒が高かったのを削ったことで、「弾きにくさ」の8割が改善されたとすれば、残りの2割は弦の特性? 劣化? とも関連していたようで、弦を替えたあと、特に他の弦と比べて弾きにくいとは感じなくなった。
それで、気になっていた部分が解消されたのでそのまま録音決行してしまったんだけど、それから数日たつとどんどんよくなってきて、硬さはとれ、音色がぐっとよくなってきた。
ともかく本番当日に弦を替えたりしちゃいけないことは常識だそうなので(^^;; これから初めて弦を替えようとしている方はお気をつけください。
今回の件でわかったことは、バイオリンの場合、ちゃんとメンテしておけるかどうかというのは「腕」の一部といってもいいほど演奏に影響するということ、メンテにはなんだかんだとお金がかかるので、バヨ本体にお金をつぎ込んで弦を買うお金をケチらなきゃいけないなんてことのないように…メンテ代込みで予算を考える必要があるってことかな。
それであの…「時の記憶」は録音しなおしましたので、よろしければビフォーアフターをお楽しみください。
弦を替えた当日の録音
6日経ったところで再録音
今日のお弁当:
久々ですが別に変わり映えはしません(^^;;
鶏団子、しゅうまい、ブロッコリー、こんにゃくきんぴら、ゆで野菜(だいこん、にんじん、かぼちゃ)
はなひめ昨日の勉強
なし(-_-;;…えぇもぅずーっと。。
腕がイマヒトツなのか弓毛がイマヒトツなのか分からなかったし、先生との会話の中で1年半換えてないと言ったくらいです。
毛換えだけでなく松脂を替えるとまた違う印象になりますよ。
んで、弦楽器はどちらかに傾けて弾くので、片方の毛が減るんです。
それで張って使ってると弓に負担がきます。
早めの毛換えをお勧めしますよー。
あと、毛換えをしたら、松脂をよーく塗って下さいね。
松脂量が毛に浸透するまで、毎日弾いて1週間はかかる、というのが私の感覚です。
ですので、弦も毛も、本番直前の換えはお勧めしませんですー。
私の場合、バイオリンを作ってみて「おぉ」と思って駒を削り、他の人の楽器を借りて「おぉ」と思って弓の毛を替え…と、比較してようやく納得という感じで行動を起こしています(^^;;
松脂は、習いたてのときに既に買い換えてます(^^)
発表会の時期を考えてメンテ時期を決めるのがよさそうですね、余裕もって。。
このへんをケチると幸せになれない(笑)ということがようやくわかってきたので、早めを心がけたいと思います。その分、本体の買い替えは遠くなるかも(^^;;