吹き抜けに響くピアノ、そして手作りピザ

昨日は「ピアノとピザの会」に行ってきました。昨年末にあった「○○さんを囲んでだらだらする会」の流れで企画されたものです。

私とよしぞうが、担当分の「ワインとおつまみ」を持ってお昼ごろにHさん宅に到着すると、既にBuckeyeさん+ばっかいず世話係さんは「お宅拝見」中、出張手作りピザ担当のOさんは既にピザの下ごしらえを終えて焼くばっかりになってました。

キッチンは、オールステンレスの広々したアイランド型で、壁側には業務用のハイカロリーバーナーあり、ガスオーブンありで「ごりっ」としたこだわりが感じられます。かっこいいキッチンを使えるOさんはなんだかうれしそうです。

私も早速、二階を見学させてもらいました。吹き抜けに面した居心地よさそうな書斎スペースから見下ろすと、グランドピアノ～(^^) ピザをオーブンに入れたOさんが、気分よさそうに弾き語り中。音が高い天井にほわんと響いてとてもいい感じです。

一階に降りて、フォーレのノクターンを弾いてみると、いやこりゃ気持ちいいわ。。グランドピアノもなかなか弾きやすい良いピアノなんですけど、これは部屋全体がいいのね。ちょっと突然うまくなった気分です。

Hさんに「めちゃめちゃ気持ちいいです～」と言うと、「明らかに昨日より音がよくなりました」と。つまり、この部屋にはものがいっぱい置いてあったんだけど、昨日いっしょうけんめい片付けたんだとか。そうすると響きがよくなって、だいぶ変わったそうなんです。

それからワインをあけてピザタイム。次々とおいしい手作りピザが出てきて、具がぜんぶ違うの。なんと七枚目まで、同じものはありませんでした。蟹・エビ・鮭がゴージャスにてんこもりになったのとか、いろいろきのこが炒めて乗せてあるのとか、おつまみ向きのアンチョビピザ(辛め)とか。

具が二巡目に入って、10枚目でもうみんなギブアップ。何をどうしてももう入りません～。胃袋は10個あったんだけど、ということはフル一枚分ですか。うむ。

お腹がいっぱいになると、音楽タイム。Hさん(妻)は前からバイオリンをやってみたくて気になっていたそうなので、バイオリンをお貸しする。とりあえず構えて、開放弦を鳴らしてもらうと、おぉ、けっこうよく鳴ります。一個所だけ押さえるのを説明して「レ・レ・ラ・ラ・シ・シ・ラー」。きらきら星だ!!(^^) ピアノと違ってダイレクトに体に響きが伝わってくるのがおもしろいって。それと部屋の響きもいいんですね。足に気持ちいい木の床なんですけど、これがミソかも。

で、バイオリンもいいんですがここはやっぱりせっかくだからピアノの響きを楽しまないとね。なので、バッハのガボットを弾くから伴奏をお願いします、というと、「初見は苦手なのよね～」といいながらまず右手だけ伴奏を弾いて合わせてくれました。次いでだんなさん(H氏)を連れてきて、なんと右手部分と左手部分の分業体勢でばっちり伴奏をこなしてくれました。

確かに、分業すれば譜読みは楽になるけど、合わせるのってけっこう難しいですよね。連弾慣れしているようで、合わせはばっちりです。お二人の連弾で「結婚行進曲」も弾いてもらいましたがほんとに素敵!! 華やか!!

ばっかいず世話係さんと私で、「夫婦で連弾、いいわよねー」としきりにうらやましがるが、男性陣からは反応ナシ。「まぁいいわ、連弾は私たちでやればいいよね」「今度のホームコンサートは連弾特集にする??」…でも実際問題、ピアノ連弾を当日合わせで、ってのも難しいし、お互いがもっと暇にならないとね。はぁ～

ピアノ、バイオリンの他に、Buckeyeさんが持ってきたギター、Oさんが持ってきたハーモニカなどもあり、にぎやかな午後になりました。とにかく、おいしくて楽しくて、幸せ～(^-^) HさんOさんありがとう!!

いや～、グランドピアノには憧れていたけど、それを置く場所ってのも満足度に大きく影響するのね。それにしても、グランドピアノだけでもなんなんですけど、「吹き抜けの部屋」まで追加されると、高い夢だこと。

グランドピアノ自体は、Hさん(妻)が小学校六年生のときに「勘違いした親」が買ってくださったものだそう。「これだけ活用されているからには『勘違い』ではないですよね」と私がいうと、「今はね。一時は弾くのも嫌という感じでしたよ。グランドピアノを買ってくれるというのは、うれしくもあるけど、すごいプレッシャーでした」…うーん、、そうですね。ピアノは重いものなんです。

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フォーレのノクターン第四番の現状
バイオリンにカルメンに、手を広げすぎてピアノをあまり弾いていない状況の中、発表会に間に合うのか!? 昨日グランドで録音すればよかったんですけど、これは土曜日に自宅のアップライトで録音したものです。とりあえず、いっぱいつっかえてるけど、全曲通してみて、話はそれから。。