アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: ありのままから出発すること(四年生)

2009年10月25日 | 高専生活
四年生の担任、M先生とまたろうはなんだかとっても相性がよいらしい。休日に地域のお祭りで先生に会ったときのまたろうのうれしそうな顔!! 先生も楽しそう。

M先生はとても力量のある先生だけれども、ちっとも優等生タイプの人ではなくて、なんでもご本人のお話によれば、小学生のころは、ぼ~んやりしたトロい子と言われていたとか。それが実際のところどうだかは知らないんだけど、「かくあるべき」という堅すぎるものがなく、すごく幅が広い感じがする。

-----------------
家から: 「Algo」という数あてゲームに夢中。時かまわず勝負を挑まれます。

学校から: 夢中になるものがちゃんと見つかっていいね。夢中になれないことに目を向かせる方法、見つけ出すよう私の努力目標。

家から: 「しおり」がないので宿題も支度もできず、「やることやった?」と聞くと「すんだ」と済ましていたまたろうです(怒)

学校から: あるある。確認すればよかったですね。

家から: 昨日も今日も学習カード書かずにお友達にTEL、たるんでます。

学校から: ここがまたお笑いで、まちがっていたんです。笑っちゃいました。

家から: 今日は書いてきましたね。あってるのかな
-----------------

全体に、とてもウェットな応援をしてくださっているのを感じるのだが、それでも親や祖父母のそれとは違って、プロの技を尽くして何がしかまたろうなりの先を目指させようとしている。

-----------------
家から: のろのろ病ちっとも治りませんが、「ときどき」がんばります。スムーズなときは本人も気分よし。

学校から: このときの気分をしっかり覚えることも大切ですよね。書初め集中しました。

家から: 今はコロボックルのシリーズにはまっています。

学校から: 今日はみんなに読み聞かせしてくれました。今日は朝から絶好調。みんなで半分からかったりしながら絶好調を喜びました。

学校から: 学校ではプリントの提出(文章題)がよくないです。

家から: 重要情報をありがとうございました。(1)(2)はなくしてしまい、親にしかられたくなくて学習カードの「宿題」欄をわざわざ消しゴムで消していました

学校から: ハハハ もう、またろう君でなければ怒り狂うところまたろう君だと笑ってしまう、いけませんね。しっかり注意しました。宿題は学校でやらせました。今週は提出物週間です(笑)

学校から: やっぱり少しそわそわしています。一対一でなるべく話して落ち着いて取り組めるようにしています。

家から: すみません、家でもつっちゃかつっちゃかしています。でもなんだか楽しそう。こんなにたくさんしかられているのになぜ??

学校から: それは言えてます。グラフのときも保健でも他のことしながらしっかり反応しています。しかっているのですがしかりきれないところがあります。少しずつ落ち着いてくれてます。
-----------------

何か決まったメソッドがあるのではなく、ただ愛情を持って子どもを見つめて、いつも現実から出発して一歩先に誘う。生活をきちんとすること・学習を進めること・友人とうまくやれるようにすること、そしていつも本人が好奇心を持ち、自分に自信を持って、次に進むエネルギーが満タンになっているようにすること。

いろんな方向を見ながら、少しずつ。

四年の間は、先生とまたろう、先生と私たち親のしっかりほんわかした信頼関係のもと、とても快適な一年間を過ごすことができた。終わりに近づいてくると名残惜しくて…五年生に上がるときには確実にクラス替え、担任替えがある。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 公文、D教材の壁を越えて | トップ | 高専ロボコン: ハイジマさん... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Yoko)
2009-10-26 09:14:40
うちの息子2も、1・2年の担任の先生は上の子の担任から引き続きだったこともあり、連絡帳が交換日記状態でした^^

3年になってからの担任は若い男の先生だからか、あちらもちょっと肩に力が入っている感じで交換日記とは行かず…大人同士のコミュ二ケーションが少ないので、両者の捉えかたにずれがありそうです。
男の子なので男の先生で嬉しそうだし、違った視点で働きかけてくれるのもいいかな、と様子を見ていますが、

>夢中になれないことに目を向かせる方法、見つけ出すよう私の努力目標

なんて日常の中で書いてくれる先生、ちょっとうらやましいなぁ。
返信する
> Yokoさんへ (アンダンテ)
2009-10-26 19:32:24
大人同士が密に連絡を取り合っていれば、「こういうふうにしたらどう思われるだろうか」という心配をせずに、いいと思ったことを試せるし、たいへん過ごしやすいですね。
先生のほうも実は、そういった心配をいろいろしているもので、交換日記の信頼を元にこうやってみようか、ああやってみようかという面があったようです。
返信する

コメントを投稿

高専生活」カテゴリの最新記事