弓の毛替えも無事に済んで、弾きやすくなりましたよ~と見せようとして、はりきっていた私。
幸い、今日はちょっと時間にゆとりがあったので、ごはんの支度をしながら音階とかでちょっと音出しして、それで時間になったのでレッスンへ。先生に、「いや~良くなりましたよ、やっぱりアレ、持ちにくかったですよ」などと話をしながら、ケースを開けると、ややっ(o_o;;
弓がありません(-_-;;
別に、道に落としたりするよーなもんじゃないので、明らかに家に忘れてきたんですね。そういえばさっき、時間を惜しんでこまごまと音出ししてて、ちょいとどっかに弓置いて、鍋の具合をみて、またろうに指示を出してそのままバイオリン本体だけしまったみたい。
「どうしましょう」というと、先生の弓を貸してくださるという。まー、家に戻るとレッスン時間終わりそうな勢いだし、弓がなくちゃ始まらないけど、先生の弓って高そうだから緊張するね。レッスン室は脅威の狭さなんで、実際よく壁にぶつけたりしてるし。
で、おそるおそるお借りして弾いてみると、これがむっちゃ弾きやすいの。私の弓より少し軽くて、ほんのりした弾力が吸い付くような感じ。
気分よく弾けて、ト長調とホ短調の音階+アルペジオはマルをもらう。もっとも、音階だから、マルもらったからもういいやってもんでもないけど…今回スラーやらなかったし…
アルペジオ部分、音が一発で取れなくて探ってしまいやすいんだけど、前の音を残して(スラーで)次の音、またその音から始めてスラーで次の音…というように、響きを残して次の音を狙うような練習をすると音程がとりやすいそうです。確かに、それやってからもう一回普通に弾くと、音程がぐっと良くなりました。
ガボットは、やっぱり弓がいいとだんぜん弾きやすくって、しかも「インフェルド赤」もすっかり馴染んでよく鳴るから、これまで自分が弾いた中ではいちばんちゃんと弾けたと思う。弾きにくいところはほぼ二個所に絞られて
(1) A線のラ#が出てきて、「1-1」と指をすべらせるところ
(2) 三音スラーの分の弓を一音のスタッカートで戻すところ
で、(1)のほうは、早めの指準備…前の音を弾いている間に…(2)のほうは、三音スラーのほうで弓節約(小さい音でいいところでもあるので)というコツを習った。説明聞いたあとに部分的に試すとうまくいくんだけど、全体弾いてそれがさっとででくるかどうかは別問題。
ここまでで、だいたい「音が並んだので」次に強弱についての話。大きく弾くところは弓をたくさん使い、小さく弾くところは少し使う。特に、その移り変わりのときに意識しないとうまくいかないんだけど、先生が説明のために弾くとそりゃぁ、魔法みたいにうまくいくんだわ(笑) 演奏として弾くのとは違う、説明のためにわかりやすく弾いてくれていたので、これは録音したかった~今度からやっぱり録音機持っていこう。
それから教本をどっと戻って本来の位置、「若き日の」をやってマルをもらい、次の宿題はハ長調、「アンダンテ」。先生は「アンダンテさんですね」とにっこり(この間、ブログのことを教えたので)。
その次の、「アウリスのイフィゲニア」は、時間があったら…まぁ、ガボットがあるからやらなくていいかな、ということで、保留。いちおう、最初の「三音いっぺんに出す和音」の謎について聞いてみたんだけど、このテキストの説明はつまり、三弦のうち真ん中の位置が高いところ、それをあらかじめ弓でつぶして平らにしておいて一気に三弦弾くという意味でいっているそうだ。
でも、それだと音がつぶれる感じでかえってあまりきれいではないので、先生のお奨めは、「下-中」「中-上」の二音ずつで弓をすべらせ、下の弦の響きをなんとなく残す弾き方。とにかく、弓をすべらせたあとが単音(上だけ)にならないようにとのこと。
* * *
バイオリンをしまいながら、「インフェルド赤」の話をした。張ってそのすぐのときは、ものすごく金属的な音がして、どうしようかと思ったんだけど、馴染んできてとてもよくなったというと、先生は、「どの弦もだいたいは、張ってすぐは金属的な音がしますよ。ひっぱって張られると、だんだん馴染んでくるのね。馴染むのにどのくらいかかるかは弦によって違うみたいで、一週間くらいかかることもあるんです」
だから、世の中には「弦伸ばし器」というものがあって、ペグがついててバイオリンのネック部分のみみたいな器具だそうです。新しい弦をそこに張って伸ばしておけば、弦を取り替えたときにすぐからよく鳴るというわけです。
けど実際に「弦伸ばし器」を使っている人は滅多にいなくて、先生が学生のときだか、お一人いたそうです。弦が切れてもすぐ変えられるように、オケで弾くときにもいつも傍らに、弦伸ばし器に弦をセットした状態のものを置いていたとか。
弦なんてそんなにちょくちょく切れるわけじゃないので、でも先生が見ている中で一度だけ、弦がほんとに切れて、得意満面、弦を張り替えて弾き続けたんだって…
世の中、いろんなことを考える人がいるもんです。
幸い、今日はちょっと時間にゆとりがあったので、ごはんの支度をしながら音階とかでちょっと音出しして、それで時間になったのでレッスンへ。先生に、「いや~良くなりましたよ、やっぱりアレ、持ちにくかったですよ」などと話をしながら、ケースを開けると、ややっ(o_o;;
弓がありません(-_-;;
別に、道に落としたりするよーなもんじゃないので、明らかに家に忘れてきたんですね。そういえばさっき、時間を惜しんでこまごまと音出ししてて、ちょいとどっかに弓置いて、鍋の具合をみて、またろうに指示を出してそのままバイオリン本体だけしまったみたい。
「どうしましょう」というと、先生の弓を貸してくださるという。まー、家に戻るとレッスン時間終わりそうな勢いだし、弓がなくちゃ始まらないけど、先生の弓って高そうだから緊張するね。レッスン室は脅威の狭さなんで、実際よく壁にぶつけたりしてるし。
で、おそるおそるお借りして弾いてみると、これがむっちゃ弾きやすいの。私の弓より少し軽くて、ほんのりした弾力が吸い付くような感じ。
気分よく弾けて、ト長調とホ短調の音階+アルペジオはマルをもらう。もっとも、音階だから、マルもらったからもういいやってもんでもないけど…今回スラーやらなかったし…
アルペジオ部分、音が一発で取れなくて探ってしまいやすいんだけど、前の音を残して(スラーで)次の音、またその音から始めてスラーで次の音…というように、響きを残して次の音を狙うような練習をすると音程がとりやすいそうです。確かに、それやってからもう一回普通に弾くと、音程がぐっと良くなりました。
ガボットは、やっぱり弓がいいとだんぜん弾きやすくって、しかも「インフェルド赤」もすっかり馴染んでよく鳴るから、これまで自分が弾いた中ではいちばんちゃんと弾けたと思う。弾きにくいところはほぼ二個所に絞られて
(1) A線のラ#が出てきて、「1-1」と指をすべらせるところ
(2) 三音スラーの分の弓を一音のスタッカートで戻すところ
で、(1)のほうは、早めの指準備…前の音を弾いている間に…(2)のほうは、三音スラーのほうで弓節約(小さい音でいいところでもあるので)というコツを習った。説明聞いたあとに部分的に試すとうまくいくんだけど、全体弾いてそれがさっとででくるかどうかは別問題。
ここまでで、だいたい「音が並んだので」次に強弱についての話。大きく弾くところは弓をたくさん使い、小さく弾くところは少し使う。特に、その移り変わりのときに意識しないとうまくいかないんだけど、先生が説明のために弾くとそりゃぁ、魔法みたいにうまくいくんだわ(笑) 演奏として弾くのとは違う、説明のためにわかりやすく弾いてくれていたので、これは録音したかった~今度からやっぱり録音機持っていこう。
それから教本をどっと戻って本来の位置、「若き日の」をやってマルをもらい、次の宿題はハ長調、「アンダンテ」。先生は「アンダンテさんですね」とにっこり(この間、ブログのことを教えたので)。
その次の、「アウリスのイフィゲニア」は、時間があったら…まぁ、ガボットがあるからやらなくていいかな、ということで、保留。いちおう、最初の「三音いっぺんに出す和音」の謎について聞いてみたんだけど、このテキストの説明はつまり、三弦のうち真ん中の位置が高いところ、それをあらかじめ弓でつぶして平らにしておいて一気に三弦弾くという意味でいっているそうだ。
でも、それだと音がつぶれる感じでかえってあまりきれいではないので、先生のお奨めは、「下-中」「中-上」の二音ずつで弓をすべらせ、下の弦の響きをなんとなく残す弾き方。とにかく、弓をすべらせたあとが単音(上だけ)にならないようにとのこと。
* * *
バイオリンをしまいながら、「インフェルド赤」の話をした。張ってそのすぐのときは、ものすごく金属的な音がして、どうしようかと思ったんだけど、馴染んできてとてもよくなったというと、先生は、「どの弦もだいたいは、張ってすぐは金属的な音がしますよ。ひっぱって張られると、だんだん馴染んでくるのね。馴染むのにどのくらいかかるかは弦によって違うみたいで、一週間くらいかかることもあるんです」
だから、世の中には「弦伸ばし器」というものがあって、ペグがついててバイオリンのネック部分のみみたいな器具だそうです。新しい弦をそこに張って伸ばしておけば、弦を取り替えたときにすぐからよく鳴るというわけです。
けど実際に「弦伸ばし器」を使っている人は滅多にいなくて、先生が学生のときだか、お一人いたそうです。弦が切れてもすぐ変えられるように、オケで弾くときにもいつも傍らに、弦伸ばし器に弦をセットした状態のものを置いていたとか。
弦なんてそんなにちょくちょく切れるわけじゃないので、でも先生が見ている中で一度だけ、弦がほんとに切れて、得意満面、弦を張り替えて弾き続けたんだって…
世の中、いろんなことを考える人がいるもんです。
一瞬ほしいと思ってしまいました(笑)
それにしても、やっぱりいい弓は良いんですね。
やっぱり、私も新しい弓にしよう。
私は鈴木3巻で6連発でした。新バヨは3連発でしたっけ?
移弦がなければまだ楽なんじゃないかと思います。
そこまで考える人は、セカンドバイオリンもお持ちでしょうから、そっちに張っとけばいいんじゃないかなー。
弓で弾き心地はぜんぜん違います!!
なんかもう購買欲がむくむくと…
そう、移弦はひじょーに問題です。せわしいときは特にね。でも昨日の弓はよかったぁ(まだいってる)。
フォークギターになると、張り替えた時のシャリーンってのがほしい、って事がよくあって、レコーディングや本番直前に張り替えてました。
今日で一週間たったので、「インフェルド赤」はだいぶこなれていい感じになってきました。