大航海時代から一章戻って、「ルネッサンス」の章を読み始めると、
(世界史B 講義の実況中継(2))
←時間も本棚も足りなくなります
まぁいくつかの美術作品(ピエタ像とか)の写真は入ってるんだけど、白黒で、小さいとどうもね。
ばっかいず世話係さんが推薦してくれた
「詳説 世界史図録(山川出版社)」
は、さすがにピエタ像も作品の迫力が多少は伝わるカラー写真。世界史の本を読みながら参照しやすいようにぎゅっとまとまって配置され、ちょこっと載っている説明文も「この聖母が30歳を過ぎた息子を抱く母としては若すぎるという批判もあるが、そうした現実味を超越した作品といえよう。」とかパンチが効いている(^^;;
だから、「講義の実況中継」を読みながら、「図録」も参照できると楽しいと思うんだけど、なにしろ私が本を読むのは電車の中限定なので、そんなところで嵩張る重たい本を二冊取り回すとかねー、さすがに無理なので。
帰りは、乗り換え駅まで座れることが多いので、「実況中継」を読みながら
スマホで作品画像検索!!
なんて手も試してみた。なかなか具合よかった。
なにしろ検索すれば、(参考書で言及されているようなもので)見つからない作品なんてないし、カラーで見られるし解説も検索しほうだい。
絵画や彫刻だけではなくて、ダンテの「神曲」とかも検索するとあらすじまで読めちゃいます。便利。
まぁ、分厚い本一冊開きーの、もう片手でスマホ検索しーの、というと座れるとき限定。「実況中継」単独でも、満員電車で立ってるときには不向きだ。
それで、コンパクトで、それ一冊で完結している読み物…と考えていたら、ついつい、出来心で、
漫画版 世界の歴史 (集英社文庫)
に手を出してしまいました。大人買い全巻。箱つき。
そしたらこれがたいそう具合よくて、すっかり気に入ってしまいました。
学習漫画の類で、確かに漫画の体裁になっているけど漫画の作りとして意味がないもの、これって挿絵がついてるだけで要するに解説文読まないとわけわからんじゃないの、というような商品はけっこうあるものですが、絵もよくて漫画のストーリーとしてもしっかりしてて、ちゃんと独立で読める。
漫画一冊(10分冊なので全体の1/10ということ)を読んでから、「実況中継」に戻ってくるともっとおもしろい。
漫画を読んでる間は、そうそう、大航海時代の前はイタリアが貿易拠点だったのよね(豊かじゃないと文化どころじゃないものね)とか漠然と思ってるけど、「実況中継」に戻って、最初にルネッサンスが展開したのはフィレンツェで、ここは金融業や毛織物業で栄えていたところというのがわかります。「フィレンツェという町は内陸の町で、ヴェネチアのような港町ではありません。これは間違えないように。」はいはい。間違えそうでした。
そして、絵の得意なダ・ヴィンチ、彫刻の得意なミケランジェロ、張り合ったり反発したりしながらも、お互いの作品を模写してたりして(ファンなのね)、そんないきさつを「世界の歴史」で読み、また「マンガ西洋美術史02」でも読み、とかしていると、あぁ~実際のところどうだったんだろう~とか…
二人の幻の対決とか…
(あぁなんで絵具流れちゃったの~もったいない)
二人とも絵はうまいんだけど、全体の構図とか背景とかにも重要性があるタイプのダ・ヴィンチ
と、あくまで人間の体「推し」のミケランジェロ
は傾向が違いますよね。
いろんな角度から行きつ戻りつしていると楽しいんですが…
まだルネッサンスから抜けられない(笑)
あと、ついいろいろ買っちゃったのでお金がかかる(^^;;
まぁ今回の「世界史マイブーム」で買っちゃった本を全部読み終わるまではずいぶんかかりそうですけどね。あ、でもみしぇるさんがお奨めしてくれた「砂糖の世界史」もほしい…
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
(世界史B 講義の実況中継(2))
←時間も本棚も足りなくなります
まぁいくつかの美術作品(ピエタ像とか)の写真は入ってるんだけど、白黒で、小さいとどうもね。
ばっかいず世話係さんが推薦してくれた
「詳説 世界史図録(山川出版社)」
は、さすがにピエタ像も作品の迫力が多少は伝わるカラー写真。世界史の本を読みながら参照しやすいようにぎゅっとまとまって配置され、ちょこっと載っている説明文も「この聖母が30歳を過ぎた息子を抱く母としては若すぎるという批判もあるが、そうした現実味を超越した作品といえよう。」とかパンチが効いている(^^;;
だから、「講義の実況中継」を読みながら、「図録」も参照できると楽しいと思うんだけど、なにしろ私が本を読むのは電車の中限定なので、そんなところで嵩張る重たい本を二冊取り回すとかねー、さすがに無理なので。
帰りは、乗り換え駅まで座れることが多いので、「実況中継」を読みながら
スマホで作品画像検索!!
なんて手も試してみた。なかなか具合よかった。
なにしろ検索すれば、(参考書で言及されているようなもので)見つからない作品なんてないし、カラーで見られるし解説も検索しほうだい。
絵画や彫刻だけではなくて、ダンテの「神曲」とかも検索するとあらすじまで読めちゃいます。便利。
まぁ、分厚い本一冊開きーの、もう片手でスマホ検索しーの、というと座れるとき限定。「実況中継」単独でも、満員電車で立ってるときには不向きだ。
それで、コンパクトで、それ一冊で完結している読み物…と考えていたら、ついつい、出来心で、
漫画版 世界の歴史 (集英社文庫)
に手を出してしまいました。大人買い全巻。箱つき。
そしたらこれがたいそう具合よくて、すっかり気に入ってしまいました。
学習漫画の類で、確かに漫画の体裁になっているけど漫画の作りとして意味がないもの、これって挿絵がついてるだけで要するに解説文読まないとわけわからんじゃないの、というような商品はけっこうあるものですが、絵もよくて漫画のストーリーとしてもしっかりしてて、ちゃんと独立で読める。
漫画一冊(10分冊なので全体の1/10ということ)を読んでから、「実況中継」に戻ってくるともっとおもしろい。
漫画を読んでる間は、そうそう、大航海時代の前はイタリアが貿易拠点だったのよね(豊かじゃないと文化どころじゃないものね)とか漠然と思ってるけど、「実況中継」に戻って、最初にルネッサンスが展開したのはフィレンツェで、ここは金融業や毛織物業で栄えていたところというのがわかります。「フィレンツェという町は内陸の町で、ヴェネチアのような港町ではありません。これは間違えないように。」はいはい。間違えそうでした。
そして、絵の得意なダ・ヴィンチ、彫刻の得意なミケランジェロ、張り合ったり反発したりしながらも、お互いの作品を模写してたりして(ファンなのね)、そんないきさつを「世界の歴史」で読み、また「マンガ西洋美術史02」でも読み、とかしていると、あぁ~実際のところどうだったんだろう~とか…
二人の幻の対決とか…
(あぁなんで絵具流れちゃったの~もったいない)
二人とも絵はうまいんだけど、全体の構図とか背景とかにも重要性があるタイプのダ・ヴィンチ
と、あくまで人間の体「推し」のミケランジェロ
は傾向が違いますよね。
いろんな角度から行きつ戻りつしていると楽しいんですが…
まだルネッサンスから抜けられない(笑)
あと、ついいろいろ買っちゃったのでお金がかかる(^^;;
まぁ今回の「世界史マイブーム」で買っちゃった本を全部読み終わるまではずいぶんかかりそうですけどね。あ、でもみしぇるさんがお奨めしてくれた「砂糖の世界史」もほしい…
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
お好みをご指定いただければ、いつでもお貸ししますよ~。
多分、全部持ってます (^^)
おぉ~
> お好みをご指定いただければ、いつでもお貸ししますよ~。
何が好みなのか自分でわかんないっすけど(^^;;
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
とか?
全部持っているなんて ばっかいずさんすごいですね~~@@
ミケランジェロのピエタは まじにすごいです。
バチカンでみたとき そこだけ光輝いているようでした。
あとは ボッティチェルリのビーナスの誕生とプリマヴェーラ、ダビンチのモナリザもね。
イタリアは すごくいいですよ~。
ローマもフィレンツェもベニスも 二度行きました。
イタリアは都市国家から発展しているからね。
塩野七海がそれぞれを舞台にした物語を書いていたはず。
都市によって個性が違って 面白いですよ~
ヨーロッパは いかなきゃダメよ (^_^;)
(直接会ったことはないかな?)
yoyoさんはけっこうヨーロッパいってたよね??
私も生きてるうちにはいこうかな…
イタリアってスリが多そうでちょっとこわい(^^;;
(友だち夫婦が行った時、ホテル内でパスポートすられたの)
アンダンテさんからお名前はよく伺っております m(_ _)m
>実は二人で歴史トークしたら止まらなかったりして…
そうですか!
yoyoさんにお時間があれば、歴史トーク、してみたいな~。
>塩野七海がそれぞれを舞台にした物語を書いていたはず。
「緋色のヴェネツィア」「銀色のフィレンツェ」「黄金のローマ」の三部作ですね。塩野さんには珍しい完全創作もので、それぞれの都市の性格がわかって、とっても面白いです。
「銀色のフィレンツェ」の中にビーナスの誕生とプリマヴェーラが出てくるけど、あの画の性格がすごくよくわかって、その面でもお勧め ♪
あと、現在連載中の惣領冬実の「チェーザレ」も良いです。けど11巻でまだチェーザレはピサ大学を卒業し、父ロドリーゴが教皇となるコンクラーベが始まったところ。一体完結するのかしら・・・??
こんにちは。初めまして。
そう、その三部作です。
小説としてはいまいちだけど 都市の性格がわかって面白いですよね~
私は「ローマ人の物語」を読んで 塩野七海にはまりました。
一つの文明が成立して崩壊していく過程に興味があります。
同じ理由で「海の都の物語」も好きです。
「チェーザレ」は読んだことないです。
読んでみますね~(^_^;)