アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

チェロ愛、ピアノ愛のかたち

2023年05月11日 | チェロ
レッスンのとき、教室備品のチェロの調弦が大きく狂っていたので先生が直してくれたのですが、そのとき…

     にほんブログ村 クラシックブログ チェロ初心者へ ←マイ楽器で本番演奏するタイプの楽器。

「ホコリがだいぶついちゃってるねぇ」と全体を丁寧に拭くのもやっていました。

「こういうの気になる性質でねぇ…うまい人の楽器は、キレイなんですよ」

そして先生は、楽器の置き方(一時置き)についても例を挙げて説明してくれました。

「こういうのはダメ…倒れることがあるからね。椅子に持たせかけるならこうね」

チェロの側面を床に置くやり方(よく見る)については
「こうやって置くときに大事なのはね、エンドピンを引っ込めて置くこと。エンドピンが出たままだと、チェロ本体はばっちり目に見えていてもエンドピンに気がつかないで引っかけて転ぶ人がいるから」

確かにそれは悲劇。

短いレッスン(30分)の中で溢れる「チェロ愛」が伝わってきた。音楽そのものの話というよりこの場合、楽器愛のことだけど。

楽器愛、特に「マイ楽器愛」ということならわりと負けない自信があるが(^^;;
なんとなくだけど、楽器愛のかたちがチェロとピアノで違うのかなという気もしました。

その違いはどこから来るのかというと、
・チェロはうっかりで壊れることがある
・チェロはステージ上の演奏もマイ楽器で行う

これってけっこう大きい違いですよね。ピアノって、うっかりではあまり壊れない楽器で、もちろん鍵盤を乱暴に叩くとかはダメだけど、うっかり落としちゃったとか躓いたとかで壊れることはないし、ぶつけるというのもそんなにない(楽器を動かさないから)。

ピアノについて、慎重になるとすれば湿度のこと、それと、信頼できる調律師さんにお願いするということでしょうか。

ピアノ愛があるからといって、ホコリをせっせといつも全体拭きあげているかというとそうでもない…マイ楽器を持っていって発表会に出るわけじゃないからかな??

今のところ、私のチェロはレンタルなんで、そこまで深く愛すというのはたぶんないのですが、でも一目見たとき色がピピッと来たとか、なんとなくわりと好きなんですよ。それと実際問題、無事返却しなきゃいけないんで、注意深く、愛をもって扱いたいと思います。使わないでとっておくという意味ではもちろんない…それは逆に愛がない…一年後、自分の気持ちがどんなふうに育っているかちょっと楽しみですね。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアロビ、三度目の正直

2023年05月10日 | 生活
今日は、市のエアロビ教室、三回目でした。

     にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ ←嫌ではない範囲で運動できればまぁ上出来

週に1回のペースが基本ですが、先週はGW(祝日)と重なりお休みでした。まぁ仮に確実に週1であったとしても運動として効果あるかどうか怪しい頻度ではありますが。

ほんとは、間に1回でも、YouTubeのエアロビ動画とか見て家でやってみたらどうかと思ったんですが。思っただけw

でもね、同じことをやるのに楽にできるようになるのが「効果」だとしたら既にずいぶん効果あったことになります。

初回はほんとにたいへんで、一時間無事に参加できるかドキドキなくらいでした。
なので自分で勝手に負荷を下げて(笑)

歩幅を狭くするとか、膝を曲げるべきときにあんまり曲げないとか。
要するに、おゆき先生指導みたいに無駄な上下運動を減らすんですよ。いや運動なんだから無駄じゃないんですがね、この場合は…

ともかく、同じ(というのが言い過ぎなら、似た)動作をしつつそれを小さくすることで負荷の調整ができますね。

それでなんとか持たせたんですよ。最後まで。

二回目は、一回目より楽に感じたんですが、でもそのときは午後に外せない予定があったので、大事をとって(^^;;
一回目と同様に、小さい動作にしてセーブしながら済ませたんです。

それが今回、三回目はいちおう先生がやってるのと概ね似た感じに動くよう心掛けても(必ずしもできているわけではないが)、そんなにヨレヨレにならずに終わりました。

初めてちゃんと参加できた、三度目の正直!!

ただし、こんな頻度と強度の運動でこんなすぐ体力がついたとかそういうことではたぶんなく、
動きに慣れたというか…

たとえば、動作を間違えて「こっち」と思ってちょい動き出したところで、いや「あっち」だったと急な軌道修正したらググッと大きな力がいりますよね。もちろん、外から見たときも「動きがきれいでない」ことになりますが、それだけでなく本人も疲れる。

ちゃんと、こうしてからこうするのね、と流れが頭に入っていて、正しく予測しながら動いていれば、自然な動作になって、ロスは少なく、見た目もきれいになるわけです。

なんかアレですね、譜読みしたてで「あっ違った」とかちょくちょく思いながら無理くり音を並べて弾いてれば疲れるし音は汚いし、なんとなくそんな感じよね。

無理なく流れにのって、楽に動けるようになったら、次はより大きくとか、キレのある動きにしようとか、あるいは複雑な動きにしていこうということになるんですね、たぶんね。というわけで、エアロビも、まったく楽しくないわけではない、がしかし、たいして楽しくはないのでw どうかなぁ、続くかなぁ

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごいチェロを弾きました

2023年05月09日 | チェロ
今日のチェロレッスンは、いつもの先生が急なお休みで、代わりの先生が来ました。

     にほんブログ村 クラシックブログ チェロ初心者へ ←いい楽器弾くと幸せになるよね

今回は「こぎつね」からやることになっていました、といって一回まず弾くと

音程はとてもよい
弓がまっすぐ(弦と直角に)引けているのがよい

といい、気になるところは

(1) 弓の角度(向こう側に倒れやすい)
(2) 楽器の構え方(支え方)

特に弓の角度。向こう側に倒れてよいことは何一つなく(と、いつもの先生もいっていたがついついまたなる)、弓の重さをしっかり伝えて鳴らすためには弦に対して弓の毛が全部当たっているのがよい。優しい、小さい音を出したければこちら側に倒すのはあり。

まずは、ちょくちょく意識すること、そしてそれが意識しないでもできるようになることが結局は大事だけど。

弓の持ち方でも変わってくるので、指の当て方や角度をチェック。自然に、無駄な力をいれずに、指が変に曲がったりしないで、ふんわり支えられるといいんだけどね。ちょっと、改善したかな??

楽器の構え方は、人により様々で、決まりはないんだけれども、
エンドピン、胸、左ひざ
の三点でしっかり(かつ、楽に)支えて、ぐるりと曲がったりしないように。

説明が長くなってきて、この流れだと先生がチェロを弾かないかもしれないと思った私は、ぶった切って
「せっかくなので、先生のチェロの音を聞きたいです!」
と、唐突なリクエスト。

すると先生は、バッハ無伴奏のあの有名なプレリュードを弾いてくれて
…素晴らしい音!! 幸せ!!

なんでも、中川先生の紹介で数年前に出会って、惚れこんで買ってしまったものだそうです。300年前にイタリアで作られたものだって。

さらに先生は「せっかくなので弾いてみたら?」とその楽器を渡してくださいました(o_o)

それで、鈴木一巻の「フランス民謡」を弾いたのですが
…むっちゃ気持ちいいんですけど!!!

* * *

あとで、中川先生に、楽器購入のいきさつやら値段(!)やら聞いて、ひぇーーーとなりました。よく弾かせてくれたなと

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

違う楽器の曲をピアノで弾く

2023年05月08日 | ピアノ
一昨日の練習会で聞いた
Bach Organ Sonata #4, BWV.528 - 2 Andante
は、オラフソンのCD(バッハ・カレイドスコープ)に入っていた曲なので知ってはいたんです。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←練習会とか行くたびに弾きたい曲リストがのびたら収拾つかない

でも、まぁ、プロが弾いたのを聞いたからって、自分が弾く可能性がある曲として聞いてないから、へぇかっこいい、くらいのことだったのですが

練習会で聞くとあらためて、自分が弾いたらどうだろうか? 弾けるだろうか? 自分はこう弾きたいというものが出せるだろうか?? ということを考えるようになるんですよね。

バッハの曲は、練習会や発表会でも聞かないことはないというくらいよく弾かれていますが、この曲はあまり聞きません。元々、ピアノの曲ではなくて「オルガン」とありますし…

オラフソンのバッハCDの選曲って、なんかちょっと変わっているというか、ただ平均律を順に弾きました的なのじゃなくていろんなバッハが入っていて、インベンションやシンフォニア、平均律などよく聞くものからもちょこっとずつ、そしてあまり聞いたことがないものが入っています。

オルガン曲のほかにも、

Bach/Rachmaninov: Suite From The Partita #3 In E For Solo Violin, BWV 1006 - 2. Gavotte

これは無伴奏パルティータですね。

Bach/Rachmaninovは、先日のピアノWeb発表会にも出てきました。これまたプロのCDで聞いていたものが(こちらはガボットで、あれはプレリュードですけど)、発表会として聞く機会があると俄然興味がわいてくるというものです。

それにしても、オラフソンはほんとにうまい…そりゃまぁ演奏がうまいんですけど、今時バッハがいい感じに弾けますよといってそれで人気が出るかCDが売れるかといったらそんな簡単なもんじゃないはずで、選曲や配置からおもしろくて全体聞いたときにおぉ、という…今更バッハの演奏なのにすごく「新規性」のあるものになっている。

その構成の中で、元々ピアノじゃない曲を入れている、ということは効いているんだと思います。そもそもバッハのころだからピアノじゃないですがチェンバロとかクラヴィコードとかね。ピアノちっくなもの。

オルガンというのは鍵盤楽器だけど特性は明らかにピアノとは違うもの(減衰しない音が出せる、音色、響き)ですよね。

バイオリンであれば言わずもがな

ピアノというのは幅広いというか芸域の広い楽器ですから、いろいろ別の楽器の何か特徴というものを映しこんで演奏をすることもある程度できる、しかし同じとはいかないのでやっぱり違いがある…その結果が純粋なピアノ曲とも元の別楽器とも違う魅力になります。

そういう曲を弾くことで、また元々ピアノの曲を弾くときにも何か新しいことが生まれるのかなと思います。

(まぁしかし編曲ものってたいてい難しいよね。それは難点)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「戦メリ」中心に弾く練習会

2023年05月06日 | ピアノ
さて突然の思いつきで「戦場のメリークリスマス」の楽譜を買い、練習して…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←こってりたっぷりピアノ

今日は練習会がありました。勝手なイメージではガーシュウイン前奏曲の次に練習開始した曲を初めて人前で弾いてみる的なスケジュール感でありましたがどうにも間に合わず(というより手つかず)、

先日、綱渡りでピアノWeb発表会に間に合わせた(間に合ってないともいう)ガーシュウインはその後あまり弾いてませんが、まだあまり日にちが経っていないので(だいたい)弾けると仮定して

戦場のメリークリスマス
を中心に置くような配置にする。

ということで
バッハ/シンフォニア1, 2
坂本龍一/戦場のメリークリスマス
ガーシュウイン/3つの前奏曲

このようにしてみました。バッハとガーシュウインの間に坂本龍一(特に理屈はない)。

理屈はないけど、バッハシンフォニアの1と2は続けて弾いてみたかったのでよかったです。
今週はこのへん手薄だったのでいまいちパリッといかず心残りですが

構成としては案外おもしろかったと思います。曲調の変化の幅が広くて楽しい

ガーシュウインは、音が飛ぶところとかあやふやでしたが大筋はまぁ忘れていなくてわりとなんとか…かっこいい曲だな、くらいは伝わったかな。

今日の録音
坂本龍一/戦場のメリークリスマス
ベーゼンの音がイメージにピタッとハマり、気分よく弾いています。ときどき音を探しているのは仕様です

今日の練習会は、聞くほうもとてもバラエティーに富んだラインナップで、いろんな発見がありました。

「タイスの瞑想曲」(ピアノソロ)を弾いた方がいっていたのですが、これってふつうに聞くとただ穏やかに美しい曲、って感じですがストーリーはエグくて…

「タイス」は美貌の高級娼婦の名前ですが、これをどうしても「正しい道(?)」に改心させてやるとなぜか燃えた修道僧がいて、ほぼストーキングの末に洗脳するわけですね。タイスがその「改心」するときの瞑想に際して流れる曲だそうですが…いやはや

そう聞いてから聴くと、なんかこの明るさ穏やかさがなんか怖いというか、ただきれいな曲ってわけじゃないように思えてきます。

その他、「弾いてみたい」と思うような魅力的な曲がいろいろありましたが、特に
バッハ/オルガンソナタBWV528-2 アンダンテ
(オラフソンのCDに入っていた曲)
はよかったなぁ

あと、
スクリャービン/詩曲Op.32-1
シューマン/森の情景
とか。

カプースチンは、かっこよかったけどあれはどうにもならない

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする