アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

緻密な演奏をするには生まれ変わらないと??

2024年09月04日 | ピアノ
緻密な演奏、という表現が適切かどうかわからないのですが、本番(発表会など)でほとんど間違えないで弾いてる人いますよね。

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プロならみなさんそうでしょうが、アマチュアが、練習時間も十分とれない中、これが弾きたいからといって実力オーバーな曲を選ぶことも多い中、きっちり仕上げた演奏を聞かせる。すごいことじゃないですか~

私は「稀に120%の演奏をできることがある」などといいつつ、その中身は「大事故」含みで「すごくいいところもあったのよ」ってなものだったりするわけですが…

先日、二次会の話題やらなんやらで、数回続けて、そういう「ほとんど間違えないところまで仕上げる」ための練習法について聞く機会がありました。

複数の人から聞いた内容はほぼ共通していて
・間違えずに弾けるテンポ(ゆっくりめ)で弾く練習を中心に、慣れてから徐々に速く
・それでも間違えたところは必ず戻って「3回連続で正しく弾けるまで」部分練習。
ということでした。

私も、そんな弾き飛ばすというか無理なテンポで練習するほうではないと思いますが、とにかく「3回連続で正しく弾けるまで」とは程遠い練習をしています。自覚あります。

まず、通し練習の比率が多い…通しで弾くというのは、間違えてもなるべく流れを崩さず先へ行く、つまり人前で弾いてる状態のシミュレーションみたいな弾き方です。

危ういところは部分練習するし、指使いを再検討したり、ゆっくり確認しつつ弾いたり、場合によっちゃ分解練習もするが(最近は)、そうやって納得して一回ふつうのテンポで弾ければ、あぁOKって先にいっちゃいますね。「頭」で納得いったと思ったら即、部分練習を終わりにしてしまうということです。

たぶん、「納得いった」と思っていても、三回弾くと弾けたり弾けなかったりするでしょう。「手」まで定着していないですからね。

「三回連続で正しく弾けるまで」というのは三回弾くということとは違いますね。実際には何回、必要になるでしょうか? (ものによる)

二回、正しく弾けて、次にトチったら、一回目からやり直しです。趣味でやってることとはいえ、イラッとしそうですけど…どうでしょう?

試しにやってみたのですが、無理でした。そういうメンタリティーは持ってない。なるほど、緻密な演奏をするようになるにはまずは生まれ直して性格をたたき直さないといけないようです。もしも私が遠い将来(100歳くらいとか)緻密な演奏をしてたら、あぁ生まれ直したんやな、と思ってください。


今生のうちにできる改善として、一回弾けて終わりにするのではなくて、もう一回「何か条件を変えて」弾いてみるというのはわりとアリな気がしました。一回弾けたときに、もうちょっと速く弾いてみるとか、ちょっと範囲を変えて弾いてみるとか、まったく同じ繰り返しにならない繰り返しをする方法です。これだとなんか無理に繰り返す(義務的)な感じがなくて自然な流れでできます。1mmくらいの改善?



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レアチェレに間に合え!! 練習会で練習

2024年09月03日 | ピアノ
かつさん主催のWebピアノ発表会、レアチェレの締め切りが近々あるのですが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←弾けない箇所をカットして人前で弾く癖がついた(?)

すっかり失念しておりまして、数日前に突然思い立ちました。



8/29に「間に合うわけないか」といいながらやっぱり弾きたくなって試してみて、まぁ短いし…音が立て込んでる曲じゃないし…なんとかいけるんちゃう、ということで昨日おとといかなり真剣にやっております。

二日間、特に「巻き」を入れたのは、今日の練習会で弾いてみたかったからです。人前で弾くと急に譜読みが進むよね…え? 人前で弾くより前に譜読みしとけ、って?? まぁそうなんだけれども

今日弾いた曲は

坂本龍一/Tong Poo
Tigran Hamasyan/Fides Tua
モーツァルト/ピアノソナタK.333 第三楽章

でした。Tong Pooはちょうど一か月前の練習会で「そんな状態」つまり音がまともに並んでない状態でえいやと弾いてみました。
どうしても間に合わなかったので、弾けない中間部をカットするという暴挙に出て、でも曲のよいところを少しだけでも伝えるように頑張って弾きました。

今日のTong Pooはだいぶ慣れてきて自然に弾ける感じになりました。

そしてFides Tuaは…先月のTong Pooと同様、どうしても弾けない中間部をカット(^^;; してつないだバージョンで弾きました。でもたぶん曲の良さの一部は伝わったと思います。その意味では先月のTong Pooより良かったかも。

モツソナの第三楽章は、元々まだあまり練習できてないうえに、ここ数日はノーマークだったのでちょっとだいぶ後半ヨレてましたがまぁ…練習すればその分ずつ良くなっていく感じはする。

Fides Tuaは不思議な感じの曲だったので「Hamasyanってどの国の人?」と聞かれたのですが答えられず、そういえば突貫工事で必死に譜読みしてるけど曲についても作曲者についてもチラッとも調べてないわ(YouTubeで聞いて気になって楽譜探したのみ)。

改めてウィキペディア読みました。
「ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan、Տիգրան Համասյան、1987年7月17日 - )は、アルメニアのジャズピアニスト。シラク地方ギュムリ出身。オリジナル曲にはアルメニア民謡の影響(アルバム「ア・フェイブル」)あるいはプログレッシブ・ロックの影響(「Red Hail」)などがみられる」

アルメニアってどこ? (←そこからわかってない) アルメニア民謡??

結局ピンと来ないままですが、不思議と惹きつけられる曲なんですよね。

ともかく今日弾いてみてなんとか手ごたえがあったので、16日までに録音とって参加しようと思います。カットした中間部は復活しないような気がするけどw

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妄想しないで弾けるモーツァルト

2024年09月02日 | ピアノ
おゆき先生のレッスンに、モツソナK.333を持っていったところ、選曲理由を聞かれまして…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←スタンダードな曲を自分流に弾くにも妄想不要

ちょっと、これまでの傾向からいって「そこ?」と思われたかもしれません。かわいい系のコロコロしたモーツァルト

それで、この曲はヤマハで習っていたときに弾いた曲で、ピアノ沼の深みにハマるターニングポイントその3くらいだったことを説明。

 昭和のピアノ教室で聞きなれたピアノソナタなのでレッスンに持っていった(一楽章)
 何回かレッスンしてもらったあと、「だいぶ良くなってきたのだけど、一楽章で終わる曲みたいに弾いている」と言われた。
 実際、一楽章しか頭になかったけど、お奨めされて二楽章以降も弾いてみることに。
 二楽章とても素敵な曲だった。
 三楽章について、先生がオペラの1シーンのような妄想を詳細に語ってくれて、それを思い浮かべつつ弾いてみたらおもしろかった。

というようなことがあったのです。つまり思い出の曲なんだけど、今弾いたらまた違う感じになるかなと思って。

「妄想」というのは、
「自分イケてると思ってる王子様が冒険の旅をしている。途中、お姫様が助けを呼んでて、なんか助けようとしているみたいだったけど、ちょっと戦ったら相手強くて、やめちゃってまた先へ進むことに」みたいな感じ(笑)

その妄想をおゆき先生に説明したところ、確かにわりとそんな感じの音楽なので(劇っぽい、というのも確か)それも一つのやり方だけど、別に妄想して弾く必要はない、と。

拍子を守る
無駄な動き(上下動)を極限まで小さくして弾く
スラーをよく見る(最後は軽い・短め)
対比をしっかりつける(大げさなくらいで!)

楽譜から読み取ったことをしっかり出すだけ。そういったことでちゃんと変化に富んだ楽しい演奏になる。(そしてなぜかその人らしい演奏にもなる不思議)

ということで、今回は「妄想不要の」楽しいモーツァルトの予定で、11月末が仕上げです。

コンサートやります(四人で四曲のピアノソナタ弾く)。


↑ ちょっと情けない感じの王子様、のイメージは抜けないが

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