アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

モーツァルトの装飾音

2024年09月12日 | ピアノ
今日はおゆき先生レッスンでした。モツソナK.333レッスン二回目です。

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今年は、メインに練習する曲をずいぶん(私にしては)長期間抱えつつ、その他の小曲を随時並行して弾く感じに進めていて、そのことはおゆき先生も承知しています。長期間、取り組むことで得られることがあるし、かつ、多様な曲を弾くことで得られることもあるということでおおむね良い方針だと思われているようです。

ほんとは小品(坂本龍一とかギロックとか)もレッスンしてもらいたいんだけど…月イチではそこまで回りません。


前回よりはだいぶ音が並んできたので、今回はけっこう細かい話も…
ミス対策とか(通し弾きをするのはいいけどどこで間違えたかチェックしてそこの手当てはする)
個々の箇所についてメリハリのつけ方とか
ペダルとか

前回に引き続き、一番弾けてないのがこの箇所



4連続でトリルがあるけど、これ、できることなら
「『レミbレドレ』ファ」←一つ目のトリル
って「5連」で入れたいところ、できなーい

無理やり入れようとしたらこの小節だけ極端に遅くなるとか(それはダメだろう)

で、前回先生に相談したら
「『ミbレドレ』ファ」
と「4連」だったら行けるでしょとアドバイスされました。

それぞれの箇所でやってみると、なるほど4連なら入りそうなんだけれど、私がこの音を『レ』だと認識しているせいか、なかなかまっしぐらに「ミb」に指をあてることができない。一つ目はまだいいけど続いて「『ドシbラシb』レ」「『ラソファ#ソ』シb」「『レドシbド』ミb」と連続成功は難易度高い。

何回かここだけ練習しているとなんとか弾けるようになるんだけど翌日は「アレなんだっけ」になっている。

装飾音は、あくまで装飾音なので、これ入れるために必死になってるとどうにもカッコ悪い。さりげなく、軽く、さらさらっと、飾りたいところなのだけど…

全体が速すぎる曲ではなくてもここだけは速くなっちゃうからねぇ

装飾音がいい感じで入ってるかどうかって、けっこう全体の「おしゃれ度」に効くから、なんとかしたいです。


今、リーズ国際やってるのでそれ聞いてたら、
Joseph Haydn Sonata in B-flat major, Hob.XVI:41
ハイドンのソナタに心惹かれて、私こういうの好きなんだなぁと。しかし要するに装飾音問題を避けて通ることはできない…

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楽譜をこんなにつくづく眺めたことなかったので

2024年09月10日 | ピアノ
アラアラに入力した楽譜を見て、とりあえず弾いてみようとすると、あれこれ間違いやら疑問点に気づく。

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「キーボード」で入力するとき、「ファのシャープ」と「ソのフラット」は同じキーになるわけで、楽譜上ではとりあえず「ソのフラット」として表示される。
これは、この曲が「フラット系の調」であるためにそうなってるのかなと思うんだけど、そりゃまあ弾くときにも同じキー(鍵盤)になるわけで問題ないっちゃない!?

…でもやっぱり気持ち悪いですよねぇ? こういうところは「ファのシャープ」になってるもんじゃない? なんとなく

それで、せっせせっせと「ソのフラット」になっているところを探しては「ファのシャープ」に書き換えました。書き換え方は「つかんだ」ので(「J」押すだけ)どんどんいくぞー。あれ??



ここはなんだか「ソのフラット」のままでもいいような気がする。と思って、元の楽譜を確認すると、そこは「ソのフラット」で表記されていた。確かに。

つまり、私はどこは「ファのシャープ」で書かれて、どこは「ソのフラット」と書かれるのか体験上、ふんわりと知っているようなのだがその実、理屈がわかっていない。

それで、やっぱり出来上がった楽譜を見て弾いてみる(そしておかしいと思ったところを確認する)という確認方法じゃぜんぜん足りなくて、
元楽譜との突合せをしないといろいろ違っていそうだな…

ということで突合せを始めたところ(これは超めんどい)、

機械が「よしなに」レイアウトして作った楽譜と違って、人間が作った楽譜のほうにはいろんな「配慮」があることがわかった。
一小節の中で複数回、同じ臨時記号が出てくる場合、もちろん省略していいのがルールだけれども「なんか忘れてそう?」と思えばわざわざ書いておいてくれたり、
あるいは次の小節で、もう臨時記号がついていなければ元に戻していいのがルールだけれども、念押しというかわざわざ書いておいてくれたり、

左手でずいぶん高い音になってきたら途中からト音記号に切り替えて書いてくれたり、

どの音符までをまとめて横線ひっぱるか(独立してハタにするか)が違っていたり、

なるほどなぁ、って思った。

たぶん、いろいろ細かく編集していけば今回入力して作った楽譜でももっと見やすくしていけるんだろうけど、面倒なので明らかな間違いを直すだけにしました(^^;;
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楽譜書いてみた! 初挑戦

2024年09月08日 | ピアノ
前に「題名のない音楽会」で、かてぃんと鈴木氏(バッハコレギウムジャパン)がチェンバロ二重奏してた曲をご記憶でしょうか?

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「2台のチェンバロのための協奏曲 第3番」第1楽章
(ヴァイオリンデュオ曲「ドッペル」としてのほうが断然有名な曲)

つい最近の「題名のない音楽会」では鈴木氏が親子連弾で同じ曲をやっていました。こちらは弦楽合奏もついてるバージョン。

1stと2ndの掛け合いがおもしろい曲です。チェンバロ二台で成り立つということはピアノ二台でもいいんじゃない? ということで楽譜を探したのですがimslpにあった楽譜が…ヴァイオリン1、2、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ1、2の全員分がずらり並ぶスコアで(嵩張る)、しかも掠れていて超絶読みにくい。このままじゃ弾けないなーとても

ということで、先日Shigさんとこで習ってきたMuseScoreを使ってキレイに書き直してみることにしました。

いや~当初の予定はアンデスで吹くくらいのほんのちょっとした「ぺら」の楽譜を書く予定だったのですが、いきなりこんな大部な…

いったい何時間かかるんだろうか。まぁしかし弾いてみたい欲のほうが勝り、取り掛かりました。
最初は要領を得なくてえっちらおっちら、慣れてくると案外スムーズで
タカタカタカタカ…


(これはshigさんの環境。私もこの「キーボード」と同じの使ってますがテンキーとかはない)

弾くみたいな感じで入力できます。特に16分音符のところ。

MuseScoreの入力方法は、「音の長さ」を指定→「音の高さ」を指定という順序でやるのですが、同じ長さが続くところならば鍵盤(キーボード)弾くみたいなスピードで入力できるわけです。タカタカタカタカ…あっ

調子にのると、「音の長さ」切り替わりを指定しそこねてずっと入力してたりして、ズレズレのわけのわからんことになります。それで手戻りしたりして、ここからここにコピペしたらうまく修正できるんじゃない? あれ?? 今私何やった?? みたいな感じで、だいたい簡単にどうにかしようとすると何か失敗したりして格闘…

だいぶ慣れて後半は前半よりめっちゃ早い(当人比)。

あらあらに入力できてから、タイをつけたり異名同音を修正したり。タイをつける操作はわかったのですが、「ソのフラット」になってしまっているのを「ファのシャープ」にするやり方がわからなくて最初はわざわざ消してファを入力してシャープつけたりして、いやいやこんなめんどくさいことやってるわけないよな。しょっちゅうこういうことは起こるだろうから。

それで、マニュアル読むの好きじゃないけど(^^;; 検索したら出てきました「J」押すんだって。ナニソレ覚えられん

「校正」してなくてたぶんまだ間違いいろいろあるのと、フェルマータのつけ方がわからなかったけど今日はこれで終わりにしました。力尽きた。ピアノ弾いてない

とにかく楽譜めっちゃ見やすくなったし、1stだけの楽譜とかも簡単に出力できるし、よかったなぁ。あと弾いてみてどうなるかだけど。


こういうところ直さないと↑

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「アンダンテさんは幸せですね」といわれた練習会

2024年09月07日 | ピアノ
今日は練習会でした。あくまでも「ピアノの」練習会ですけど…

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自主的にケンハモ持参、今日は譜面台も持参です(譜面台があるかの事前確認を忘れていたため)。

1巡目(鍵ハモ)
ピアソラ/リベルタンゴ
星に願いを
異邦人

2巡目(ピアノ)
坂本龍一/Tong Poo
Tigran Hamasyan/Fides Tua
モーツァルト/ピアノソナタK.333 第1楽章(少しだけ)

リベルタンゴ、こんな緊迫感のある曲を合わせ練習なしでふつうやらないと思いますが、まぁ練習会ですから! ここが練習一回目ということでぶっつけで
…すんごい想定外のスピードで前奏弾かれて、ひゃーっとなりながらそのまま爆走

十六分音符連続のところなんて無理ムリ、弾けるわけなかろうってなって、
グリッサンドしたり飛ばしたりテキトーにしながら
とにかくノリだけ。「バトルみたいでよかった」…

「星に願いを」は鉄板ですね~初合わせでも何も問題なし、気持ちよく合わせていただきました。

「異邦人」はそれなり難しいんですけどこれは何度か合わせているので、慣れてきました。すごくいい感じ。

やっぱり合わせものは楽しい♪ 私がうきうきしていたら、休憩時間のとき「アンダンテさんは、幸せですね」と言われたんだけどほんとうです。得意なこと(ケンハモ)があって、合わせ(伴奏)してくれる人がたくさん周りにいて。

「どんどんレパートリー増えるよね」
…いやーそれが。「マサさんの」シリーズの楽譜には限りがあるので、新規開拓をしたいと思いますがなかなかです。

2巡目のピアノですが、なんか坂本龍一弾こうとしたときにぜんぜん目のピントが合わなくて慌てました。どうも家で弾くときより譜面台が近かった(ぐっと手前に引き出されていた)のですが、見えないとつい無意識のうちに余計近づく癖があるからどハマりしてしまい、前半のれませんでした。

距離を直して二曲目のFides Tuaは気を取り直してわりと(自分比)いい感じで弾きました。カットしていた謎の中間部も復活させたフルバージョンです。これはあと一週間でいけそうですかね(レアチャレ)。

モツソナはほとんど時間なかったんで冒頭だけ。

「アンダンテさんもモツソナとかふつうの(クラシック)曲弾くんだと思いました」といわれ…
いやいや、私今年前半ずっとふつうの曲(ドビュッシー/ベルガマスク組曲)弾いてたじゃないですか。今もこうやってモツソナ弾いててですね…メインの曲があって、それ以外はいろんな小品に手を出しているだけですよ。

----- 今日の録音(録音機持って行かなかったので帰宅後)
Tigran Hamasyan/Fides Tua(練習)

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ピアソラはセンス要「天使のミロンガ」

2024年09月06日 | ピアノ
昨日は、サロンエスプリでアンサンブルレッスンでした。最近入手した楽譜をいくつかまとめて持参したので

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ピアソラ/天使のミロンガ
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ラフマニノフ=クライスラー/ピアノ協奏曲第二楽章
(以上、ケンハモ+ピアノ)

ボッケリーニ/メヌエット
(ピアノ連弾)

さくさくと上記すべてを合わせてみました。どんな感じかやってみたかったので。

ボッケリーニは、まぁ試してみるまでもないんですが、かわいい・楽しい・無難
先生も「合わせやすい」と

まぁそりゃそうだ。これは特に年末の発表会でとかはあまり考えてないけど…

ラヴェルは、もちろん好きな曲だけれど(ピアノソロとして)、ケンハモでわざわざする意味があるかどうか。
長く伸びる旋律は、確かにピアノでなく持続音が出せる楽器向きな感じではあるんだけど、なんだか音色がね…ケンハモだとちょっと違うかなって

楽譜は、ケンハモ用ということではなくフルート用のものでした。
フルートならいいかも。澄んだ感じの音色で
それと、フルートのほうが高音出るので、ケンハモはちょい足りなくてオク下にしたりするとまたそれも残念な感じでした。これは「本番」には使わないかな?

ラフマニノフは、かなりいい感じ…のところもある、けど
元々バイオリン想定の編曲なので、ピチカートのところがあって、そこはケンハモでどう吹いてもしっくりしない。
あと、これも音域の問題があって…オク下ありやなしやってところもある。

これは要検討ですね。「本番」に出すならふつうの編成の(オーケストラ+ピアノ)演奏を聴きながらケンハモで何をどう吹くか考えないと。

そしてピアソラ、これはもう本番にかけることが決まってるのでどうにかしないといけないんだけど…
全体的には、なにしろ「音色」のイメージがばっちりなので雰囲気は良し(バンドネオンの代わり)。



しかし楽譜どおり、そのまーんまで吹くと、プレーンすぎるというか、ピアソラ自身の演奏とか聞くといっぱい「ずらし」や「装飾」が入っているんですよね。というか変わりすぎて楽譜との関連がわからないくらいの(笑) 非常に参考にならない感じで。

「どういうふうに崩したり、飾ったりすればいいかわかんないんですけど」というと
先生「自由にやればいいんじゃないですか」

その「自由に」が難しいんですけど…

先生「センスが問われますねぇ」

困った。そんなセンスは持ち合わせてないので、YouTube探してパクろう…

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