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あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

旧天瑞寺寿塔覆堂

2011年01月02日 04時02分05秒 | 横浜
三渓園には古い建物が一杯ありますが、年間を通じて内部公開されている建物は少ない。期間を限って少しづつそれらは公開されているのです。
秋の古建築公開は重要文化財の天授院、旧天瑞寺寿塔覆堂、旧東慶寺仏殿。の3つ。これらが11月27日(土曜)ー12月12日(日曜)まで期間限定で公開されました。
ええ。
この公開を待っておでかけしたのです。
この日のおでかけ先候補は「1)足柄の大雄山最乗寺。2)鎌倉金沢街道。3)三渓園。」どこへ行きたいか?」と尋ねましたらば、ダンナが選択したのが「3)三渓園」でした。
「三渓園は明治時代、生糸貿易で財をなした横浜の実業家、原三渓の元邸宅。ここに京都や鎌倉などから歴史的価値のある建物を移築し、明治39(1906)年に『三渓園』として一般に公開しました。園内には10棟の重要文化財を含む、17棟の古建築物が四季折々の自然の景観の中にたくみに配置されています。」パンフレットより抜粋。

まず到着したのは「旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)」です。
豊臣秀吉が、京都・大徳寺内に母の長寿を祝って建てた寿塔(生前墓)を覆う為に造られた覆堂。桃山時代の天正19年(1591)建築。霊廟建築のさきがけ的建築物。
明治35(1902)年三渓園移築。

訪れた時は、お堂の横にあるイチョウの大木が葉を落としていて、黄色いじゅうたんのようでした。
「三渓園の紅葉のはじまりです」と。三渓園の公式ブログに書かれてましたように、このイチョウの落葉が三渓園の紅葉シーズンスタートの合図です。

お堂の装飾木彫り。う~ん??秀吉作にしては装飾がしょぼいような気が…。なぜだろう??

内部の天井装飾。お堂は限定公開なので、普段は中に入れません。期待して入ったのですが、中はな~んもないのね。なので、お堂の説明をして下さる方に質問した所「中にあった仏像は、現在博物館にあります」だって。なので、三渓園にあるのはお堂。入れ物のみってことですね。
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