あられの日記

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目黒・自然教育園は巨木だらけ!

2018年12月19日 09時17分39秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
今年は巨樹、巨木めぐりがマイブームでした。目黒・自然教育園の訪問は紅葉が目的でしたが、行って見たら、あっちにもこっちにも巨木がありました。ここって、白金台なんですよ?お隣は旧朝香宮邸がある庭園美術館なんですよ?なのに!隣が巨木だらけだとはっ!!もうびっくりです。
トップ画像は自然教育園のマップ。入り口から道なりに進むと、土塁があります。
説明板発見:土塁 この土塁は、今から400〜500年前、白金長者とよばれる豪族によって、外敵や野火を防ぐため築かれたと考えられてます。
土塁は、園の周辺や館のまわりに築かれ、その上にシイの木を植えたといわれています。
自然教育園の池や沢の水は、北側にある土塁の下を通って外へ流れますが、この出口を閉じると上流部か大きな池になるように作られています。

つまりだね。土塁の上に年代物にシイの大木があちこちに残ってます。これが400〜500年前から変わらずここにあったなら、樹齢はどれも400〜500年ものですね。しかも!木は土塁の上にあるので、珍しいことに巨木の根元が地面から持ち上がってて、地面と巨木の根元が視線の高さ、もしくは視線より高い場所にありまして、すごいです。ただ、園内の散策路が土塁に近い場所にある場所は少なく、巨木鑑賞目的で来園すると「うおおおおおお〜〜!!」ってなります。
でも他にも巨木があります。

これは物語の松と名づけられたクロマツの巨木です。

江戸時代、自然教育園の敷地には、讃岐松平藩の下屋敷がありました。その頃からここにあった巨木なんでって!
散策路のそばにあり、幹に触れるのが嬉しい。

このクロマツにも名前がついてます。おろちの松です。これも散策路のそばにあって、根元から見上げれます。しかし、周りに木が多く、おろちの松の全貌を見れる場所がない!探したけども。

根元からシュッと空に伸びる幹が迫力の松です。
園内は巨木探訪向けになってなく、木の樹齢や品種名がわかる木が少ないですが、散策路から見かけた巨木をいくつか紹介します。

けんぽなし。手前の木が邪魔でけんぽうなしの全貌が見れない!しかも、10月の台風で一部の枝が折れちゃったっぽい。根元に折れた枝が積み上がってます。この木の周辺には現在シュロの木が何本もあります。近年急速に数を増やしていて、近くのモミジのスポットを侵食する勢いです。どこからか、おそらく鳥が運んできて、近年の温暖化でシュロが増えてるようです。数本ならともかく、多すぎる〜。

ムクの木。これは館跡そばの散策路で見かけました。この1本だけでなく、そばにも同じ程度の大きさの木があります。既に葉を落とした後で、枝ぶり鑑賞でもううっとり!
館跡周辺は土塁が多く残ってて、つまり巨木も多くあります。撮影できなかったのは訪問が正午近かったのですが、完全逆光になって、シルエットにしかならなかったから。シイの木も多いけど、アカガシも多かった。巨木に興味のある方にはオススメのスポットです。手づかずな感じが味わえます。どの巨木にも近づけないのだけが残念。
さて、時刻は11時55分。自然教育園に2時間弱の滞在。途中でお昼休憩を挟み、ゆっくり散策したおかげか、まだ痛めてる腰も右足も痛みが出てないので、このまま白金散歩をしようと思う。
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