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自転車で走ってめぼしい草花を見つけて停車して撮影した画像を紹介します。
トップ画像はホタルブクロ(蛍袋)です。
キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣鐘状の花を咲かせる。
開けたやや乾燥した草原や道端などにみられる。花いろには赤紫と白色があり、関東では赤紫。関西では白が多い。
和名は、子供が本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する。
花壇に咲いてました。
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ハキダメギク(掃溜菊):キク科コゴメギク属の一年生植物。道端や庭などに生える雑草。牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前をつけた。
北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかった。花期:6−11月。
去年の秋、遅くまであちらこちらで見かけました。上の画像の背後にあるのは、歩道橋の土台です。
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これど雑草!もしかして花が咲いてるの??と撮影。後で正体を調べよう。
調べました!
正体はすごく興味深い植物でした。
タチチチコグサ(立父子草):キク科ハハコグサ属。
花期:4ー9月。高さ:15−35センチ。
別名:ホソバノチチコグサモドキ 原産地:アメリカ
近縁のチチコグサは、花は茎先に頭状につく。根生葉が花期にも残ることで見分けられる。
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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡):ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。
別名はアメリカやまごぼう。北アメリカ原産。日本には明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物。
花期:6−9月。白色ないし薄紅色の花からなる花穂を枝先につけ、夏季に扁平な果実をつけた後初秋に黒く熟す。
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2021/11/8小田原市の民家で撮影。
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雑草。花かしら?と撮影。品種は特定出来なかった。
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スミレっぽいと撮影。確かの葉っぱの形はスミレだね。
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オオバコっぽいと撮影。けど綺麗です。
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何とか名前がわからないものか??と図鑑とwebで探したけど見つからない。もう少し探してみよう。
*実はこれ、クマツヅラ(熊葛)というちょっと面白い花でした。
撮影は5月24日、ブログ記事を書くために、品種名を探して探しきれず。5月15日に「謎の花再び〜」として記事投稿した草花です。
その後、図書館から借りてきた本を眺めてて、もしや?と検索してようやく正体が判明しました。
クマツヅラに「古代ローマでは祭礼に用いる聖なる草とされた。古代ドルイド僧は、清めの水・占い・予言などに用いた。魔力があり、魔除けの草としてヨーロッパで用いられた」という説明文を見つけた時は、園芸種だろうから撮影はパス!としなくて良かった〜と思いました。そして、この時撮影した画像は去年の枯れた枝が映り込んでるので、それを取り除いた画像が欲しいと再撮に出かけてしまいました。
移動。普段は最短コースで移動するのですが、どうせならば道端の花がないかな?と別の道を走ってみた。
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これは民家の敷地内に植栽されてるかも?細い生活路なので、少々道にはみ出てても気にならない。柏葉アジサイです。
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麻溝公園では前日まだ花芽がようやく伸びてきたところだったのに。既に見頃です。
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一応撮影したけど。これも園芸種かもしれないな?念の為撮影して帰宅後検索したら。
メキシコマンネングサ(メキシコ万年草):ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草。
帰化植物。花期:4−5月。
メキシコという名前がついているが、はっきりとした原産地は不明。米軍の関係者が日本に持ち込んだという説あり。
自分の草花に関するスキルは低いのだから、「とりあえず撮影」は大事と再認識。だって、調べてみたら伝来のエピソードや和名の由来など面白いネタが満載ということが多々あります。なんで、去年までは全く観察してなかったのか?私。
ハキダメギクは花が大きいのを見つけましたね。これなら花の形がよっくわかります。
ヨウシュヤマゴボウは見事です。これだけ熟した実は鳥によって近所にまかれるのでしょうね。すごい!