あられの日記

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芝東照宮の徳川家光手植えの大銀杏

2017年12月18日 05時41分51秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2017.11/24都内銀杏巡り連載最終回。(外苑銀杏並木→六本木21_21DESIGN SIHGT→赤坂氷川神社→山王日枝神社→国会前庭→麻布善福寺→綱町三井倶楽部→芝公園の東照宮。今ここです。15:22到着。

芝東照宮
ご祭神:徳川家康
創建:元和3年(1617)
ご由緒:当初、増上寺境内に勧請された。増上寺は天正18年(1590)家康公の江戸入府の折、徳川家の菩提寺に定められた。当時は日比谷にあったが、慶長3年(1598)江戸城拡張に伴い移転。以後、幕府の保護の下、関東浄土宗寺院の総本山となった。増上寺境内の家康公を祀る廟は、家康の法名から安国殿と称された。
安国殿のご神体は、家康が60歳の時に自ら命じて彫刻させた等身大の像で、元和2年(1616)に遺言で「増上寺に像を鎮座して永世国家を守護する」とした。
その後、3代将軍家光により寛永10年(1633)に新社殿を造営。以後寄進・移築・造営され豪華になった。
昭和20年(1945)5月の東京大空襲でご神体とイチョウを残し全て焼失した。現在の社殿は昭和44年に再建したもの。

今ある社殿はこじんまり。この小さいお社だけで後は殆どない。歴史的背景を知らないとたいそうな神社に見えません。

こちらは変わった絵馬。鳩森神社さんとかは鳩だったなあ。
鳩森八幡神社(2012.4/15)の記事 鳩森八幡神社は千駄ヶ谷一帯の総鎮守です。境内の富士塚は一見の価値あり。
でもこれは鷹だよね?何故かしら〜?
では訪問目的の大銀杏です。

訪問日の11月24日にはまだ全く色づいておらずがっかりでした。イチョウってさ、なぜにこんなに紅葉する時期に差があるのだろうか?分からない。
説明板発見:東京都指定天然記念物 芝東照宮のイチョウ
このイチョウは、寛永18年(1641)安国殿の再建に際し、三代将軍徳川家光が植えたものと伝えられている。
平成5年(1993)の調査では、高さ約21、5メートル、目通り幹囲約6、5メートル、根元の周囲が約8、3メートルある。
イチョウの前に切り株の椅子があるので、イチョウを見上げつつおやつ休憩。イチョウはまだ色づいてなかったけどとりあえず疲れたのでこの日のイチョウ巡りはこれでおしまいです。予定ではこの後門前仲町駅もよりの富岡八幡宮のイチョウを見て、両国駅近くの旧安田庭園を見に行くつもりだったけどハスです。国会前庭から六本木まで徒歩で移動の失敗で体力を消費したのが敗因ですね。

芝東照宮は現在芝公園の一角にあります。帰りの駅に都営地下鉄大門駅を選択したので徒歩で移動です。
芝公園もかつては元は増上寺の敷地もしくは門前町で1873年(明治6)に上野恩賜公園と並ぶ日本一古い公園です。戦後、増上寺の敷地とは独立した都立公園となる。
なんてことはどうでもいい。上の画像の赤門は実はかつては2代将軍徳川秀忠こと台徳院の霊廟の入口の惣門です。台徳院の霊廟は空襲でほとんど焼失したのですが、総門が立ってる場所は霊廟の入口です。画像奥に続く上り坂はかつての霊廟の参道なのです。今は何もありませんが。登った先で左折れ。台徳院の宝塔が納められた奥院がありました。奥院の場所は現在ホテルがある所とほぼ同じ。焼け残った4つのもンは、西武ライオンズの西武球場そばの不動寺に移築されました。
徳川秀忠の勅使門(2013.8/5)の記事
徳川秀忠の御成門(2013.8/4)の記事
西武ゆり園と狭山不動尊(2013.7/29)の記事 こちらの記事に徳川秀忠の正室お江の丁字門の画像があります。

芝公園の並びに芝増上寺がある。もう大分薄暗くなったので門を入ってすぐの紅葉をちょろっと撮影。

ちなみに、こちらはグラント松。説明板には「米国18代大統領グラント将軍は明治12年7月に国賓として日本を訪れ、増上寺に参詣し記念としてこの樹を植えました」
門のそばに「通期特別公開 徳川将軍家墓所拝観 10時ー16時 火曜休館(祝日は開館)拝観料500円」と立て看板が出てました。ダンナが見た事なさそうなので立ち寄りたかったのですが、時刻が既に15時45分だったのです。残り15分しかない!今回はパス!
ちなみに、お江と秀忠の墓(2012.3/1)の記事 こちらの記事に現在の徳川秀忠のお墓と戦前に撮影された豪華な墓廟の画像があります。
大門駅へ着いた。都営地下鉄大江戸線の大門駅に来たつもりだったのに、なぜか都営地下鉄浅草線の大門駅ホームを経由して大江戸線のホームにつながるスタイルだった。分かりにく〜。

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