あられの日記

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種芋の売り方を変えて欲しい

2024年02月22日 16時06分46秒 | リアル農業育成ゲーム
家庭菜園は年初に欲しい春じゃがいもの種芋の確保から始まる!と思う。
例えば昨年の場合、1月8日にはるか・アンデスレッド・インカの目覚めの種芋を購入して始まった。
1月9日にとうやゲット。1月13日にはキタカムイ・ピルカの種芋を購入して続く。
けども、どうしても育ててみたい!と思ってたデストロイヤーは種芋が手に入らなかった。シンシアも売ってなかった。去年は結局7品種7キロの春じゃがいもの植え付けとなった。

今年こそ!と祈念して年初より近所で種芋を売ってる店をローテーションで回ったのですが、期待してスーパーやコメリに行くものの見つからない。なんでや!
辛抱たまらず、1月16日に種苗店でインカの瞳・はるか・北海こがね・オホーツクチップ・トヨシロの種芋をようやく手に入れた。その後も売り出してるだろう?と期待して探すもなかなか見つからない。
で、1月22日にようやくピルカ・アンデス赤の種芋をゲット。せめてデジマを育ててみたい!と思いつつも見つからず。結局2月20日にキタアカリの種芋を購入して合計8品種・8キロの種芋を購入して今年の春じゃがの植え付けに入ったのが2月12日です。

さて、今年も何度も欲しい種芋を探してあちこちのホームセンターやスーパーを回ったのですが、種芋のセールストークが気に入らない!
全くとは言わないが役に立ってない!お前ら、自分でじゃがいも作ったことないだろが!!

じゃがいもというのは生育開始適温(地温)が10度(平均気温が10度)・萌芽期の生育適温が15〜20度・茎葉の生育適温が15−20度(高温になると茎が多くなり徒長する)・芋の肥大適温が15−18度(昼夜の気温差が大きいほど収量が増える・30度を超えると成長が止まり枯涸する。
みんな知ってる男爵とメークインの場合、植え付けからほぼ100日で収穫となる。
踏まえて、例えば5月30日にじゃがいもを収穫する場合、100日前はいつか?
2月20日なんである。
なぜに5月30日を仮定の収穫日に想定したか?というと、今時は5月も末になると30度超えの日が出てくる訳で。またじゃがいもの収穫は晴れた日に掘りたいので梅雨前に収穫したいからです。
そこへ植物には早晩性というのがあって、作物の開花・収穫に至るまでの栽培期間の長さを基準とした性質が存在する。
で、極早生のじゃがいもで90日。中晩生のじゃがいもで130日ほど。私が住む四国香川の西讃地方の場合。

ちなみに上の画像は2月18日現在のじゃがいもを植え付けた状態の畝。保温に黒マルチ&保温用の厚手の不織布をベタがけにしてます。寒いなら保温する方法はある。けども暑くて連日30度を超えるようになっても気温を下げるのは難しいのよね。

で、私が何で荒ぶってるかわかるよね?
例えば、「じゃがいもはるか」 病害虫に強く多収でおいしい
例えば、「じゃがいもピルカ」 目が浅いので皮が剥きやすく美味しい
例えば、「じゃがいもキタカムイ」 使い勝手がよく。とても甘い
例えば、「じゃがいもオホーツクチップ」 コロッケなどの油調理にむく
じゃがいもの品種のアピールポイントが書かれてます。
違うんだ〜。知りたいのはそうじゃない!
収穫した後に「この品種はどう料理すればいいかな?」だの。スーパーで並ぶ芋を買う時に「コロッケに向くじゃがいもが欲しい」と思うときに必要な情報ではあるけれど。
育てる人が知りたいのは違う。
男爵やメークインに比べ育て易いか?
男爵やメークインに比べ多く獲れるか?
男爵やメークインに比べ芋の大きさは大きいか?小さいか?
これを書いてるアピールポイントがないこともないけれど。
一番知りたいのは、この品種の栽培適地はどこか?です。
 
じゃがいもは日本では8割9割が北海道で作られており、品種改良の場所も北海道の場合がほとんどなのですが。異常気象が続く日本において、北海道で開発されたじゃがいもを育てても期待する量が獲れない!のが問題だ。
私の場合、去年はキタカムイは1キロ植え付けて2、5キロしか収穫出来なかった。
トウヤは1.6キロだった。
一昨年は北あかりが壊滅的だった。
何が言いたいか?と言えば、私が住んでる四国香川の西讃地方です。品種開発した場所・栽培適地を書いてくれ!ということだ。
例えば事前にwebで調べたニシユタカは長崎県で開発された品種で暖地2期作用のじゃがいもだ。この種芋が見つかれば書いたかったけども。私が回った5軒ではなかった。
セトユタカも長崎で開発された品種で暖地二期作用、特に春作に向く品種だけど見つからなかった。
美味しいとかいうのは、収穫出来てからこそ!なんである。
ちなみに、今回購入した8品種のうち、暖地栽培に向いてるのはアンデス赤のみ。
このじゃがいもも開発は北海道で元はネオデリシャスという名前だったのだが、岡山県牛窓(瀬戸内側)のじゃがいも農家さんが、栽培を繰り返し維持してきたものがアンデス赤として好評を得たそうで。私も去年近所のスーパーで購入したアンデス赤の種芋1キロがまさかの44キロも収穫できてたまげたのですよ。しかも8月に芽が出たので秋作も行けそう!と植えたら結構獲れた。やはり植物は土地に合う品種を植えることが大切だと思う。踏まえて、種芋はセールスポイントの文言を育てる人目線に変えて欲しいのよ。

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