元箱根にある恩賜箱根公園の続きです。湖畔展望館でお昼ご飯を食べて散策再開。弁天の鼻展望台へ。トップ画像は休憩所前の園路のそばのギボウシを撮影してみた。天候が良ければ背後の駒ケ岳がくっきり見えてたハズ。
ちなみに、ここから見た芦ノ湖。本当ならば中央にドーンと富士山が見えてたハズ。またこれが5月ならば、手前はピンクのつつじが咲いてました。なぜわかるか?といえば、パンフレットの表紙がつつじの季節にここから富士山を撮影したものなのだ。来年にでも上の右奥の白い建物の山のホテルのつつじとここ、恩賜公園のつつじをセットで見物にきたいなあ。
恩賜公園は半島状になっていて、湖畔展望館が頂上辺り。園路には高低差があります。樹齢のある木の幹はびっしりコケ類が張り付いてます。
木の根元もコケに覆われています。さすがパンフレットに147種のコケがあると書かれてるだけはある。素敵です。箱根には大勢外国人観光客が訪れてるとか。日本のコケも見て欲しいなあ。こんなに立派なコケがある公園ってそうそうないし。なにしろ箱根恩賜公園は入園料無料なんですよ。
弁天の鼻展望台から湖畔展望館を遠望。芦ノ湖側は湖越しの富士山を楽しめるのですが、訪問日は外輪山には低い雲がかかってて、富士山が見えない。あ〜〜!!残念すぎる〜。
さて次は私が楽しみにしてたヒメシャラ林です。足元にいい感じでコケの絨毯が広がってます。コケは損傷したら回復にとても長い時間がかかるので、なるべく傷めないように石畳の散策路を選んで歩きます。とはいえ、石畳にもコケが張り付いてるのですが。
あ!あれはまさか!!
キノコ〜〜!!梅雨明け以来雨が全く降ってないので、もうキノコは残ってないと思ってたのですが、さすがに雨や霧の多い箱根です。まだキノコが残ってました。
え〜と?図鑑によりますと、ベニヤマタケヌメリガサ科。食べられるきのこ。
⚫︎生態:春〜秋、広葉樹林内、高原の草地、笹原などに群生。⚫︎形態:傘は2〜5センチ、円錐型で表面に粘性はなく、血紅色のちに黄赤色となる。肉は黄赤色か淡赤色。ひだはあらく黄橙色で柄に直生〜上生。縁に近い部分は黄色をおびる。柄は3〜5×0、2〜0.5センチ。中空。上方はかさと同色。下方は淡色。」
見た時はもっと濃いオレンジでしたが、傘に太陽が辺り反射して白っぽくなってしまった〜。良く画像を見ると、奥にもぽつぽつ同じキノコが出てるのがわかるかと。
あ。日陰にはまだ額あじさいが残ってる。
ここは公園内のほとんど芦ノ湖が望める場所で、おそらく霧にもよく晒される場所なのでしょう。木の表面には様々なコケやシダが張り付いてます。面白かったので接写したのですが、私のガラパゴス携帯では無理でした〜。ピンボケに。
ちなみに、園路の柵もこの有様。木にびっしりコケやシダが張り付いてて手すりの機能はすでにない。
園内には8月の野花も楽しめる。シモツケ。
ヤマユリ。丁度見ごろの季節のようで、園内のあちこちにヤマユリが咲いてます。
さて時刻は12時50分を回りました。次へ行かないと!
ああ!追いかけろ〜〜!!またまたです。金属っぽい尻尾が素敵〜。箱根にはこいつが多いのか、恩賜公園の駐車場の側溝で1回。杉並木で1回。箱根神社の参道で1回。3度も見かけてしまいました。これさ、ヤモリ?イモリ?トカゲ?正体を調べないと〜!(わくわくらく)
調べたら、ニホントカゲというメジャーなトカゲの幼体だった。金属質のしっぽなのが幼体の印なんだって。
ちなみに、撮影してないけど、駐車場脇のトイレのそばには、先日藤沢のえびねやまゆり園で見たウバユリの群落がありました。場所が悪くてど〜撮影しても絵にならなかったのは残念だ。
さてと?杉並木の入り口はどこだろか?
ちなみに、箱根観光の移動目安はこんな感じです。観光計画の参考にしてください。
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