あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

箱根旧街道杉並木

2019年08月26日 05時53分55秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019/8/3訪問。大磯照ケ崎海岸でアオバトの飛来見物→箱根関所跡・資料館→恩賜箱根公園→箱根旧街道杉並木13:00到着。
最初入り口がわからなくて、恩賜公園の駐車場の端から箱根神社方向へ探しつつ国道1号線を移動。無事に入り口を見つけ旧街道へ。するともう別世界。江戸時代へタイムスリップです。
トップ画像(奥が江戸方面)では杉並木の杉の1本1本の大きさが分からないかも?ということで、いつもの。
恩賜公園の一押しはコケだと紹介しましたね。雨や霧の多い公園では、147種類のコケが観察されてます。その公園と国道1号線を挟んで杉並木があるのですから、杉並木もコケやシダが多くて当たり前。
コケを観察してるところをダンナに激写されてました。ちなみに、足元は土道でして、ところどころぬかるみが残ってます。
(奥が京都方面)
わかりにくいですが、杉の根元に紫陽花がまだ咲いてます。
説明板発見:箱根旧街道杉並木
江戸と京都を結ぶ「東海道五十三次」は、江戸時代の元和4年(1619)
頃に、それまでの湯坂道を廃し、湯本・畑宿・箱根を廻る街道に改められました。この杉並木は、徳川幕府が、旅人に木陰を与えようと道の両脇に植えたもので、東海道では唯一のものです。
第二次世界大戦中、伐採されそうになぅったこともありましたが、現在では、国指定史跡として保護され、芦ノ湖湖畔周辺の4地区に、約420本の杉が残されています。
残された杉には、人々の愛護の心が込められています。杉並木を大切にしてください。 文化庁・神奈川県教育委員会・箱根町教育委員会」
実は箱根って今火山活動が活発で、ロープウエーが止まってるでしょ?だからもっと閑散としてるだろうと思ったのですが、元箱根は観光客が多かった!国道1号線を歩いてる外国人もそこそこ見かけたのですが、杉並木はほとんど人がいない。たまに年かさのおじさんとすれ違ったくらいです。巨木ファンとしてはぜひ杉並木も見て欲しいけどなあ。これを素敵だと思うのは、巨木ファンくらいなんだろうか?残念〜。東海道53次が1619年に整えられ、箱根関所も作られたなら、杉並木も同じ頃に整備されてたハズ。その頃に植えられた杉が杉並木の杉の中に現存してるなら、樹齢400年ですよ!巨木ですよ?見ましょうよ。まとまって巨木が残ってる場所ってもう国内にあんまり残ってないよ。それも楽に見物出来る場所はそうないよ?おすすめだよ〜。と巨木ファンは嘆いてみる。
保存された杉並木の終点で国道1号線に合流。少しだけ1号線を歩いてみたけど、交通量が多い。歩道も狭いのであんまりウォーキングに向いてないと思ったので、芦ノ湖沿いの遊歩道へ。そのまま元箱根の船着場に移動。豪華な海賊船が、桃源台に向けて出航していきました。あ!赤い鳥居が見えてますね。あそこが次の目的地の箱根神社です。
何かあった。
説明板発見:賽の河原町指定史跡
この地は地蔵信仰の霊地として、江戸時代東海道を旅する人々の信仰を集めたところです。その規模は大きく、多数の石仏、石塔が湖畔に並んでいました。
しかし、明治時代に入ると、仏教の排斥から多くの石仏が失われ、また芦ノ湖湖畔の観光開発の中でだんだんとその規模が縮小し現在のようになりました。
現存する石仏、石塔の中にも鎌倉後期と推定される艘塔を始め貴重なものがあります。(昭和61年6月)箱根町教育委員会」
遊歩道を進む。道にはベンチもあるけど、木陰のベンチは全部先客が。ようやく空いてるベンチを見つけておやつ休憩。けど直射日光が辛くて早々に休憩終了。元箱根は標高720メートル。5度は確実に自宅のある小田急相模原より低いハズ。けど暑いものは暑い。おかしいなあ〜。下界はどんだけ暑いんだ。
箱根神社の参道に木陰のベンチを見つける。芦ノ湖を眺めて小休憩。水筒が一つ空になってしまった。用心で水筒2個持ってきたのは正解だったらしい。
そこへ外国人さんが地図片手に聞いてきた。迷子らしい。
指差して「箱根シュライン」と答える。神社=シュラインというのはかろうじて覚えてた。それが聞いてきた外国人さんの求める答えだったようで安心した。今時の日本の観光地では英語くらい話せばならんのね。私は無理〜。さて、次は箱根神社の巨木です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恩賜箱根公園後編2019/8/3現在 | トップ | 箱根神社の矢立のスギ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

巨木・古木・ご神木・盆栽」カテゴリの最新記事