アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

台風4号接近中

2007-07-13 | 四万十川 梅雨

 

 四万十は未明から雷雨。激しい雨が降ってマス。

台風4号&梅雨前線のコンビが暴れはじめたのです。

 

 グングン水位を上げてる四万十川。

まだこれから、台風の本体がやってくるというのに・・・。

「うーん、大丈夫であろうか・・・」

一昨年の大増水の恐怖が頭をよぎります。


真夏へのカウントダウン

2007-07-12 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 午前の四万十の空は、くもりがち。

午後は、曇り空のスキマからチラチラと青空がみえました。

久しぶりの太陽の陽ざしがうれしい。空気は、ひどくむしあつくなってます。

 近づく台風4号の影響で、時々南東の風が強くふきました。

週間天気予報では19日頃から「おひさま」マークが続いてます。

この台風をやり過ごせば、いよいよ夏ホンバンになりそうです。

四万十川は、平水時より約70~80cm増。笹濁り。

*アークでは、お盆等の連休時でも少人数制でツアーを行っています。

(のんびりゆったりと四万十川の自然を楽しんいただきたいので)

ツアーのご予約はお早めにどうぞ。


海の日の週末は

2007-07-10 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温28度。

 早朝。目が覚めた僕は寝床から腕を延ばし、

南向きのベランダのガラス戸を開け、ぼんやりとした頭で外をながめました。

四万十は今朝も、小雨降るどんよりとした梅雨空です。

 

 コーヒー豆を挽き、フィルターに移し、熱い湯を落とす。

コーヒーを冷ました後、氷とミルクと砂糖を入れてアイスコーヒーのできあがり。

♪んちゃ・んちゃ♪ レゲエ・ミュージックを聴きながらアイスコーヒーを飲みました。

雨音にかき消されぬようにCDのボリュームを上げて。

レゲエは、長雨に湿ってじめった気分になかなかあいますね。

 

 ネットで天気予報をチェック。

「あらら、台風4号がこちらに向かってくるのか?」

四国は、台風&梅雨前線のコンビ、その後の台風本体の接近で大雨になるかも?

そうなれば、(これまでの長雨でたっぷり水を吸って飽和したスポンジ状態のような)

地盤のゆるみ、川の増水には充分な注意と警戒がひつようになります。

「週末の連休、こちらに遊びに来る方は、正確な情報のもと細心の注意をしてください」

 このところの長雨で家に引きこもっていたせいか?

なんとなく腰が重だるい僕は、思い切って雨のなか、中村の町まで自転車で往復。

とうぜん全身ずぶ濡れに。少し腰はラクになりましたが。

雨水に濡れた道端には、コオニユリがキレイに咲いていました。

四万十川は70~80センチの増水、笹にごり。


サンデー・モーニング・ブルー

2007-07-08 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 夜明けの川は、その姿を深い霧に閉ざしています。

増水した川は、昨夕から1メーターほど水位を下げた。

しかしまだ、平水時より3メーターは水位が高いようです。

 

 「・・・・・」

事前の予報と予測でこの増水は予想できていました。

ツアー中止はすでに決定しているけど、気持ちにアキラメをつけるための最終確認です。

静かなる諦観。サンデー・モーニング・ブルー。

 梅雨の長雨に、沈没する日々(沈没とは、旅人用語で同じ場所にうだうだと留まるコト)。

僕は、部屋でゴロゴロしながら借りてきた本を読みました。

晴漕雨読も悪くないけれど・・・。そろそろ雨読にも飽きちゃいました。

 読書も飽きたよー。


七夕と増水

2007-07-07 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 午後2時。

空が少し明るくなり、雨も上がりはじめました。

家を出た僕は、増水に浸からぬよう1キロ先の大橋に避難させた車を取りに行く。

もわんと蒸し暑い空気。近所の沈下橋は、もうすでに増水からその姿を見せています。

沈下橋へ降りるスロープの途中に、流されてきた木屑が散らかっている。

その様子からみて、川は6メーター程水位が上がったようです。

 

 沈下橋をわたる、と上流から流れてくる泥水が、

足下1メーターのところで橋脚にぶち当たり、

ゴォーゴォーと激しい音をたてて、橋の下流に荒い波をつくっています。

慣れていてもやはり足がすくんでしまいます。こわっ。

 雨は昨夜、日付が変わる頃から、ガシャガシャと断続的に激しく降りはじめました。

僕は、1時間毎にネットと携帯で、

雨雲のうごき、ダム放流量、水位をチェックし川がどこまで増水するか警戒です。

(近年の集中豪雨は、記録的な雨量となることも多くユダンがなりませんね)

川がひどく増水して村が泥水に浸かりはじめると、車の逃げ場が無くなってしまうのです。

 

 4時頃、川の水位がかなり上がってきた。

土砂降りの中、僕は車を大きな橋の上まで移動しました。

雷鳴とイナビカリもブキミな帰路は、合羽も役立たず・・・。全身ずぶ濡れです。

 

 蒸し暑い部屋に戻り、まんじりともせず七夕の夜明けをむかえました。

サイワイなことに、早朝に雨足は弱まりはじめた。

少しほっとした僕は、そのまま眠ってしまいました。

四万十川本流があふれて、村が泥の湖となるコトはなさそうです。

 

 七夕のこよいは、あいにくの曇天&増水。

「ささやかな願いゴト」をかいた短冊を笹にくくりつけてみました。


梅雨空のブルース?

2007-07-06 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 「ずざぁーっー」

今朝は、屋根や窓を激しくたたく雨音で目がさめました。

西隣の九州に大雨を降らしている雨雲が、次々と四万十に流れ込んでいるのです。

明日朝までの四国の予想雨量は、多いところで250ミリ。

警報は・大雨・洪水・雷・強風・波浪とロイヤルストレートフラッシュ?

 今日は、気温が上がらず涼しい・・・。

長袖のシャツを着た僕は、熱いコーヒーを片手に、窓の外の雨をなすすべもなく眺めました。

雨は昼頃いったん上がったけど、午後はまた大雨が降ったり止んだり。

四万十川は再び増水してきています。

 

 今日の午後の時点で約1、5メータの増水、ウグイス色の流れ。

これでは、しばらく川へは出れないかな?

我が4駆は再々防水シールをしたけど、ぽとぽと雨漏りがなおらない。

やれやれです。


太陽の季節の前に

2007-07-05 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 久しぶりに四万十川を増水させた雨もひと休み。

今日の四万十は、うす曇りの蒸しあつい1日になりました。

今回、沈下橋が浸かるほどの水は出ませんでした。

今日の午後の時点で、四万十川は約2メーターの増水。流れる水はカーキー色です。

 

ベランダでハダカになり、

アイスコーヒーを飲む僕のかたわらで、ジーッ・・・セミが合唱しはじめました。

7月の山道では、ノカンゾウや

ヒメヒオウギズイセンが、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせてます。

もうすぐ本格的な夏の到来です。


ただいま放流中

2007-07-04 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 四万十は昨夜から、活発な梅雨前線の影響で、

カミナリをともなった激しい雨が断続的に降りはじめました。

 

 四万十川上流の家地川ダム(佐賀堰堤)と支流梼原川の津賀ダムは、

時間が経つにつれ、ダムの放流量を増やしています。

夕方、両ダムあわせて430㌧の放流。

四万十川は、約2、5メーターの増水となっています(下流:川登)。

*家地川ダムも津賀ダムも、主に水力発電用に戦前に作られたダム。

家地川ダムでは、上流から流れて来た水のほとんどはダムに取られてしまう。

そのためダムのすぐ下流は水が無く、カヌーでは下れません。

 

 四万十川はダムのある川です。

大雨の時などは急激に増水することも(川原でのキャンプ時などはご注意を!)。

今夜の雨の降り方によっては、明日、沈下橋が増水した流れに沈むかもしれません。


梅雨の晴れ間の向こうには

2007-06-21 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 今日は、梅雨空もひとやすみ。

四万十は、スッキリした青空が広がりました。

 

 もう夏の陽射しの道ばたに咲いているのは、アオイ、ユリ、ハギの花。

道のところどころには、ヤマモモの実がたくさん落ちてます。

ヤマモモの実を齧ってみれば、少しすっぱい。

ヒメコウゾの赤オレンジの実は、甘みが強い。

山の木々も日ごとに葉の色が濃くなり、風のなかに緑が強くかおってます。

 四万十川は、この梅雨の雨で少し水量が増えました。

しかし今年は、春~今日までの雨量が例年に比べかなり少なく、

沈下橋がつかるほどの増水が一度もなく、川が洗われてません。

そのせいか、川の水は少し濁っているように見えます。

 

でも、どうせ増水するなら「梅雨の間にお願い!夏は止めてね!」。

そんな都合のイイコトを僕は梅雨の晴れ空に願う。

水が多すぎても、少なすぎても、うまくいかない水ショーバイです。


レイニー・デイズ~恵みの雨~

2007-06-13 | 四万十川 梅雨

  最高気温26度。

 海から山へむかう灰色の雲が、空の低いところを流れていきます。

やがて四万十の谷にポツリポツリと雨粒が落ちはじめた。

ベランダの椅子に座った僕は、

熱いコーヒーを片手に、少しほっとした気持ちでその様子をながめました。

 

 今年の四国の梅雨入りは、例年より10日遅れ。

春先からの少雨に悩まされる四国に、待望の雨の季節の到来です。

でも、ラニーニャの影響によっては、

短い梅雨となり、水が少ない厳しい暑さの夏になるかもしれません。

(梅雨のおわりに集中豪雨があるかも・・・)


7月の四万十にて11 夏空復活!

2006-07-25 | 四万十川 梅雨

 最高気温33度。

 早朝、ねぼけまなこで空をぼんやり見ていると、

雲の群れが、スーッと東の空に流れて行くのが見えました。

みるみるうちに、空のほとんどが青空になってゆく。夏空の復活です。やっほー。

・ギラギラ太陽・入道雲・蒸し暑い空気・セミの大合唱。

ホントウの夏が来た!!って感じです。これで梅雨明けかな?


7月の四万十にて10

2006-07-24 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 昼前、太陽は1週間ぶりにその顔を見せました。

ここぞとばかりに僕は、洗濯機をまわし、

1階の艇庫、2階の部屋の窓とドアをすべて開け風をいれた。

そして夏の陽射しのベランダでトーストをかじり、アイスコーヒーを飲みました。

久しぶりの陽の暑さが、にゃんともうれしい昼どきです。

 

 午後、空はふたたび曇におおわれてしまいました。

でも、最新の天気予報をあてにするのなら、

27日ごろからは高気圧が張りだしてきて、晴れ間が日本列島を覆いそう。

これにて、今年の梅雨は「ハイ、オシマイ!」となってほしいものです。

(梅雨明けは平年より1週間おくれてます)

 

 四万十川の水位は、平水時より+1メーター。笹濁り。

このまま、あまり雨が降らず梅雨が明ければ、

今週末の川は、水量&透明度に恵まれた「最高のコンディション」となりそうです。


7月の四万十にて9

2006-07-23 | 四万十川 梅雨

  最高気温28度。

 週末の四万十は、小雨ときどき大雨。

四万十川の水位は、平水+2~4メーターの間で推移しています。

今のところは、シンパイしたほどの大増水とはならず。

しかし、四国のとなりの九州は大雨。

九州では、降りはじめの18日から今日までに、

総雨量が、800~1200ミリを超える記録的な雨量になっています。

 去年9月、四万十流域でも大きな被害をだした、

42振りの大増水の時の総雨量は、900~1000ミリ(確か)。

今回、大雨の前線がもう少し北東で停滞したなら、四万十もひどい水害に見舞われたコトでしょう。

そう思うと僕の背筋は寒くなりました。

深刻な水害に見舞われてる地域のニュースを見るたび、胸が痛くなります。

 

 風が妙に涼しい。上半身ハダカではうすら寒くおもわず長袖を着ました。

(暑がりの僕がこの時期に長袖なんて!シンジラレナイ・・・)

ラジオからは、新旧取りまぜたサーフ・ミュージックが流れてきます。

「この夏は冷夏になるかもしれない・・・。でも、僕にはあまりカンケーないけど」

と、ラジオDJがのたまった。

そのあまりに他人事なモノの言いかたに、なんだか脱力してしまった午後でした。


7月の四万十にて8

2006-07-20 | 四万十川 梅雨

 最高気温29度。

 四万十は、昨日から雨が降りはじめました。

雨は時間が経つにつれ、台風の時のような激しい降りに。

日本各地で甚大な水害をもたらしてる梅雨前線が、四万十に南下してきたのです。

 

 四万十川は、ずんずん水位があがっています。

早くも近くの沈下橋が泥水に沈みそう・・・(平水+4メーター)。

状況が好転しないコトは(雨空と天気予報をしつこくチェックしてるので)わかりきっています。

でも僕は、5分と待てずにネットの天気図を開く。そして、小さなため息をつくのでした。

あきらめ(正確でスバヤイ判断)がカンジンか・・・。

各方面に、週末のツアー中止の連絡をしました。


7月の四万十にて5

2006-07-12 | 四万十川 梅雨

時々時々 最高気温32度。

 薄黒い雨雲が、千切れたり、くっついたり

自在にカタチを変えながら、静かにスバヤク北の空に流れていきます。

雨雲のすき間から、ちらっと青空が見えたかと思えば、その数分後にはシャワーのような雨。

ネコの目のようにクルクル変わる空です。ユダンデキナイノダ。

 

こんな空模様では、カヌー&キャンプ装備を干したまま、うっかり家から出かけられません。

僕は、つねに空のゴキゲンをうかがいながら、装備を干したりしまったりします。

「うーん、昨日もこんな天気だったよなぁ・・・」

 それにしても、空気がもわんと蒸し暑い!

じっとしていても、ひたいから汗が、たらーりたらーりと流れます。

少しでも動けば、たっぷり汗をかいてしまう。まるで、ぬるめのサウナです。

 

 そして、すっぱだかになった僕は、何度も頭からザブリザブリと水をかぶりながら思う。

「もう、梅雨にもあきたよ。夏の太平洋高気圧よ、がんばれ!

ホットでギラギラな太陽を四万十に連れてきておくれ!」と。

 

 四万十川の水量は、多すぎず少なすぎず。透明度もグッドです。

明日のツアーは、ぬくくきれいな水と、ゾンブンにたわむれるコトになりそうです。楽しみ!!