アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

沈すればくちびる寒し春の川

2008-04-08 | 四万十川 春

 最高気温22度。

 わっ!ざばっ!ごぼごぼ。沈は、突然やってきます。

ひゃぁーつめてぇ!と瀬の流れから、

よっこらせ、となんとかロールで起き上がった僕は、苦笑い。

それは、カメラをかまえカヤックで後ろむきに瀬を下っていた時のデキゴト。

川面の水温は16度。今シーズン初漕ぎの僕に、春の川の冷たい洗礼です。

 

 春の四万十川は、雨が降ると田の代掻きの水ですぐ濁ってしまいます。

そんな春濁りの川を(昨日の雨で濁った)、今日はオジサン二人で下りました。

 

 休憩をする川原は、春の日差しがポカポカと心地よいはずなのですが、

ずぶ濡れた服のままでは、やや強い北風がめちゃめちゃひやい(ひやい:さむい)。

北風に服を脱がされた僕は、パンツ一丁でじっとしたまま太陽の光をあびました。

 

 服が乾きだした午後は、陽ざしがあたたかく感じられます。

僕らは萌黄がいろどる春の川をのんびりと下っていきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする