アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

梅雨から夏に明ける前に

2009-07-07 | アークツアー 梅雨

時々 最高気温32度。

 モノトーンの雲がちぎれながら、東の空にゴンゴンと流れて行きます。

先程からチラチラと青空が見えはじめた空に、カヤックで川を下る僕らは願う。はやく晴れてください、と。

やがて空は、キッパリと覚悟を決めたかのように、スッパリと雨雲を脱ぎ捨てました。

「待ってました。そうこなくっちゃ」

 雨に洗われスッキリとした青い空。

木々の葉についた雨粒が、陽にキラキラと輝いています。

肌にジリジリと突き刺さる夏の日差しが、にゃんともうれしい!

ゲストの皆の表情も、ピカピカに明るくなりました。

 

 僕の気持ちをくじきかけた、早朝のガシャガシャ降りの雨が今はウソのよう。

「ツアー決行の判断を最後の最後まで迷ったけど、

今日は良いほうに転がって、よかった、よかった!!」

 

 たっぷりと雨水を吸って(飽和状態のスポンジのように)水が出やすい梅雨の山と川。

でも、今日の川は、ほどよい水量におさまって適度に流れが速くなってます。

 

 そんな、ザァザァと速く流れる川を、スイスイと下だった僕らは、

コース途中の沈下橋から、ザブーン!と川に飛び込んだ。

梅雨から夏に明ける前の川で、ぬくい水と陽と遊ぶ一日を楽しみました。

四万十川にカンパーイ!

今日は水の深さも充分さ。梅雨空に思いっきりジャンプ!

最後はトリオで決めてくれました。