時々 最高気温32度。
モノトーンの雲がちぎれながら、東の空にゴンゴンと流れて行きます。
先程からチラチラと青空が見えはじめた空に、カヤックで川を下る僕らは願う。はやく晴れてください、と。
やがて空は、キッパリと覚悟を決めたかのように、スッパリと雨雲を脱ぎ捨てました。
「待ってました。そうこなくっちゃ」
雨に洗われスッキリとした青い空。
木々の葉についた雨粒が、陽にキラキラと輝いています。
肌にジリジリと突き刺さる夏の日差しが、にゃんともうれしい!
ゲストの皆の表情も、ピカピカに明るくなりました。
僕の気持ちをくじきかけた、早朝のガシャガシャ降りの雨が今はウソのよう。
「ツアー決行の判断を最後の最後まで迷ったけど、
今日は良いほうに転がって、よかった、よかった!!」
たっぷりと雨水を吸って(飽和状態のスポンジのように)水が出やすい梅雨の山と川。
でも、今日の川は、ほどよい水量におさまって適度に流れが速くなってます。
そんな、ザァザァと速く流れる川を、スイスイと下だった僕らは、
コース途中の沈下橋から、ザブーン!と川に飛び込んだ。
梅雨から夏に明ける前の川で、ぬくい水と陽と遊ぶ一日を楽しみました。
四万十川にカンパーイ!
今日は水の深さも充分さ。梅雨空に思いっきりジャンプ!
最後はトリオで決めてくれました。