最高気温29度。
どうしちまったんだ夏の高気圧!とっとと真夏の青空を連れてきておくれ!
7月も終わりだというのに、ジメジメ梅雨空が続く四万十です。
四万十は、昨日から激しい雨がガシャガシャと降ったり止んだり、不安定な天候です。
まるで、雨空の水量を調節するダイヤルが、こわれちまったかのよう。
四万十川は、少しずつ水位があがりました。結局、今日のツアーは中止に。
ヒマになった僕は、ベランダで胡坐を組み、暗い空をながめながら雨音をききました。
肌にうっすらとまとわりつく、湿って生ぬるい空気。
ラジオから流れてくるのは、ベンチャーズ・ビーチボーイズといった夏の定番の曲。
そんな真夏の太陽をイメージさせる曲が、ジメジメした生ぬるい空気とマッチせず、なんだか可笑しい。
ひねもす、ボンヤリと本を読みながら過ごしました。
「大切なのは目的地ではなく 旅そのものだ」 T.S エリオット
ツアーは中止だけど、あまりくよくよせず、
エリオットさんの言うとおり、今は雨降りの旅の空を楽しみますか。