アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

新緑と薫る風のリバーピクニック

2010-05-05 | アークツアー 初夏

  最高気温28度。

 片方だけのビーサンが転がっている沈下橋の川原。

だれっちゃおらん川原を、ただ風だけが吹きぬけてゆきます。

円形に小石を積んだ水際の小さなプールは、はるか昔に廃れた遺跡のよう。

 

 連休も最終日。夕暮れの四万十川にいつもの静けさが戻ってきました。

連休中の国道は車とバイクで混みあい、沈下橋も多くの観光客の姿でにぎやかでした。

でも、今はがらんとしてます。ゲーム終了後のボール・パークのように。


 この連休の四万十川は、青空と良い水の流れに恵まれました。

連休前半は、北風が少し冷たかったけど、連休後半は、25度オーバーの夏日に。

そんな、ステキな五月の川に、僕らはカヤックで、リバーピクニックに出掛けました。

 

 4月27日の増水が落ちついた川は、水量が豊かで、瀬はもちろん

トロ場も平水時より流れが早く、カヌーは、パドルで漕がなくてもスイスイ下れてラクチンでした。

まだ、増水の残る川の水温は、平水時よりも5~6度低く、14度~16度といったところ。

ひとつだけザンネンだったのは、水の透明度が悪かったコト、です。

 

ツアーに参加してくれた皆さん。 

この、小さな川旅の一日が、

皆さんにとって良い思い出となったなら、ガイドを勤めた僕もとても嬉しく思います。

ぜひまた、四万十に遊びに来てくださいね

一番波が高い初っ端の瀬。いつもこれくらいの水量が欲しいところです。

豪快に沈することを轟沈と呼んでます。

新緑とシイの木の黄色い花。春の山の色彩に見とれてしまいます。

昼寝が気持ちイイ季節です。のんびりしていこう。

支流目黒川。透明度は良。子供たちが楽しそうに水と戯れていました。

川岸を、トサシモツケ、キシツツジ、ノイバラ、ウツギの花が彩っています。


岩間沈下橋下流 連休中日の今日が車も人もカヌーも一番多いですね。

コメント
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