最高気温28度。
片方だけのビーサンが転がっている沈下橋の川原。
だれっちゃおらん川原を、ただ風だけが吹きぬけてゆきます。
円形に小石を積んだ水際の小さなプールは、はるか昔に廃れた遺跡のよう。
連休も最終日。夕暮れの四万十川にいつもの静けさが戻ってきました。
連休中の国道は車とバイクで混みあい、沈下橋も多くの観光客の姿でにぎやかでした。
でも、今はがらんとしてます。ゲーム終了後のボール・パークのように。
この連休の四万十川は、青空と良い水の流れに恵まれました。
連休前半は、北風が少し冷たかったけど、連休後半は、25度オーバーの夏日に。
そんな、ステキな五月の川に、僕らはカヤックで、リバーピクニックに出掛けました。
4月27日の増水が落ちついた川は、水量が豊かで、瀬はもちろん
トロ場も平水時より流れが早く、カヌーは、パドルで漕がなくてもスイスイ下れてラクチンでした。
まだ、増水の残る川の水温は、平水時よりも5~6度低く、14度~16度といったところ。
ひとつだけザンネンだったのは、水の透明度が悪かったコト、です。
ツアーに参加してくれた皆さん。
この、小さな川旅の一日が、
皆さんにとって良い思い出となったなら、ガイドを勤めた僕もとても嬉しく思います。
ぜひまた、四万十に遊びに来てくださいね
一番波が高い初っ端の瀬。いつもこれくらいの水量が欲しいところです。
豪快に沈することを轟沈と呼んでます。
新緑とシイの木の黄色い花。春の山の色彩に見とれてしまいます。
昼寝が気持ちイイ季節です。のんびりしていこう。
支流目黒川。透明度は良。子供たちが楽しそうに水と戯れていました。
川岸を、トサシモツケ、キシツツジ、ノイバラ、ウツギの花が彩っています。
岩間沈下橋下流 連休中日の今日が車も人もカヌーも一番多いですね。