アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

夏を夢みていた午後

2010-05-12 | 四万十川 初夏

 最高気温23度。

 やわらかな陽射しと甘い風の5月。

風にゆれる心は、あてのない旅にフラフラと誘われてしまいます。

ふらり四万十で羽を休める旅人一人。長い渡りの途中で羽を休めるアサギマダラのように。

ゆるやかに流れる川と静かな時の中で、傷を癒し英気を養い、そしてまた歩きだそう。

(なんか訳がわからない書き出しですね・・・汗)

 雨上がりの青空。

5月の空はどこまでも澄みわたり、初夏の陽が目にまぶしい。

川沿いのいつもの道を歩けば、Tシャツの背中がうっすらと汗ばみます。

見わたす山は、日に日にその緑を濃くしています。

 

 初夏はバラの季節。近所の家の庭先で、真紅のバラの花が咲いています。

道端では、小さな紫色の花、トウバナ、アザミが風にゆれている。

日陰の道に、白い花びらをわっと積もらせているのはエゴノキ。

ブンタンの厚い白花が咲き、シトラスが爽やかに甘く風にかおってます。

ひらひら。花にモンキチョウが飛んできました。

 

 家に戻った僕は、ブラジル製の大きなハンモックを木陰につってヒルネです。

「ヒルネ主義者」は、夜の寝付きが悪くなってしまいますが。でもまぁ、これでいいのだ。

顔の横には、スイカズラ、ピラカンサの花。

さわやかな風にゆられながら僕は「川遊びが楽しい夏の四万十」を夢みていたのでした。

*画像はゴールデンウィークのツアー。

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