最高気温23度。
やわらかな陽射しと甘い風の5月。
風にゆれる心は、あてのない旅にフラフラと誘われてしまいます。
ふらり四万十で羽を休める旅人一人。長い渡りの途中で羽を休めるアサギマダラのように。
ゆるやかに流れる川と静かな時の中で、傷を癒し英気を養い、そしてまた歩きだそう。
(なんか訳がわからない書き出しですね・・・汗)
雨上がりの青空。
5月の空はどこまでも澄みわたり、初夏の陽が目にまぶしい。
川沿いのいつもの道を歩けば、Tシャツの背中がうっすらと汗ばみます。
見わたす山は、日に日にその緑を濃くしています。
初夏はバラの季節。近所の家の庭先で、真紅のバラの花が咲いています。
道端では、小さな紫色の花、トウバナ、アザミが風にゆれている。
日陰の道に、白い花びらをわっと積もらせているのはエゴノキ。
ブンタンの厚い白花が咲き、シトラスが爽やかに甘く風にかおってます。
ひらひら。花にモンキチョウが飛んできました。
家に戻った僕は、ブラジル製の大きなハンモックを木陰につってヒルネです。
「ヒルネ主義者」は、夜の寝付きが悪くなってしまいますが。でもまぁ、これでいいのだ。
顔の横には、スイカズラ、ピラカンサの花。
さわやかな風にゆられながら僕は「川遊びが楽しい夏の四万十」を夢みていたのでした。
*画像はゴールデンウィークのツアー。