最高気温17度。
「本日、四国地方は例年より10日早く梅雨入りしました」
どす黒い雨雲が、びゅんびゅんと西の空に流れてゆく。
空はまるで雨雲のハイウェイです。
ゴオーゴオーと強い風が庭の木々を大きく揺さぶり、
バラバラと大粒の雨がベランダの波板を強く叩いています。
のほほんとかまえて雨の季節をむかえる準備をおこたっていた僕は、
あまりに早い梅雨の到来になすすべもなく空を見上げるのでした。
「雨樋の掃除や屋根の補修をしなくては・・・」
前線を通過してゆく低気圧と、そこに流れ込む台風2号のあたたかい風。
予報どおり台風が四国に接近すれば、
週明けの四万十川は増水し、沈下橋はひさしぶりに濁流に沈みそうです。
最高気温27度。
梅雨入り直前、5月最後の晴れた日。
友人のミスターTと四万十川を下りました。
雨上がりの山は、初夏の陽差しにキラキラと輝いています。
甘く薫る風が、気まぐれに水面を吹きぬけていく。
川面の水温は、20度。手をつけてみる、うーん、気持ちE!!
夕方、近所の沈下橋までホタルを見に行きました。
今年は、季節の歩みが少し遅いようで「ホタルのピークは例年より遅めかな?」との予想。
でも今夜は、けっこうな数のホタルの光を見ることができました。