アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

早春の雨の夜に

2012-02-07 | 四万十川 初冬&冬

 最高気温15度。

 暦の上に春がくると、春の使者は、その手(前線)をスバヤク伸ばし、

寒気を追い払い、今年はじめて、まとまった雨を四万十に降らせてゆきました。

「さて、そろそろ、わしらにも仕事をさせてくれ・・・」とでも言わんばかりに。

 

 昨夜よりも、ぐっとあたたかな空気が流れるベランダのイスに座った僕は、

ウイスキー片手に「やわらかな春の雨」とは違う「ぶっきらぼうな早春の雨」をながめました。

 

 我が家の庭を濡らし、田畑や山の木々を潤し、川を満たしてゆく雨。

すでに漉きかえされた田にもたっぷりと水が入る、でも、カエルたちはまだユメのなか。

遠くの空からは、カミナリの音も聞こえてきます。

 

 この雨で、四万十川は約1メーターほど水位を上げました。

その水の色は、オリーブグリーン。(思わずカヌーで漕ぎ出したくなる)良い水量。

今年の高知のさくら開花予想は、3月24日ごろ。平年よりちょっと遅めです。

コメント
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