アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

4月2日(土)のつぶやき

2022-04-02 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

花冷えの朝。太陽は、白いベールのような薄雲におおわれて、なかな顔を見せません。

うーん、ひやい・・。

川をわたるヒエヒエ風が、橋をいろどるサクラ色を吹きはらってゆきます。

「空をゆく ひとかたまりの 花吹雪」高野素十 

今日の最低気温は、1、9度。

上流側。

 

  最高気温15、9度。

午後になっても、空はスッキリと晴れず。

陽ざし少なく、ヒンヤリ冷たい風に、咲きたてのツツジの花も小さくふるえています。

ときおり、庭にさしこむ西日が、萌黄の葉をあざやかに輝かせている。

わぁ、キレイだなぁ・・・と見とれていると、「チョットコーイ!」コジュケイが鳴きました。

イカナイモンネ。

『わたしたちの多くは、まわりの世界のほとんどを視覚を通して認識しています。

しかし、目にはしていながら、ほんとうには見ていないことも多いのです。

見すごしていた美しさに目をひらくひとつの方法は、自分自身に問いかけてみることです。

「もしこれが、いままでに一度も見たことがなかったものだとしたら?

もし、これを二度とふたたび見ることができないとしたら?」と。』レイチェル・カーソン

 

南国土佐の短い春が、もうすぐおわる。

サクラの花がすっかり散れば、四万十は、もう新緑の初夏に。

今しかない季節の色を、しっかり目で見て、心で感じおかなければ、と思う春の夕です