アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

4月4日(月)のつぶやき

2022-04-04 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、快晴。

少し冷たい風が、萌黄色の岸辺をザワザワ鳴らしてゆきます。

水辺にたたずみ、朝日とコーヒーにぬくもりながら、瀬音と鳥の歌を聞く。

春の朝の美しさと心地よさにボヤボヤしてたら、もう朝がおわりそう。ハラへった家に帰ろう。

春宵一刻値千金と言いますが、春の朝も価千金ですね。

今日の最低気温は、3、1度。

 

 

 最高気温 21、0度。

陽ざしがぽかぽか、風がそよそよ。のどかな春の午後です。

『春は、地上の空気中にも、またモグラのまわりの土のなかにも動きだしていました。

そして、いまでは、暗くてみすぼらしいモグラの家のなかまではいりこんで、

なんともいえないそわそわした、じっとしていられない気もちで、

そこらじゅうをいっぱいにしてしまったのです。

とすれば、モグラが、きゅうに、はけを床の上に投げすてて、

「え、めんどくさい!」とか、「なんだこんなもの!」とか、春の大そうじなんてやめっちまえ!」

などといいながら、上着をひっかけもしないで、家からとびだしてしまったとしても、ふしぎはありません。』

「たのしい川べ」ケネス・グレーアム著   

 

春のユーワクに負けたアーク佐野も —大好きな物語の一節のように—

艇庫の大そうじなんてやめっちまえ!と家をとびだしたのでした。

おーいモグラくん、カヌーに美味しいものをこじゃんとつんで、春の川にピクニックにでかけようよ。

 

たのしい川べ (岩波少年文庫 99)