おはようございます。四万十は、雨(小雨)。
小さな雨音に気づいておそく目ざめた朝は、寝床から手をのばしベランダのガラス戸を開け、
フトンの中でうつらうつらと雨音や鳥の声、カエルの合唱を聞く。
すると「朝からお騒がせして申し訳ありません!」選挙カーの絶叫に叩きおこされたのでした・・・悲。
最高気温21、5度。午後も、シトシト雨がふったりやんだり。
「不精さや かき起されし 春の雨」 芭蕉
ひねもす、ぼけっと雨空をながめたり、
本をよんだり、のんべんだらりと時をすごす。時々、ウイスキーをなめながら。
そして思う。これは、若いころのキャンプ旅の雨天時と、おなじすごし方ではないか。巣がちがうだけで、と。
なにも変わっちゃいないと気がついて、生産性ゼロのなまけものガイドは、ニガワライです。
そして、やる気ゼロの日は、夕飯メニューも
マイキャンプ旅のめんどくさい時の定番、魚肉ソーセージ&タマゴ入りのサッポロ一番に決定。
キャンプ気分も味わえるように、ガスストーブ&コッフェルをつかって。
*画像は、やる気がある時のキャンプでつくった、ローストチキン。ピラフ入り。
「人間にとって、きっとふたつの大切な自然があるのだろう。
ひとつは、日々の暮らしの中で関わる身近な自然である。
それは道ばたの草花であったり、近くの川の流れであったりする。
そしてもうひとつは、日々の暮らしと関わらない遥か遠い自然である。
そこに行く必要はない。が、そこに在ると思えるだけで心が豊かになる自然である。
それは僕たちに想像力という豊かさを与えてくれるからだと思う」長い旅の途上 星野道夫
初夏(の自然)は、山の木々、道ばたの草花、庭の雑草を、日毎にグングンと成長させてゆきます。
そんな姿を見ながら、人の心がよい成長をするために、
本当に必要で大切なものはなんじゃろか?と考えざるをえない、このご時世です(自分のことは棚にあげて)。
IMAGINE。その一つは、豊かな想像力を育てること(だと思う)。
でも、僕たちに想像力という豊かさを与えてくれるのが、
心が豊かになる自然ではなく、コロナやウクライナの惨状では、なんともやりきれません。