おはようございます。四万十は、快晴。
やわらかな朝日がてらす沈下橋を、少し冷たい風がわたっていきます。
コーヒー片手にぽけっと川見をする耳に聞こえてくるのは、カジカガエルや鳥の歌、瀬音。
芽吹きの季節をむかえた岸辺は、萌黄から濃緑までさまざまな緑色にいろどられてます。
うーん、ビューティフォー。
今日の最低気温は、8、7度。
最高気温24、8度。午後も晴れ。
川をふきぬけるあたたかな春風が、萌黄色の岸辺をザワザワと鳴らし、
ときおりヒュウ―と、ひときわ強く吹く風が、咲きおわりのサクラの花を吹き散らしていきます。
「空をゆく ひとかたまりの 花吹雪」高野素十
サクラの花がおわれば、フジやサツキも咲きはじめる南国土佐は、もう初夏の気配に。
♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪
4月は、6日が満月です(ピンクムーン)。
人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、月を見るにもよいところ。
焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、卯月の月をのんびりながめてみては?
ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。
「満月のひかりを沈下橋で浴びた2人は結ばれる」とこのあたりでは言われます。
ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました(エイプリルフールということで・・・)。
でも、—緑のなかを青くながれる 昼間の川景色とはまるでちがう表情を見せる —
神秘的なムーンリバーは、きっと2人をめっちゃロマンチックな気分にしてくれますよ。ぜひ。
あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。
6日、かわらでおつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。
さのねこ拝 *画像は、11月。