アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

4月21日(金)のつぶやき

2023-04-21 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 晴れときどき薄曇り。最高気温27、2度 今年最高(最低気温13、5度)。

このところ四万十は、いちだんと陽ざしが強くなり、夏日が続いてます。

Tシャツ&短パン姿で、花かおる川辺を散歩すれば、

萌える新緑のなかで、センダン(高木)やブンタン(低木)の花も、もうほころびはじめてます。

岸辺の松林では、ギュウイ、ギュウイとハルゼミも鳴きはじめています。

そして、僕は思う。えっ、もう、咲きはじめるのか。えっ、もう、鳴きはじめたのか、と。

 

そういえば、サクラの開花もはやかったなぁ・・・。

今年は、季節のすすみかたが、いつもより少しはやいようです。

もう夏のように照りつける陽ざしをうけて、

初夏の山と川は、新緑はバクハツだ!とでも言いたげに、あざやかで青々しい景色を見せてます。

 

急ぎ足でゆく季節に、虫たちの動きも活発になったもよう。

昨夜は、はやくもデカムカデの襲撃をくらいました。

 

21:00。さぁ、もう眠るか。

千べえ布団をしき、毛布をかぶる、と腰のあたりに何かごそごそ動くものが・・・。

ぎゃ!でた!飛びおきて、がばっと毛布をめくりたいところを、ぐっと我慢する。

あまり動かずそっと毛布をめくれば、やはりお前か、デカムカデ。おのれおのれ、今退治してくれるわ。

(あわてて動くとムカデは、隙間の多い板張りの床のなかにスバヤクにげこんでしまう)。

♪片手にピストル 心に花束 唇に火に酒♪と口ずさみながら、

右手にハエ叩き、左手に殺虫スプレー、心はクールに。プシュー、バシッ!あばよデカムカデ。

 

ここに移り住んで、はや22年。

母さん、僕は、ムカデ退治もすっかり上手なオトコになりました。

ネズミ退治は、なかなかうまくなりませんが(そんなもんうまくなってどうすんねん)。

(繁殖がピークの春~初夏は、ムカデ以外にも、天井で運動会をするネズミ退治もかかせません)。

 

自然ゆたかな過疎の川のほとり暮らしですが、ときにはこのようなリスクもあります。

(それ以外に、水害や医療、買い物の不便なども)

でも、キケンな生き物もいるけど、それ以外の多様な生き物や自然との出会いも多く、

ここでは人間は、マイノリティーで、自然のなかで生かされているのだなぁ、と感じいることもしばしば。

また、(物理的な)人との距離がちかすぎず、静けさがあり、時間もゆっくりとながれているのもグッドです。

 

 

高知県人口減、66万人台に 1年で8372人減、自然減拡大 過去100年で最少 | 高知新聞

 高知県の人口が4月1日時点で67万人を割り込み、66万9516人になったことが20日、県の推計で分かった。昨年4月からの1年間で8372人の減少。死亡数が出生...

 四万十市は、32381人(△35)2月末日現在

自然がいっぱいな高知県(森林率84パーセント。全国1位)。

でも、人工は、じこじこと減ってます(四万十市:32381人。1月から△35人。2月末現在)。

山、川、海をとりまく自然環境も昔とくらべてわるくなっている、と聞きますし実感してます。

高知の多様な自然を目当てに、もっと人に来てほしい、住んでほしいのであれば、

—経済や生活環境をよくすることはもちろん—

山、川、海の自然環境の保全についても、もっと力を入れたほうがよいのでは?と思います。僭越ながら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする