最高気温14、2度(最低気温6、9度)
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
一輪だけ咲いた梅の花が、雲間からこぼれる西日にかがやいています。
四万十は、小雨まじりの週末。
空は暗く、空気は寒く、風は冷たく、気分も暗くなりがちでしたが、
日曜日の午後に、よーやく太陽が顔を見せはじめれば、そのあかるさとぬくさに、目をほそめました。ほっ。
♪Here comes the sun, doo-doo-doo-doo
Here comes the sun, and I say It’s alright♪
明るさをとりもどした空を、コーヒー片手に、
ぽけっとながめていると、ラジオから「Here Comes the Sun」がながれてきました。
冬の寒さにこわばったココロをほぐしてくれるステキな曲。
そして、なつかしく思い出すのは、ある早春の日の川を、
カナディアンカヌーでくだりながら、旅ギターで、この曲を歌ってくれた友人のコト。
そういえば、あのときも、ながくて寒い冬だったなぁ・・・。
友人の演奏と歌は、風、瀬音、鳥の歌、川の自然の音と風景とよくとけあって、とても良かったし、
川をくだりながら、好きな曲を聴いたり、歌ったりするのも、イイものだなぁ、と思ったのでした。
うーむ、ひさしぶりにウクレレの練習をして、川のうえで披露してみようかなぁ。
そのヘタさに、鳥や蛙がひっくりかえるかもしれませんが。
♪太陽がでてきたよ 太陽がでてきた 僕はこういう「大丈夫だって」
太陽がでてきたよ 太陽がでてきた 大丈夫だよ♪
もうすぐ3月。南国の川は、長かった冬もおわり、陽ざしがぬくい春へ。
梅の花が咲き、カジカガエルが、ウグイスが初鳴けば、アユの子も川をのぼりはじめます。
じこじこと冬の眠りからさめる川。
そんな、ポカポカ太陽の四万十川で、冬にこわばったカラダとココロをほぐしてみませんか。