あるBOX(改)

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稲田、メキシカンに判定勝ち

2002年08月04日 | ボクシング
▲8/3(後楽園ホール)の試合結果
○10回戦
稲田千賢 判定 フリオ・ガメス
池森久貴 TKO7R 松尾孝之
○8回戦
松田直樹 判定 坂本健二
○6回戦
宮田芳徳 KO1R 佐藤洋介
○4回戦
佐藤 誠 判定 赤塚賢治
三島 学 判定 伊藤 剛
若林 陽 判定 田端友和
風見 直 TKO3R 山口琢磨 

*日本ライト級6位・稲田千賢がタフなメキシカンを判定で降し、デビューから
無傷の10連勝(7KO)を飾った。
初めてのメーンイベンターとしてフリオ・ガメス(11勝6KO3敗)と対戦した
稲田。4Rに1度、6Rに2度、そして9Rに1度とボディー、顔面にパンチの雨を
降らせ4度のダウンを奪い3―0の判定勝ち。

しかし控え室に戻った稲田は、複雑な表情。「ダウンを取ったのに、倒し切れなった。
でも、10ラウンドを経験できたことは、プラスになった」。
また、試合後 帝拳ジム・本田明彦会長から、将来的には海外を転戦するビッグプランも
披露された。
今後の予定として日本タイトルを第一目標としながらも、挑戦までに時間がかかるよう
ならば、世界ランカーとの対戦を狙い、一気に世界ランク入りを目指すことになるとの事。

・・・先輩・葛西裕一を思わせる育成コース。
順調に育てばスケールの大きいボクサー型が出来あがる筈だが。

▲稲田千賢(いなだ・ちかし)1977年9月30日、広島・三次市生まれ。
アマで広陵高~法大に進学。98年に国体ライト級優勝。
アマ戦績は80勝(20KO・RSC)15敗。

▲池森もTKO勝ち
パンチも無い事は無い好選手、池森。
しかし、それに頼らず動きを活かした機動力ボクシングを完成させてほしい物だ。
その暁にはタイトルも見えてくると思うが。
やはり、こう云う好選手には日本王座を獲って欲しい。

▲湯場がMVP
東日本ボクシング協会は3日、7月の月間最優秀選手賞に日本スーパーライト級王者・
湯場忠志(都城レオ)を選んだ。
先月20日、アルバラード・イシマル(北陸イシマル)を9回KOで下した初防衛戦が
評価されたもの。
敢闘賞には川嶋勝重(大橋)、新鋭賞には伊地知崇(角海老宝石)が選ばれた。