なんで「The Kis Are Alright」がランクインしておらんのだ!?!?!?
ロックの凄さやカッコ良さやバカバカしさやダサさや哀しさが全て詰まった名作だろうが!!!
ビートルズ2本入れるんなら、「キッズ~」を入れとけや!!!
――と、いきなりイチャモン炸裂なのだが。
まぁ、2位のザ・バンドの解散コンサート・ドキュメント「ラスト・ワルツ('78年)」も名作だとは思いますがね。ゲストも凄いし。ヴァン・モリソンさんの出番なんて名唱だし。
この辺に文句は無いっちゃ~無いのだが。
1位に日本未公開の「スパイナル・タップ('84年)」持って来てるのもニクイけどね。
これは「“伝説のバンド”の全米ツアーを撮影したドキュメンタリー」って事になってる一種のパロディー映画なんだが(確かWOWOWさんだったかで放送してくれましたな)。
米国のB級バンド「ザ・スパイナル・タップ」のバンド史を時系列で辿る長編(?)映画で。
これまた、ロックの凄さやカッコ良さやバカバカしさやダサさや哀しさが全て詰まった名作なんだよね。
ローカルバンドが勢いを増していき、周辺に人が集まり、大手と契約し、ファンに囲まれ、バンドの結束も増して行き、アルバムは売れ、グルーピーは寄って来て・・・といった「バンド成功物語」から。
ギターとヴォーカルが不仲になって行き、音楽性の拡大からハデさとギミックに走り出し、大仰なコンセプトアルバムなんてB級のくせに出して「ステージにストーンヘンジ再現」なんてヤろうとしてサイズ間違えて「小っちゃなオモチャ」みたいなの降りて来ちゃって、またヴォーカルとギターで大喧嘩したりして、クスリに手をだすメンバーが出てきたりして、オンナ巡ってメンバー同士がモメて、ファンには飽きられて人気はガタ落ちしていって、ギターは脱退して・・・みたいな興亡記的なストーリーなんだが。
かなり曖昧な記憶で描いてるから、間違ってる部分もあるだろうが(スンマセンねぇ・・・)。
監督や脚本家さん、相当なロックファンと思われ。かな~りの部分が、名バンドのエピソードを忠実に再現しているのよね。
それにニヤリとさせられたりして、結局は「この映画を1位にしてきたか、それもOK!」ってな気分にさせてくれるワケなのだが(笑)。
最後「日本でCM曲に採用されて昔の曲がヒット!極東ツアーの為にバンド再結成」なんてエンディングも泣かせるし(そこの客がジャイアンツだかの帽子被ってるのよね)。
エンドロール流れながらの映像で、ヴォーカルがバロック風のピアノ曲を披露して、インタビュアーに曲名尋ねられ「“オレを舐めろ”って曲だ」と真顔で答えたりするのも最高だったし。
アニメ「シンプソンズ」の作家も好きなんだろうな。
たしか、そのまんま「スパイナル・タップ」として登場させ、ツアーバスごと崖から落としたりして遊んでいたが(爆笑)。
まぁ、「シンプソンズ」の作家さんはロック好きでZAPPAの精神受け継いでるとも言われてるし。
The Whoを劇中に登場させ、「親父シンプソンが市長になってメチャメチャになった街を反対派が二分する為に造ったゴミの壁を『ピートの轟音ギターとロジャーの叫びでブチ壊し』市民全員が『無法の世界』で狂気しながら踊るシーン」なんて盛り込んでくれて、そりゃ面白かったものだが(しかも本人たちが声優として登場。亡くなる前のエントウィッスルの姿が沁みる。日本版は当然吹き替えだったが・・・)
まぁ、1位には納得と言いつつ。やはり全般的に釈然としない気分・・・。
客観的に「Tha Harder They Come」が入ってて不思議じゃないだろうし。
個人的には、The Whoの「ザ・キッズ・アー・オールライト」はベスト3には入れたいし(「さらば青春の光」も良いが、あっちを10位くらいにしといてさぁ・・・)。
ストーンズも「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー('81年全米ツアーのドキュメント)」は入れとかなきゃタダメでしょう!?
「モンタレー」だって、時代を切り取ってて秀逸だし。
ZAPPAさんの「2000モーテル」だって入れてて欲しいなぁ。商業的成功は別として、この辺入れる「懐深さ」は見せて欲しい・・・って意味で。
同じくモンキーズの「Head」も。
ま、ツェッペリンの「永遠の詩/The Song Remains The Same」は冗漫な駄作っぽいので10位圏外なのはOKだが。
アイルランド・バンドの興亡を描いた「コミットメンツ」も秀作だったから、心情的には11位くらいにはしときたいな(英国製だけに「スパイナル~」よりナーヴァスでシリアスだし)。
「長距離ランナーの孤独」がなぁ・・・・。もし、バックにロックが流れてたら問題なく「反逆の英国ヒーローの映画」として1位に挙げたいんだが。
他にも色々あるが、まあ言ってたらキリが無いのでこの辺にしときますか。
―――あっ「ウッドストック」が無い!
ロックの凄さやカッコ良さやバカバカしさやダサさや哀しさが全て詰まった名作だろうが!!!
ビートルズ2本入れるんなら、「キッズ~」を入れとけや!!!
――と、いきなりイチャモン炸裂なのだが。
まぁ、2位のザ・バンドの解散コンサート・ドキュメント「ラスト・ワルツ('78年)」も名作だとは思いますがね。ゲストも凄いし。ヴァン・モリソンさんの出番なんて名唱だし。
この辺に文句は無いっちゃ~無いのだが。
1位に日本未公開の「スパイナル・タップ('84年)」持って来てるのもニクイけどね。
これは「“伝説のバンド”の全米ツアーを撮影したドキュメンタリー」って事になってる一種のパロディー映画なんだが(確かWOWOWさんだったかで放送してくれましたな)。
米国のB級バンド「ザ・スパイナル・タップ」のバンド史を時系列で辿る長編(?)映画で。
これまた、ロックの凄さやカッコ良さやバカバカしさやダサさや哀しさが全て詰まった名作なんだよね。
ローカルバンドが勢いを増していき、周辺に人が集まり、大手と契約し、ファンに囲まれ、バンドの結束も増して行き、アルバムは売れ、グルーピーは寄って来て・・・といった「バンド成功物語」から。
ギターとヴォーカルが不仲になって行き、音楽性の拡大からハデさとギミックに走り出し、大仰なコンセプトアルバムなんてB級のくせに出して「ステージにストーンヘンジ再現」なんてヤろうとしてサイズ間違えて「小っちゃなオモチャ」みたいなの降りて来ちゃって、またヴォーカルとギターで大喧嘩したりして、クスリに手をだすメンバーが出てきたりして、オンナ巡ってメンバー同士がモメて、ファンには飽きられて人気はガタ落ちしていって、ギターは脱退して・・・みたいな興亡記的なストーリーなんだが。
かなり曖昧な記憶で描いてるから、間違ってる部分もあるだろうが(スンマセンねぇ・・・)。
監督や脚本家さん、相当なロックファンと思われ。かな~りの部分が、名バンドのエピソードを忠実に再現しているのよね。
それにニヤリとさせられたりして、結局は「この映画を1位にしてきたか、それもOK!」ってな気分にさせてくれるワケなのだが(笑)。
最後「日本でCM曲に採用されて昔の曲がヒット!極東ツアーの為にバンド再結成」なんてエンディングも泣かせるし(そこの客がジャイアンツだかの帽子被ってるのよね)。
エンドロール流れながらの映像で、ヴォーカルがバロック風のピアノ曲を披露して、インタビュアーに曲名尋ねられ「“オレを舐めろ”って曲だ」と真顔で答えたりするのも最高だったし。
アニメ「シンプソンズ」の作家も好きなんだろうな。
たしか、そのまんま「スパイナル・タップ」として登場させ、ツアーバスごと崖から落としたりして遊んでいたが(爆笑)。
まぁ、「シンプソンズ」の作家さんはロック好きでZAPPAの精神受け継いでるとも言われてるし。
The Whoを劇中に登場させ、「親父シンプソンが市長になってメチャメチャになった街を反対派が二分する為に造ったゴミの壁を『ピートの轟音ギターとロジャーの叫びでブチ壊し』市民全員が『無法の世界』で狂気しながら踊るシーン」なんて盛り込んでくれて、そりゃ面白かったものだが(しかも本人たちが声優として登場。亡くなる前のエントウィッスルの姿が沁みる。日本版は当然吹き替えだったが・・・)
まぁ、1位には納得と言いつつ。やはり全般的に釈然としない気分・・・。
客観的に「Tha Harder They Come」が入ってて不思議じゃないだろうし。
個人的には、The Whoの「ザ・キッズ・アー・オールライト」はベスト3には入れたいし(「さらば青春の光」も良いが、あっちを10位くらいにしといてさぁ・・・)。
ストーンズも「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー('81年全米ツアーのドキュメント)」は入れとかなきゃタダメでしょう!?
「モンタレー」だって、時代を切り取ってて秀逸だし。
ZAPPAさんの「2000モーテル」だって入れてて欲しいなぁ。商業的成功は別として、この辺入れる「懐深さ」は見せて欲しい・・・って意味で。
同じくモンキーズの「Head」も。
ま、ツェッペリンの「永遠の詩/The Song Remains The Same」は冗漫な駄作っぽいので10位圏外なのはOKだが。
アイルランド・バンドの興亡を描いた「コミットメンツ」も秀作だったから、心情的には11位くらいにはしときたいな(英国製だけに「スパイナル~」よりナーヴァスでシリアスだし)。
「長距離ランナーの孤独」がなぁ・・・・。もし、バックにロックが流れてたら問題なく「反逆の英国ヒーローの映画」として1位に挙げたいんだが。
他にも色々あるが、まあ言ってたらキリが無いのでこの辺にしときますか。
―――あっ「ウッドストック」が無い!