あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

大人計画フェスティバルへ行く⑧

2006年09月25日 | 生活
やっと校舎内に入ると。そこも人人人。

ああ、家族連れにはツライ混雑。
前方からの行列とすれ違うだけで精一杯。

校舎内で行われるイベントは

「あの子オバケがダンクシュート決めたらどんな顔するだろう屋敷/略しておばけ屋敷(クドカン・プロデュース)」
「大人計画風雲録(大人計画史をパネル展示)」
「田村たがめのフリマDEドン」
「大人のWardrobe(舞台衣装の展示)」
「こども動物園」
「正名僕蔵の大運動会」
「映画上映/真夜中の弥次さん喜多さん、恋の門」
「限界なんてなかった~宮崎吐夢の168時間~写真展」
松尾スズキの「なんの変哲もない似顔絵展示部屋」
「縁日カフェ(カフェ+スーパーボール釣りなど)」
「吾輩は主婦である」DVDの部屋
「純喫茶マンハッタン(時々クドカンの髭マスター登場)」
「宍戸美和公の美和公の森」
「KAOHIKO JAPANのくれない遊園地」
「井口昇の経験シアター・オトナラマ~SOS!地球爆破を決行せよ!」
「猫背椿のバー椿」
「荒川良々・近藤公園の学園寄席一期一会」
「池津祥子の課外授業」
「細川徹の私の人生」
「杉村蝉ノ介の犬的とその仲間(天才・藤田秀幸の世界)」
「宮崎吐夢のオータム・カルチャースクール/ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム(もちろん男性もOk、ワンちゃんもネコちゃんも)」

ああ、今振り返っても、なんて面白そうなイベントの数々。

でも実際に私が見たのは、校舎内の廊下に並ぶ行列・・・。

大半が「入場までウン十分」
クドカンのオバケ屋敷に至っちゃ「2時間半待ち」!

もうダメ。僕たちは行列は苦手なのよ。

行列作って配給待ってたロシア抑留時代を思い出すのよ。

失業手当を貰うため行列作ってたロンドン子時代を思い出すのよ。

そんで、行列仲間とバンドを作って、アップライジングでフォーリンダウンな生活を送っていた時代を思い出すのよ!

――ミエミエの嘘をつきながら、続く。

大人計画フェスティバルへ行く⑦

2006年09月25日 | 生活
家族の熱中症を心配しながら、皆を帽子で扇いだりしながら行列に並びジリジリと前進。

20分ほど経ったトコロで後方のステージ方面から歓声があがる。

クドカンと、TVプロデューサー・磯山晶さんの対談が始まった模様。

マイクの声が風に流され、なんとなく聞こえる。
「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」の裏話(?)。

やっぱ大人計画が、こんなにメジャーになったのもクドカンの功績が大きいなぁ・・・。

松尾スズキ主宰がピックアップして文章で発表した「竹内力」「哀川翔」「岡村靖幸」などを、屈託なくポップに味付けしてウケる。

それがクドカン・ワールド。
屈折した松尾ワールドとは違うが、やっぱ世の中は屈託のない無邪気さを好む。

俺は屈折した方が好きだが。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑥

2006年09月25日 | 生活
グラウンドの一角では「劇団員も登場、一般参加の皆様によるドッヂボール大会」の参加&観覧希望者が人だかりを作り。

一方では「松尾スズキ指揮によるママさんコーラス大会」の参加希望者が行列を作っている。

そして、多くの密室型イベントが行われる校舎には、これまた校庭に行列を作らないと入れない。

うあああああ行列だよ!人だかりだよ!
なんでこんなに繁盛してるんだよ!

元はアングラ劇団ですよ!
おどろおどろしい「下北サンデーズ」ですよ!

スズナリから本多劇場へ。
そして岸田戯曲賞。

「上がり」ですか!?下北すごろくの上がりがココですか!?

クソ暑い学校のグラウンドに大人数集めるのが「上がり」ですか!?

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑤

2006年09月25日 | 生活
物販コーナーには既に行列が並んでいた。

取り敢えず、イベント関係を優先し、運動場を目指す我々。

校舎の脇を抜け、数台並んだ簡易トイレに、これまた「フェス感」を味わいながら歩を進めると。

遂に目の前に広がる校庭。

そこは、ただただ人だかりがイッパイたむろすグラウンドだった。

無人のステージ前に人の山。
屋台コーナーの前には行列。
パラソル付きベンチでは屋台で買って飲食中の皆様。

あとで聞いたら、開演時間にゃグラウンドの特設ステージで劇団の皆様による「大人計画社歌」の合唱がオープニングイベントとして行われたらしいが。

で、私らが到着した時間がイベント感の「間」だったらしいが。

もう、「ただ人が集まってる運動場」の印象強過ぎて。
いまとなっては「その光景」が最も頭に残ってしまってる状態なのでした。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く④

2006年09月25日 | 生活
校門に辿り着く前の坂。
見上げると空を覆うように伸びた並木の枝に、今回のキャラクター「大人ちゃん(松尾スズキ氏デザイン)」が短冊のように吊り下げてある。

ケータイで撮影する入場者たち。

オバQのような口に食われたような白い人。オバQは帽子らしいが。

それが大人ちゃん。

暑い中、誘導棒を持って職務を果すボランティアの方々。

さあ校門だ。
なんか、上の方にポップな意匠のアーチが掛かってる。

脇に物販テントが並んでる。

入場券と交換で、手首にテープが巻かれる。
フェスだ。フェスな雰囲気だ。

巻いてくれたボランティアさんの腕にアトピーにような跡を見付け。

「ああ、でもやっぱり大人計画の催事だ」と納得。
そして安心(不謹慎だけど)。

これでリストカット跡があっても違和感なし。
それが大人計画。

――続く