あるBOX(改)

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予想:小堀佑介 vs 松崎博保

2008年01月04日 | ボクシング
小堀vs松崎

1/5(土)17時45分から行われる、今年の後楽園ホール・ボクシング初興行
「日本Sフェザー級タイトルマッチ 小堀佑介(角海老) vs 松崎博保(協栄) 」も
個人的には注目のカード。

Sフェザー1位の松崎は、興毅OPBF獲得興行に出てた選手。
生で見て「上手味ある落ちついたボクシングする好選手だなぁ」との印象もったボクサー。

その後も着実に白星を重ね(ダウンを食う危ない試合もあったが)、遂にチャンピオン・カーニバルに「最強の挑戦者」として登場あいなったワケだ。

受けて立つ王者は、今や角海老のジムの代表選手に成長した小堀佑介。
チャンピオンカーニバルの開幕戦にして、6度目の防衛戦となるこの試合。
「世界を狙う」王者からすると、内容を問われる試合で。当然、下馬評は有利だろうが。

オーソドックスな好選手・松崎が善戦する可能性もあると思う。
最近サウスポーとの対戦が続いた小堀チャンプ、久々の右選手との対戦がどう出るか?
「本来は右相手が得意」「今回は内容が問われる」という王者サイド、「勝って当然」と思われてるようだが、足をすくわれる余地は無いのか?

お互いジックリと攻める右のボクサー・ファイターだが。
パンチの速さと、攻めに転じる時の瞬発力は王者が上だろう。

松崎は、受けに回っても「ジックリ見る」癖が散見したので、これは心配なトコロ。
相手のパンチが来ても、落ち着き過ぎて貰ってしまう・・・というか。

それなりに目がイイから「来たら躱そう」としているのか?
ただ、活きの相手のパンチが飛んでくると、自身の瞬発力不足からか、躱し切れないシーンもあり。
小堀相手にそれやっちゃ、アッサリ倒されてしまうだろうから
「来る前に動いておく」「自分を動く標的とする」くらいの気構えで対峙して欲しい。

そこからジャブ・ストレートを狙っていけば、予想外のリードを奪えるかも。
王者を焦らせ、ジワジワと細かいパンチを蓄積させる得意パターンに嵌めれば、殊勲もあるかも。

なにかと騒がしかった亀田興行。その中でジックリと経験を積んで来た松崎選手が脚光を浴びるのを見たい気がする。
(もちろん小堀チャンプのボクシングも、そのキャラクターも好きなんですがね・・・)

楽しみなムニョスvs川嶋興行

2008年01月04日 | ボクシング
ムニョスvs川嶋

2008年早々の注目カードと言えば。
意外に
アレクサンデル・ムニョスvs川嶋興行の「前座」が思い当たる。
細野vs真鍋、松本vsニカラガの倒し屋、新人王・黒田も登場。
これは、なかなかの豪華興行ではありませんか。
しかも、「1RKOなら賞金」という提案を興行主の大橋会長がブチ上げたというから、
これまた話題性から言えば結構な話。

まず、「ローマン・ゴンザレス(帝拳) VS 松本博志(角海老)」
ゲホンを1Rで悶絶させた15戦全勝全KOの「次世代のバレロ」。
このカードは、松本側から名乗り出たものらしい。
地力のある粘りの松本、小回りも利くので、相手を空転させる期待も持てる。
頑張って欲しい。

そして、「細野 悟(大橋) VS 真鍋圭太(石川)」
26勝22KOのKOセンセーション・真鍋と、9勝7KOのバズーカ・細野の対決。
これは本当に壮絶なKOがありそう。
細野のカウンター・センスの開花があるか?

そして、「黒田雅之(新田) VS 池原繁尊(横浜光)」
互いにKO率が高い、元新人王。
好センスの持ち主・黒田は、新人王獲得後の試合では相手の粘りにあって判定勝利に終わったが。
これも、「意地でも負けない」と頑張る同国人選手ゆえ。
怪しい外国人との試合より価値のある試合だったと思う。
池原も「MVP選手を食ってやろう」と意気込んで来るだろう。
ホープ同士「意地のぶつかり合い」に期待。
大橋会長が自興行で黒田を起用するのも、「ボクシング界全体の宝」と見込んでの事だろうし
新田会長が「世界戦興行の舞台に」立たせるのも、将来の出世を見込んでのキャリアにしたいのだろうし。
それだけのモノがある選手だが、本人は「普通の試合と一緒」とケロリとしていると言うのも面白い。
(ワールドさんのHPに寄稿されてる新田会長の日記より)

個人的には、仕事も一段落した時期だし、生観戦を考えています。