あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

MUSIC MAGAZINE 08年10月号「Perfume 現象」

2008年09月21日 | 邦楽
MUSIC MAGAZINE 08年10月号
「Perfume 現象」

定価:700円 (税込)
発売日:2008年09月20日
発売元:ミュージック・マガジン

【特集】 パフューム現象

大の大人が、しかも音楽好きが、広島出身の女子大生3人組=パフュームに
翻弄されている。
2002年のCDデビューから7年の下積みを経てブレイクした彼女たちの
音楽は、一度ハマるとつい過去にさかのぼって追いかけてしまう魅力を持つ。
その魅力は?

気鋭のクリエイター・中田ヤスタカを擁し、ただのアキバ系アイドルとは
一線を画す彼女たちの音楽の重層性に迫るとともに、翻弄されている大人の
心情も吐露。

■ごく最近ハマった僕の“告白的パフューム論”(原田和典)
■これで完璧! CD/DVDコンプリート・ガイド
 (近藤正高、原田和典、宗像明将、吉田豪)
■かしゆか、のっち、あ~ちゃん、3人合わせてパフュームです。
 (高橋修)
■大衆への挑発を繰り返す中田ヤスタカの全貌(宗像明将)
■テクノ・ポップの文脈からの考察(四方宏明)
■世界を席巻するオートチューン現象(栗原聰)
■続出するフォロワーたちと注目を集めるテクノ系アーティストたち
 (宗像明将)
■ネット動画を介して世界に広がるパフュームの輪(宗像明将)
■“新古参”ファンの嘆き~急激なブレイクに戸惑う“現場”
 (宗像明将)

【その他】
□ブライアン・ウィルソン(湯浅学)
□フラワー・トラヴェリン・バンド 再始動(鳥井賀句)
□ザゼン・ボーイズ(大鷹俊一)
□ソウル・フラワー・ユニオン(小山守)
□リー・ペリーとエイドリアン・シャーウッド(石田昌隆)
□ライ・クーダーが語るブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
 (真保みゆき)
□鈴木祥子(廿楽玲子)
□マダムギター長見順(松永良平)

・・・など



「かしゆか」「のっち」「あ~ちゃん」の見分けすら
怪しい私には最適の一冊。
まぁ、連れが図書館で借りてくれたんだけど。

3人が意外と下積みある苦労人だ・・・とか。
「だからこそ武道館を満杯にしたファンへの感謝の言葉にウソが
無さ気だったんだなぁ」・・・とか。
色々と考えを巡らす事が出来る本。

ホント
広島のアクターズスクール出身で、憧れは「Speed」だったとか。
だから熱唱系から無機質な歌唱への転向への戸惑いがあったに
違いない・・・とか。

色々と検証したいのはオヤジの特質だから仕方ない。

「アーティスティック」で「ただのアイドルではない」と
言われながら
プロデューサー・中田ヤスタカのヴォーカル・エフェクト
あってのグループ。

「お人形っぽさ」も、本来のアイドル性を感じさせ、そこも
オヤジは堪らない要素か。
モー娘の「集団から抜け出そうとする」個々のガツガツ感に
ウンザリしてたオヤジにも、パフュームの「素では売れない感」「けなげ感」はグッと来るのかも。

いまは、Book Offや図書館くらいでしか見られないかも知れないが、
可愛らしい表紙とともに目に付いたら手に取りたくなる本です。