あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ⑤

2008年11月14日 | 英国ロック
余韻は残るが客電の点灯とともに、グッズ売り場へ
向かう。

いや~、開演前に買おうと思ったら
2階の階段まで列が続いてたから断念してたのだ。
数百人は並んでたから、ビビッたのよね。

~で、終演後もグッズ販売あったから15分待ち
ほどでTシャツとパンフが買えた。

他にも
パーカーや、ピンクTや、白地にターゲットマークT、
ポスター、ターゲットマーク付きトートバッグなどが
販売されてた。

あと、表の窓口ではさいたま公演と武道館最終公演の
チケットも売られていた。



※画像はチケット売り場

さらに、新横浜駅まで行く歩道橋(屋根付き)には
違法グッズも販売されていた。

公演前に「アーティストの権利を守るため
購入なさらないように・・・」と アナウンスされて
いたのだが

胸のターゲットマークにThe Wh♂の文字が躍る
素敵なTシャツが「2000円」

・・・あわや買うところだった。
Lサイズが無かったから諦めたけど。
外人客とか「Oh!」とか叫んで物色しておった。

売ってたのは普通のテキヤ系の兄ちゃんだった。
やるじゃないか、横浜。
どうしてんだ神奈川県警。

そして、新横浜駅前に差し掛かったらBGM風に
ロックが聴こえてきた。

「おいおい、俺ら今The Whoを聴いて来たんだぜ」と
振り返り、耳を澄ませば

それは、まさにThe Wh♂のサウンドと映像。

文教堂って書店が、店前のカートにDVDプレーヤーを乗せ、
The Wh♂のドキュメント映像を流しておる。

カートには発売されたばかりの「Drum Magazine」
「guiter Magazine」が置かれてる。
表紙はキース・ムーンとピートだ。



踵を返して書店に吸い寄せられる通行人(私を含む数名)。

やるじゃないか、文教堂書店。

立ち読み終わって駅に向かう。土産物屋が開いてたので、
崎陽軒のシュウマイと、横浜あられを購入。

同行の士も多かった。
リーマンは、趣味で出かけても職場土産が必須なのだ。

ああ、もう魔法が解けかかっている。
でも、ほんの少しマジックの余韻が残っていればよいのだ。

それで明日も生きていける。
家族のパンツも喜んで洗えるってもんだ。

※しかし、菊名駅ってのは相変わらず不便だな。

 前もJR線と東横線の乗り継ぎに手間取ったけど、
 今回も同じ轍を踏んだわ!

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ④

2008年11月14日 | 英国ロック
ロジャーとピートが肩を組み、一旦はソデに引き上げるも
当然、観客はアンコールを要求。

平均年齢高い客層なのに、元気だ。
最初から立ちっ放しじゃないか。



そして、メンバー再登場。

ピートのギターが、Pinball Wizardのリフを刻み始めると、
「待ってました」と再び盛り上がる。

Tommyメドレーは
Amazing Journey、
Sparks
※さすがに全盛よりピッチ落ちてたな

~と続き
See Me, Feel Meで大団円。

ここで終わりか、それとも
もう一回ハデな曲で閉めるか・・・と思ったが
曲は弾き語りのTea and Teatre。

2006年発表のアルバム「エンドレス・ワイヤー」からの
選曲だが、スクリーンにバンドの軌跡を思わせるアニメ
映像が流れ
「色々あったが、この劇場でTeaを飲もう。二人でさ」と
いった内容が伝わった。

全てが終わって抱き合う両者。肩を組み、客席に挨拶。

もう、
スタンディング・オベーションしかないでしょう。
感謝を込めて。



※画像は
 ツアーTシャツの背中。
 ツアー日程がバックプリントされてるもの。
 ツアーTは、こうじゃなくっちゃね! 

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ③

2008年11月14日 | 英国ロック
I Can't Explainのギターソロで盛り上がった観客。

続くThe Seekerで、「おお、この曲やるのか!」と反応。
Anyway Anyhow Anywhereのオープニング・ギターに盛り上がり。



新曲:Fragmentsの打ち込みサウンドに「おお、ババみたいじゃん」
と反応。

Who Are Youのシンセ断片で「おお!」と先読みし。

ピートがアルペジオ始めりゃBehind Blue Eyesと瞬時に識別。
※ただ、ロジャーが最後までギター持って座ってたのは
 寂しかったな。
 曲がハードに変化する瞬間から彼が動き始めるのが
 定番だったから・・・。

Relayは、「やっぱ演ったか」と得心。
また、バックでラビット・バンドリックが奏でるキーボードの
音色が、Freeの「Come Together In The Morning」
(Heartbreaker収録)と同じで・・・
思わず目頭が熱く来る。

Sister Discoじゃ、「昔は微妙な曲」と思ってたが、かなり
イイじゃん・・・と思い直し。

Baba O'Rileyのオープニング・シーケンサーに
「ついに来た――――!!」と感激。会場全体で手拍子。

「♪Don’t Cry~♪」の合唱も、オデッセイの時より
はるかに大きく、メンバーも満足の体。

Eminence Frontでは、アダルトな打ち込みサウンドに、以前、
「The Wh♂がロキシー・ミュージック みたいな曲やってるよ」と
思った記憶が甦る。

まぁ、いま聴けば魅力も分かるんですけどね・・・。

Love Reign O'er Meでは、スクリーンに映し出されるモッズvs
ロッカーズの抗争と「さらば青春の光」の映像に感じ入る。

Love Reign O'er Meのパワフルな歌唱は今回のロジャーのベスト・
パフォーマンス。
ただし、最後は裏声じゃなくてシャウトして欲しかったなぁ・・・。
また、
エンディングのサウンドは、「四重人格」のラストそのままで、
ホーンサウンドも打ち込まれた感動的なもの。

そして、余韻の醒めぬ内に、My Generation。
この代表曲は、ロングヴァージョンでグルーヴ感を増して演奏された。

※昔、マジックバスで行われてたワングル-ブの長期戦でウネリを増す
 高揚感・・・。
 スクリーンには、各国の若者が踊り、尖る姿が映し出される。
 ロッカーズも居れば、パンクスも居る。
 ストーンズもそうだったが、「元祖」の懐深さで「自分を攻撃した相手」
 さえ飲み込んでしまった・・・。

そして、エンディングの轟音が続く中
Won't Get Fooled Againがスタート。

定番となった「シンセに合わせての手拍子」。
ピートのギターソロ、ブレイクの後に発せられる
ロジャーの「イエ―――――――!!」。

ハイライト満載の同曲、その度に客席からは歓声が・・・。
ああ、もう昇天寸前。



※画像は
 08年ツアー・Tシャツ。
 デザインは以前から持ってる物と同じだが、今回のテーマが
 「Maximun R&B」だからね。

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ②

2008年11月14日 | 英国ロック
~で、感想。

【会場】
横アリは、細長くアリーナ席にも段があり
見やすいといえば見やすい。
しかし、前に背の高いお兄さんが居たから微妙に
辛かったよ。



【客層】
年齢層、高し。
若くてシャレてるのも居たが、完全に極々稀な少数派。
頑張ってモッズスーツ着たオジキの姿も多かった。
ターゲットマークTシャツ着た者も・・・。

しかし、これ程ターゲットT密度の高い空間も初めてだ。

私が職場でターゲットT着てると
「撃ちたくなるなぁ(バキューン)」などと
「それ1万回言われてますわ」的なコメント貰う事が
多いが、この会場では、そんな事は絶対なし。

【照明・美術】
ポップアート的なスクリーンが印象的だった。

メンバー背後の大きなスクリーンには実況映像が流される
ことなし。
ターゲットマークなどのポップな記号が次々と映し出される。

まぁ、大写しになったら年齢が目立つだろうし
彼ら自体、デビュー当時ポップアート的だったから、良い
演出なのではないでしょうか?

【音響】
前回のオデッセイが野外で「どっかに音が飛んでいったり」
「風向きによってダンゴになってくる」・・・といった
エグい状態だったのに比べ

そりゃ屋内だから良く聞こえますだよ。
ただ、メンバーも場数踏んで一体感が出てきてたし

前回は、
「ピート、ロジャー&他のメンバー」に聞こえたのに対し、
今回はまとまって聞こえた。

【演奏/アクション】
特にドラムのザック・スターキー(リンゴ・スターの息子)の
精力的な叩きっぷりが目立った。大健闘。

ベースのピノも頑張ってた。
やはり「マイ・ジェネ」のベース見せ場はシンドそうだったが、
そこは前任者が偉大すぎるから仕方ない。

※以前のP・ロジャース・ライヴでも
 「Mr.ビッグ」のベース・ソロ演ったりして、苦難の道のり
 続いているのだが。そこは仕方ないトコロだねぇ・・・

そして、ギター・サウンドもデカかった。声も良く出てた。

主要メンバーが60歳過ぎているんだから正直、04年の
オデッセイより衰えありと思っていたが。音に関しては、
ノープロブレム!

ピートのギターサウンドは、一時期より確実に太く、デカク
なっている。

「難聴」を理由に、アコギだけ弾いてた頃あったのがウソのよう。

「まぁ、普通にしてても耳が遠くなる年頃だしさ」・・・ってな
事なんだろうか?開き直っていらっしゃるのか?

あと、ロジャーに関しては、動きにキレが・・・。
マイクぶん回しもスローモーション気味。

仕方ないけどねぇ・・・。



※画像は
 今回のツアー・パンフ。
 ターゲットマークなどポップ・アート系記号満載。
 そして、中身はメンバーの新旧フォト満載。
 ムーンとエントウィッスルのフォトも。
 ちょっとした写真集的パンフ。
 記念に購入する価値は・・・充分だ。

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008

2008年11月14日 | 英国ロック
開演時間の5分後に現れたロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼンドたち。

ロジャーが開口一番に「Yokohama!」
ピートが「Hello, New York!」 (←こらこら)

私の席はアリーナの約50列目。
前に通路あり。
ステージからは・・・結構な距離あり。
つ~か、ロック・オデッセイの時と同じくらいの遠さを感じる。

なんだ、オレはThe Wh♂を小さくしか見れないのか?
生で見れるのは指先サイズか!?

オデッセイの時と同じく、ピートのギターが「Can't Explain」のリフを鳴らす。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」と盛り上がる客席。

ああ、エクセレント!
その後、The Wh♂サウンドに身を委ねるだけのワタクシであった・・・。



~以下、セットリスト。

01:アイ・キャント・エクスプレイン
02:シーカー
03:エニィウェイ・エニィハウ・エニィホエア
04:フラグメンツ
05:フー・アー・ユー?
06:ビハインド・ブルーアイズ
07:奴らに伝えろ!
08:シスター・ディスコ
09:ババ・オライリィ
10:エミネンス・フロント
11:5時15分
12:愛の支配
13:マイ・ジェネレーション
14:無法の世界

~アンコール~:

01:ピンボールの魔術師
02:すてきな旅行
03:スパークス
04:シー・ミー・フィール・ミー
05:ティー・アンド・シアター

※4曲目と最後の曲は、
 2006年発表のアルバム
 「エンドレス・ワイヤー」より。

 学習しといて良かった!



※画像は
 「The Kids Are Alright/The Ox」
 のシングル・ジャケ。
 60’sの曲なのに、
 まるでニュー・ウェイブみたい!
 カッコいい!

The Wh♂ In Yokohama Arena

2008年11月14日 | 英国ロック
Pete Seid "Hello, New York!"

Today's set list

01:Can't Explain
02:The Seeker
03:Anyway Anyhow Anywhere
04:Fragments
05:Who Are You
06:Behind Blue Eyes
07:Relay
08:Sister Disco
09:Baba O'Riley
10:Eminence Front
11:5:15
12:Love Reign O'er Me
13:My Generation
14:Won't Get Fooled Again



Encores:

01:Pinball Wizard
02:Amazing Journey
03:Sparks
04:See Me, Feel Me
05:Tea and Teatre

excellent!

さぁ、今日は横アリでThe Wh♂!(しかし、日々の生活も・・・

2008年11月14日 | 生活
ちびスケの「未就学児検診」を終え、洗濯・・・。
仕事で年休取れたからといってヒマにはならんのだ。

「歯磨きが・・・」
「歯垢がたまってますねぇ」
そう歯科医さんに言われながら頭を掻く・・・・。

「こいつが仕上げ磨きをさせてくれな・・・」と言いかけて止めた。
どこだって同じだ。

やっぱ、ちゃんと躾しなきゃいかんのだ。



そして洗濯だ。
ちびスケの下着を干しながら、The Wh♂を聴く。

The Seeker
Relay
Fragments
Eminence Frontを
復習しなきゃいかんのに

また
「Live At Leeds デラックス」から
「ヘブン・アンド・ヘル」や「フォーチュン・テラー」聴いて
喜んでるじゃないか!

今回は演らんちゅう~の!

今日演るであろう楽曲データをデジタル・ウォークマンに移して、

さあ、横浜へ出掛けるぞ!

STUDIO VOICE 「HIROMIX」

2008年11月14日 | サブカル
STUDIO VOICE 
「シャッター&ラヴ」「少女達の暴力性」

HIROMIXから派生した、というか同時に拡大した
ユース(少女)カルチャー。



輸入雑貨屋で買った廉価なアクセサリーで身を飾り、
自らをシャッターに収める・・・みたいな。

可愛い女の子が大好きな私は、かなりハマッた。
もし稚拙だとしても、主張してるからイイじゃない。
受身なだけのコは、ちょっと・・・ねぇ。



STUDIO VOICE 1996年3月号

【ヒロミックスが好き】

同性の中には
「美人じゃないじゃん」
・・・なんてのも居たが

そういうモンじゃ
無いんだよなぁ・・・。



HIROMIX ポスター

どっかからパクってきたモノ。
どこの壁からパクってきたかは・・・忘れた(笑)。

かなり大きなぽすたーだが、
ど~やって剥がして持って来たんだか・・・。

90年代後半に現れて、写真界を席捲したHIROMIX。
10代の少女がコンパクトカメラで自らの日常を切り取った映像が、
天才・アラーキーの目にとまり
共感を覚えた若い世代とメディアが飛びついて、ちょっとしたブームになった。
※このポスターも、J-Waveとのコラボだし

高円寺出身で、ヴェスパに乗った友達が居て、モッズスーツ着たコを写して、
自分の下着姿とかも撮ってたりして・・・、ツボでした。

バンドもやってて、
歌声も「小さなの男のコ」みたいで可愛かった。
「ABC」や「ヒートウェイヴ」を歌ってたよな・・・。

女の子キャラだけに、「女性」になってからが大変か・・・と思ったが
ご本人は素直で素敵な方だから、
(つ~か、ちょっと「不思議ちゃん」だった?)
やさしいお姉さんとして人望は集まるでしょう。

バンド関係や海外人脈もあるようで、
コンピレーションCDと自作写真のコラボとか
活動は健在・・・の模様。

ポスターは、今もウチに貼ってあります。
「連れ」公認です。

STUDIO VOICE 2005年11月号

2008年11月14日 | 英国ロック
「The Kids Are Alright! モッズたちの宇宙」

この頃、よくこの雑誌買ってたなぁ。
ポール・ウェラーは心の兄貴。
オアシス、ブラーは小僧っ子。



そして
The Wh♂は別格・・・。

さてさて、
今日は、The Wh♂の横アリ公演。

何を着ていくかなぁ~。