最近出版された「ザ・コレクターズ大頭鑑」。
ファンが待ちに待ったバンド本の決定版だ。
加藤さんは、
インタビューでバンド名の元となった映画
「コレクター」に関して熱く語っている。
さすが、『さらば青春の光』を
「主人公ジミーは自殺した訳じゃない、あれは最初に繋がるんです」
「ジミーはスクーターを崖に落とし、若き日々に別れを告げたんです!」
~と語って、
本場育ちのピーター・バラカンさんに
「そうか、また見なきゃ!」と言わしめた映画マニア。
そして、
「コレクター」主演のテレンス・スタンプ本人に
「あれは純愛映画だと思いました」と語って
「そんなこと言ったのは君が初めてだ」
「監督にそうアプローチされて、僕はそう演じたんだよ!」
「でも、皆はサイコスリラーだと決め付けて、役者としてイメージが
固まって困ったんだ」
~などと返答受けたという一説は、実に秀逸なのでした。
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以前、連れと一緒に小さなライヴハウスでコレクターズを
見たことがある。
洋楽中心な私は、真ん中で聴くのに気が引けて前列スミの壁に
寄っていたのだが
なぜか加藤さんは、そんな私を見つけ
「やぁ、ご同輩!」
~とばかりに視線と笑顔をくれたのだ。
自意識過剰化と思ったら、あとで連れに「すっごい見られてたね」と
指摘され、随分ドギマギしたものだ。
加藤さんの目は、
「コレクターズも15年、あなたはずっと僕ら(つ~か僕)のこと
スキなのかい?」と言わんばかりにキラキラしてた。
思いっきり後ろめたかった。
「ああ、スミマセン!連れに引っ張られて来たんです」
「コレクターズのアルバムだって聴き込んではいません」
・・・てな心情だったのだ。
でも、
いま「大頭鑑」で彼が影響受けた英国ロック・リストを見ると、
本当に「ご同輩!」って気がする。
あの時、彼はきっと
「やぁ、ご同輩!あなたもずっと音楽が好きなんだね!」と
語りかけてくれてたんじゃないのか?
・・・なんて
最近思うようになってきた。
ああ、好きだよ加藤さん!
あなたが愛した音楽を、僕も変わらず大好きだよ!
ファンが待ちに待ったバンド本の決定版だ。
加藤さんは、
インタビューでバンド名の元となった映画
「コレクター」に関して熱く語っている。
さすが、『さらば青春の光』を
「主人公ジミーは自殺した訳じゃない、あれは最初に繋がるんです」
「ジミーはスクーターを崖に落とし、若き日々に別れを告げたんです!」
~と語って、
本場育ちのピーター・バラカンさんに
「そうか、また見なきゃ!」と言わしめた映画マニア。
そして、
「コレクター」主演のテレンス・スタンプ本人に
「あれは純愛映画だと思いました」と語って
「そんなこと言ったのは君が初めてだ」
「監督にそうアプローチされて、僕はそう演じたんだよ!」
「でも、皆はサイコスリラーだと決め付けて、役者としてイメージが
固まって困ったんだ」
~などと返答受けたという一説は、実に秀逸なのでした。
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以前、連れと一緒に小さなライヴハウスでコレクターズを
見たことがある。
洋楽中心な私は、真ん中で聴くのに気が引けて前列スミの壁に
寄っていたのだが
なぜか加藤さんは、そんな私を見つけ
「やぁ、ご同輩!」
~とばかりに視線と笑顔をくれたのだ。
自意識過剰化と思ったら、あとで連れに「すっごい見られてたね」と
指摘され、随分ドギマギしたものだ。
加藤さんの目は、
「コレクターズも15年、あなたはずっと僕ら(つ~か僕)のこと
スキなのかい?」と言わんばかりにキラキラしてた。
思いっきり後ろめたかった。
「ああ、スミマセン!連れに引っ張られて来たんです」
「コレクターズのアルバムだって聴き込んではいません」
・・・てな心情だったのだ。
でも、
いま「大頭鑑」で彼が影響受けた英国ロック・リストを見ると、
本当に「ご同輩!」って気がする。
あの時、彼はきっと
「やぁ、ご同輩!あなたもずっと音楽が好きなんだね!」と
語りかけてくれてたんじゃないのか?
・・・なんて
最近思うようになってきた。
ああ、好きだよ加藤さん!
あなたが愛した音楽を、僕も変わらず大好きだよ!