あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ASIA 2010日本公演②

2010年05月15日 | 洋楽
・・・・・で

エイジア オメガ・ツアー
渋谷のCCレモンホールに行った

一曲目は「I Believe」
最新アルバムからの選曲、私は聴き込んでいないから
イマイチ乗れず

やはり、続く
「Only Time Will Tell」のような1st 2nd 3rdからの選曲で
盛り上がってしまった



Don't Cry (John & Geoff)
Steve Howe Solo
The Smile Has Left Your Eyes
Open Your Eyes
Time Again
End Of The World
The Heat Goes On
Carl Palmer Solo
Sole Survivor
Go
Heat Of The Moment

これらの曲で会場は盛り上がった

最近良く来日しているエイジア
残念ながら2階には空席が目立ったが

前々回の「再結成ツアー」のお祭り的選曲(ELP、クリムゾン、イエス、バグルズの曲を演奏)より
全曲エイジアの演奏に彼らの「現役感」を覚えた



ただし、現役感あふれてたのは選曲だけじゃなかった

メンバーの皆さん、けっこうイイお年なのに技能に衰えがないのだ

来日前に風邪を引いてたといわれるウェットンさんこそ
2~3曲目までは搾り出す感じで本来の声の太さが感じられなかったが
徐々に調子を取り戻し、
※まぁ「Don't Cry」とか静かな曲調に変えて、しっとり歌ったりして
 喉への負担を減らす効果もあっんだろうが

後半はバリバリに声を張り上げ、派手な曲でもバックに負けない歌唱を聴かせてくれた

もちろん掴みネタの「君タチ最高ダヨ」も披露
私を感激させてくれた
※イントネーションが上達されてるねぇ!



スーティーヴ・ハウさんも
見た目こそ痩せた落武者風になっておられ、殆どアクションを見せなかったが
「ギタリストは弾いてナンボ」とばかりに、豊かな音色を聴かせてくれた

全曲エイジアと言ったが、ハウさん残して他のメンバーが引っ込んだソロパートでは
アコースティックギターを抱えて「ムードフォーザ・デイ」を弾いて喝采を浴び
続いて「クラップ」のフレーズも飛び出し、私を感激させてくれた

動きもキメで身体を沈めるくらいで、少し前は「身を潜める忍者みたいなだ」と
思ったが、もはや「仙人」の域に達した印象・・・

※しかし、ハウさんギターネックの位置が高い!
 「一番弾きやすい」される位置だが、殆どのロックギタリストが
 格好を気にして低く構える中、ハウさんの演奏者魂は「弾くこと」を
 最優先させてるのな!

そしてジャフ・ダウンズさん
やっぱり積み上げたキーボードに囲まれ
「The Heat Goes On 」では変わらず古典的なキーボードソロを
聴かせてくれた
※当時で既に「古典的だな~」と思わせてくれてたソロな

そしてカール・パーマーさん!



今回、もっとも現役感を発散させてたメンバー
ロック・ドラマーとして手数も衰えてないし、アタックも強烈!

スタミナ、筋力とも30代と言って良いフィジカル!
曲調が盛り上がり手数が増えると一気にピッチが上がってしまう
「走るドラマー」ぶりも健在!

ドラマーがテンポ走ってどうする?

しかし、カール・パーマーさんのは殆ど芸の域!
「変わらないなぁ」と私の感動を呼んだ

「The Heat Goes On」の曲前でウェットンさんに紹介され
曲の後半で一気にドラムソロに突入!

ELP時代から較べるとドラムセットの「タム行列」こそ減り
「コロコロ」いった音色こそ聴けなかったが

それでも、これが素晴らしく古典的なロックドラムのソロ!
もう、ハードロック・ドラマーでさえこんなソロやんないだろ!
・・・ってくらい長々と叩く古典的なドラムソロ!

大回転こそないが、むしろ細かいシンバル芸などは「チキコンチキコン」と
豊かになっており
わざとコミカルにチマチマ刻んでファンの笑いを誘うパーマーさん

思わず叫び声を上げた私だったが、
自分の声が静かに刻むカールさんの音色を押しのけて場内に反響し、
ビックリしてしまいましたよ・・・

ホントは「Wildest Dream」からのドラムソロを期待してたのだが
※ポップな1stアルバムだったが、
 あの曲での「叩き捲くり」に感激したプログレファンは多かったろう
 2nd以降は、ああいう部分が減っていったからなぁ・・・

両手を上げてツーバス連打、さらにドラまで叩いたソロに大満足
曲が終わって合掌ポーズで挨拶するパーマーさん

アジアはどこでも「ナマステ」ポーズで通用すると思っている欧米人なトコロも
昔のままだ!
※まだ空手やってんのかなぁ・・・

とにかく、このドラムソロ見ただけでモト取ったわ

数年前に見たフリオ・キリコ(アルティエ・メスティエリ)は筋肉マンのドラム・
プレデターだったが、パーマーさんの頑張って鍛え続けている佇まいも感動的だった・・・

コンサートは後半のクライマックス
「Sole Survivor」で盛り上がり



アンコールの
「Go」でハウ・ギターヴァージョンに皆が感激し
最後の「Heat Of The Moment 」で遂に皆が立ち上がり合唱・・・

「ああ、やっぱ来て良かった」と
帰りにパンフを購入

Tシャツも欲しかったが歴代ジャケットがあしらわれたタイプは売り切れで少しガッカリ

騒がしい渋谷側を避けて原宿方面から帰途に着いたのでした

プログレファンからは
曲の短さ、キャッチーさに不満が吹き出るエイジアだが

聴いてみたら結構イイんだよなぁ・・・・

ASIA 2010日本公演①

2010年05月15日 | 洋楽
ASIA
ディスコグラフィーを再チェックしたら
1982年デビューだったんだな

メンバー全員が、
プログレッシブ・ロック王道バンドに在籍したトップミュージシャン
結成が発表されたと同時にスーパーグループとしてファンは注目

ただし、70年代後半で大仰な音楽性が行き詰ったプログレバンドは
結局は解散や活動停止に追い込まれ、
その中で寄り集まって結成されたASIAだけに、往年の大作スタイルを
踏襲できるわけも無く

デビューアルバム「Asia(詠時感/時へのロマン)」は
「プログレ・エッセンスを3分ポップとして鏤める」楽曲が、ファンの
驚きを呼んだ



そのメロディアスな曲は新しいファンも掴み、全世界で1500万枚を売り上げ

1stシングル「Heat Of the Moment」は全米ロックチャート1位、全米の
ポップチャートでも4位となり、商業的に大成功を納めた

オリジナルメンバーは、
ジョン・ウェットン(vo.b/元キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、U.K.)、
スティーヴ・ハウ(g.vo/元イエス)、
カール・パーマー(ds/元EL&P)、
ジェフ・ダウンズ(kbd/元バグルス、イエス)



セカンド・アルバム「Alpha」もヒット
シングル「Don’t cry」も売れ、好調であったが

充実作だった3rdアルバム「Astra」の売れ行きは伸びず
ウェットンが自信を持って送り出したシングル「Go」もトップテンには遠く及ばず
※ウェットンさん相当に落胆したそうな・・・
 私は「いい曲で、好きなんだけど なんか取ってつけたみたいにキャッチーな
 サビだなぁ」と思った

元々メンバーの出入りが激しいプログレバンド、
初来日ではウェットンが一時脱退(Gレイクがピンチヒッター参加)、
3rdの前にはハウも脱退

以降はダウンズを中心にメンバー・チェンジを繰り返しながら活動を継続していたが、
私は3rdまでしか聴かなかった・・・・

そして2007年
なんとオリジナルメンバー四人で再結成
オリジナルメンバーでの「初来日コンサート」が行われ、2008年も来日

2010年も来日公演が発表された

ここに及んで私も
「メンバーが健在なうちに見に行くか!」と観に行くことを決意したのでした

遠足

2010年05月15日 | 生活
ちびスケの園で遠足があった

貸切バスに乗って葛西臨海公園へ

まずは園内の水族館を堪能



イルカショーのような催しこそないが
その広さにビックリ

館外にも淡水コーナーがあり
実際の池を切り込む感じでガラスから
池底を眺める様式に驚き



同様に川を再現して川底を眺める構造に感動

イワナが泳ぐその光景は
まさに「矢口高雄の描く世界」



淡水館外の公園には広い芝生あり
そこで
お弁当を広げ、皆で昼食

食べ終わったら園児たちは裸足で走り回ってた

天気も良く
ノンビリできた実に良い一日だった