あるBOX(改)

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『AnimationArchiveさよなら絶望放送大全』購入②

2011年08月26日 | アニメ・特撮
エンドカードのカラー掲載も感慨深し

しかし、エンドカード・プロデュースを白泉社の人がやってらしたとは・・・
だからこそ出版社を超えて漫画家やアニメーターら絵師をチョイスできたん
だろうなぁ・・・と、これまた感じ入る

そして、改めて一挙に掲載されたエンドカードの数々を見て
本当に様々なメンツが参加してたんだなぁと驚く

だいたい初回からして「(からくりサーカスの)藤田和日郎さんだ!」と狂喜させてくれたし

安彦良和、湖川友謙の2大アニメーターが続いた時は
これまた私は狂喜したものだった



安彦さんはアニメーター魂を持って「原作キャラ」を描かれたし
湖川さんは、しっかり自分のキャラクターのチャムたちを糸色望の背後に配した



個人的には湖川さんのアプローチの方が嬉しかったなぁ

まぁ、ガンダムは色々しがらみありそうだから無理かもしれないが
安彦さんが『巨神ゴーグ』のキャラとか描いてくれたら私は昇天したかも知れない・・・

竹本泉さんが描いた望の絵も「らしくて」良かった

私自身がアニメや漫画に疎くなってるので
名前も知らない方々もいらしたが、それでも各々の絵に見入る事しきり・・・

そして
幾原邦彦さんも描いてらしたのな



放送当時は理解できなかった『絶望運命黙示録』、
バラのマーク、背後の影絵少女ふたり・・・

『少女革命ウテナ』じゃねぇか!!
幾原さん、やっぱり『ウテナ』を自身の代表作と考えてらっしゃるんだな・・・

ウテナのDVDも順次借り、どんどんハマッているワタクシ
今さらながら感無量・・・

「大黒さん繋がり」で幾原さんが描いたのか・・・と誰もが思ったが、
なんと大黒さんは関与しておらず
エンドカード・プロデュース飯田氏の声掛けだったそうな

『絶望大全』の中で「やっぱり見る人を驚かせたかった」と仰ってるが
ホント、驚かされ続きです・・・今でも



『絶望大全』を読む限り
独善的と思われた演出にも意味や意図、必要性があったんだな・・・と思わされた

それでも「独善的」とは思うが、「何か違うものを・・・」と挑戦する事は素晴らしいと思う

4期は・・・無いのかなぁ
こんな豪華な『大全』が出たって事は、完全に一段落しちゃったって事なのかなぁ