あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ERIC CLAPTON & STEVE WINWOODツアー、快調に日本を横断

2011年11月27日 | 英国ロック
札幌公演 11/17 
横浜公演 11/19 
大阪公演 11/21, 22 
福岡公演 11/24 
広島公演 11/26 
金沢公演 11/28 ←いま この辺
名古屋公演 11/30
東京公演 12/2, 3, 6, 7 
東京追加公演 12/10

新聞のコンサート評など、おおむね好評

しかし
一部で「奇跡の“ブラインド・フェイス再現”」と言われるも、
内容は微妙に異なる模様



まぁ、私などは「お互いリスペクトするキャリアの総決算」と
見做しているのだが
やはり観客はクラプトン寄りで、
しかも『ワンダフルトゥナイト』をセットリストに加えてもらって、
お喜びな様子

う~ん、クイーン&ポール・ロジャースでロジャースさんの持ち歌が
会場を静かにさせてしまった悪夢が甦る
(私はメチャクチャ盛り上がったが)
『ウィッシング・ウェル』と『オールライト・ナウ』で静かに
なるんじゃない!!!

ウィンウッドさんの『パーリークイーン』で
「なに、この曲?」みたいな雰囲気になったらワタシャ泣くぞ!

クラプトンが「これだよ!オレはこういう風に歌いたいんだよ!」と
思った(に違いない)曲だぞ!
クラプトンを嫉妬させ、落ち込ませた(であろう)ホワイトブルースの
名唱だぞ!

でも
ウィンウッドも今回の来日公演じゃ『パーリークイーン』じゃなくて、
ソロになってからの『ホワイル・ユー・シー・ア・チャンス』を
演奏したりして

なんか私の期待する路線から外れていってるような・・・
(いや、『ユー・シー・ア・チャンス』も名曲だと思うんですがね)



ウィンウッドさんに関しては、
のちにソロツアーで演奏されるような曲はいいんですよ
クラプトンが惚れた(であろう)トラフィックの1st~3rd迄の
曲でOKなんですよ!

『メディケイテッド・グー』を演ってくれたらイイんですよ!



でも
『ノーフェイス・ノーネーム・ノーナンバー』も、いつの間にか
セットリストから外れているし・・・

『フォーティサウザンド・ヘッドメン』も演奏されないし
『パーリークイーン』に至っちゃ演ったり演らなかったり・・・

なんか不安だ
私が行く東京公演も日程的には中だるみの時期だし

60過ぎてるんだもんな 疲れが出る頃かな

なんとか「東京のファンなら分かってくれるだろう」とトラフィック
~ブラインドフェイスの曲を演って欲しいなぁ・・・



それに、実は今回参加のスティーヴ・ガッドさんもスーパードラマー
なんですよね

最近はクラプトンと活動を共にする事が多いですが
1973年にはチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」に
短期間ながら在籍し
その後、チャールズ・ミンガスのアルバム、アル・ディ・メオラの
バンドなどに参加
スタッフでは 、ゴードン・エドワーズとのリズムセクションが
高い評価を得たドラマーで
同業者に信者が多いのも特筆されるトコロ

うちの職場にも元タイコ叩きがおりますが、崇拝に近い対象ですもんなぁ
ジャズもロックもポップもイケるんですよなぁ・・・

だから、ある意味『スーパーグループ』なんですよ、今回の来日メンバーは



60代のミュージシャンにスリルを求めても仕方ないと思うが
セットリストが安定して、公演ごとの曲変更が2曲くらいのコンサート

『ブードゥー・チャイルド』は演奏の凄さで盛り上がってるようだが
ウィンウッドの持ち歌『グラッド』のジャズロックっぷりをガッドさんの
ドラムで拡大するとか

そういう面白さも求めてみたいんですわ・・・