あるBOX(改)

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石田順裕、WBOタイトル挑戦するも判定負け

2012年05月02日 | ボクシング
5月1日 ロシア・モスクワ
【WBO世界ミドル級タイトルマッチ12回戦】

元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(36才)が、JBCに引退届を提出して挑んだ国内未公認のWBOミドル級タイトル戦だったが

王者ディミトリー・ピログ(ロシア)の技巧を崩すことは出来ず、0-3判定で完敗。
日本人初のWBO王座獲得はならなかった。
採点は1名がフルマークの大差。王者ピログは3度目の防衛に成功した。

石田は「結果はこうなったけど、全然悔いはない」「チャンスがもらえるなら、また戦いたい」とコメント。

今後も海外リングで現役を続ける意向だが、ここらで勝利する「もう一工夫」が足りなかったら世界戦でファイター化して敗れる日本の挑戦者スタイルを踏襲だけ・・・って気もする。

そもそも今回の挑戦話も「P・ウィリアムスと判定まで戦った」実績が買われてのモノだろうし
直前試合で課題を残して敗北しているのに、すぐ世界挑戦というのも「勝機」で言えば余り見込めないものだったし。

現役続行するにしても、「36歳にして、この向上心!」と後進の見本になるような活動して欲しい。

先日、IBFミニマム挑戦して奪取ならなかった高山勝成選手と同様、海外で活動する見上げた選手だ。

その苦労が報われる事を期待したい。