5月12日 ウクライナ ブロバルイ
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン) TKO3R 淵上誠(八王子中屋)
アイスパレス・ターミナルで行われたミドル級タイトルマッチは、挑戦者で同級8位の淵上誠が3回TKOで、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れた。
国内で感動の試合を演じた淵上も、世界の壁は高すぎた。
動画サイトで観たが、試合はまったくのワンサイド。
サウスポーの淵上は立ち上がりからガードを下げてサークリングするが、アテネ五輪銀メダリストでプロ転向後も22戦全勝(19KO)の王者は冷静に距離を詰め、有効打をヒット。
時に低く構え、高く上げたガードでも淵上のパンチを外し、自らのコンパクトなパンチをヒット。
挑戦者は初回に早くも右目上をカット。
王者の右はストレートとフックの打ち分け、いきなり打ったりダブルで打ったりと有効。
たまに当たる左フックも肩越しに飛んできて厄介な印象。
挑戦者は2回に右フックを浴びてダウン。
ここは立ち上がった淵上、低く来る相手に左アッパー・左の打ち下ろしを狙って抵抗するも劣勢。
流血が激しくなった3回、狙い撃ちの右フックでダメージを受け、ワンツーをフォローされて2度目のダウン。
何とか立ち上がったがダメージは深く、レフェリーは躊躇しつつも再開を許した(ように見えた)。
再開後、王者が連打したところでレフェリー・ストップ。
妥当なタイミングだった。(その前のダウンで止めても文句は出なかったろうな・・・)
ゴロフキンが圧倒的な力の差を見せつけて4度目の防衛に成功。
淵上の通算戦績は26戦19勝(10KO)7敗となった。
日本人選手の海外での世界挑戦は36試合連続で失敗。
やはり、世界の壁は高いが、「それくらいであってこそ世界王者だ」とも思わされた試合だった。
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン) TKO3R 淵上誠(八王子中屋)
アイスパレス・ターミナルで行われたミドル級タイトルマッチは、挑戦者で同級8位の淵上誠が3回TKOで、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れた。
国内で感動の試合を演じた淵上も、世界の壁は高すぎた。
動画サイトで観たが、試合はまったくのワンサイド。
サウスポーの淵上は立ち上がりからガードを下げてサークリングするが、アテネ五輪銀メダリストでプロ転向後も22戦全勝(19KO)の王者は冷静に距離を詰め、有効打をヒット。
時に低く構え、高く上げたガードでも淵上のパンチを外し、自らのコンパクトなパンチをヒット。
挑戦者は初回に早くも右目上をカット。
王者の右はストレートとフックの打ち分け、いきなり打ったりダブルで打ったりと有効。
たまに当たる左フックも肩越しに飛んできて厄介な印象。
挑戦者は2回に右フックを浴びてダウン。
ここは立ち上がった淵上、低く来る相手に左アッパー・左の打ち下ろしを狙って抵抗するも劣勢。
流血が激しくなった3回、狙い撃ちの右フックでダメージを受け、ワンツーをフォローされて2度目のダウン。
何とか立ち上がったがダメージは深く、レフェリーは躊躇しつつも再開を許した(ように見えた)。
再開後、王者が連打したところでレフェリー・ストップ。
妥当なタイミングだった。(その前のダウンで止めても文句は出なかったろうな・・・)
ゴロフキンが圧倒的な力の差を見せつけて4度目の防衛に成功。
淵上の通算戦績は26戦19勝(10KO)7敗となった。
日本人選手の海外での世界挑戦は36試合連続で失敗。
やはり、世界の壁は高いが、「それくらいであってこそ世界王者だ」とも思わされた試合だった。