あるBOX(改)

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メイウェザー、コットに大差判定勝ち

2012年05月06日 | ボクシング
WBA世界スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦
5月5日(日本時間6日)
米ネバダ州ラスベガスMGMグランド・ガーデン

世界5階級制覇王者vs3階級制覇王者の対決として話題となった一戦。

WBC世界ウエルター級王者フロイド・メイウェザーJr(35才/米)が、ミゲール・コット(31才/プエルトリコ)に挑み、結果は大差の判定勝ち。

結局はメイウェザーが速さで勝った。
右フックをガード外から叩き、右ストレートと左アッパーで真ん中を突く戦術も有効。

コットも相手をロープやコーナーに詰めて攻め立て、メイウェザーに鼻血を出さすなど消耗させたが、勝利を呼び寄せるまでには及ばなかった。

メイウェザーのL字ガード、中々崩せないねぇ。
素人目には、肩越しに右フックを大きく叩きつければ当たるような気もするが、躱してからの右カウンターが速いからねぇ・・・。

ボディを叩いてから左をストレートで突くコットのパンチも「メイウェザー対策」として有効だったと思う。(普段から結構使ってるが)
右をクロスで狙われても左ジャブを止めないコットの姿勢には感じ入った。

メイウェザーは「受けに回りすぎたら危険」と思ったのだろう。自分から圧力掛けるシ-ンあり。
ここは引いて駆け引きしたコットだったが、自分も前に出てガップリ四つで打ち合って欲しかったなぁ。

9Rあたりで疲れたメイウェザーだったが、逆に力が抜けた状態からでもダメージを与える有効打を放てるのが凄いというか。
最終回には右から左アッパーでコットの膝を揺らし、ダウンこそ奪えなかったが完勝を印象付けた。

公式採点は最大8ポイント差の3-0。
これで収監される・・・というメイウェザー。出てくるのはいつ?

抜群の反射神経にも陰りが見えたようにも感じたから、もうすぐ新鋭と戦って派手な主役交替劇があるかもね。

しっかりと後進に道を譲って欲しいなぁ。

木村、ジョンに完敗

2012年05月06日 | ボクシング
5日、シンガポールで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチは、
同級14位の挑戦者・木村章司がスーパー王者のクリス・ジョン(インドネシア)に0-3の判定で敗れ王座獲得ならなかった。

スポ紙の記事によると
木村はジョンの右ストレートとフックで序盤から圧力をかけられ、
手数も劣り、ダメージも負ったようで。

9回にローブローの反則で王者に減点があり
木村もKO負けこそ拒否したものの、大差の判定で敗れた・・・そうな。

榎戦もそうだったが、ジョンは攻めるときは結構荒い。
しかし、右は的中率イイから見えづらいとかあるんだろうな。

木村の善戦を期待したが、結構受けに回ってしまったようで、そこは残念。

国内ジムに所属する日本男子選手の海外世界挑戦は、1992年に平仲明信がメキシコで
エドウィン・ロザリオに勝ったのを最後に35戦連続で失敗。

これを止めるのは誰なんですか・・・ねぇ。