あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「超人あ~る」に、あんな人が・・・

2014年11月15日 | 漫画
改めて読んで驚かされる事の多い「あ~る」だが

登場人物も、作者の知人がモデルだったり
校長が同級生の父親がモデルだったり(春風亭柳昇師匠)、
死神博士がモデルとしか思えない用務員が光画部の先輩で
校長より偉そうだったり・・・で

楽しい事この上ない。

柳昇師匠も若いファンが集まる末広亭の余一会では
「どうも、春風高校の柳昇(やなぎのぼる)です」と自己紹介して
客席を沸かせてたもんなぁ・・・。

そのリアクションの良さに「おっ」ってな顔なさって
「あの作者さんはウチの子供の知り合いなんですよ」なんて
語られて、「へぇ~、そうだったのか」と思ったのも懐かしい思い出。



いまはWikipediaで見ると色々分かりますけどね。
次男の知吹愛弓さんはアニメ監督・アニメーターであり、
「あ~る」のイメージアルバムやサウンドトラックでは、柳昇師匠も
特別出演として校長役の声優を務められたというし。
OVAとしてアニメ化された際には知吹愛弓さんは監督を務め、「スタジオこあ」が
アニメーションの制作を担当している・・・との事。

作者知人のモデルとして
西園寺まりい・・・川村万梨阿(声優)
文芸部の伊東・・・伊藤和典(脚本家)
伊東の彼女・・・高田明美(イラストレーター、連載時は伊藤和典の妻で後年離婚)
審判島本・・・・島本和彦(漫画家)
~らが登場し、ますます楽しい雰囲気を醸し出している。

川村万梨阿さんなんて、OVAの時は声も担当されて
元がイメージのまんまだからド嵌まりして困ったくらいです。

※でも、他のキャラは当方のイメージが定着しすぎてて一部に違和感あったよ・・・。
しいちゃん役、富永み~なさんだったのな。

マンガ本編でも修学旅行回で伊東が「恥ずかしい事をしてくるから」と
皆の前を去ったあとで、「そんな事が許されるか!」と急襲されるシーンがあったが
彼女と篭った襖を開けたら指相撲してるだけだった・・・なんて小ネタで腰砕けに
なったものです。



・・・で、その彼女の見た目が。
まんま高田明美さんじゃないですか!

クリィミーマミのキャラデザ担当にして、パトレイバーでもキャラデザ担当した絵師さま!
元祖・女神!
でも自画像では目が点!またはバッテン!

そうだったのか。

こんなトコロに登場されてたのか・・・。
内輪受けすぎて分かりませんでしたよ。

今見たらビックリですね。
ホント、小ネタ多すぎの「究極超人あ~る」でしたよ。

あ、コンビニ本は全3巻で終了。
久々に読破して大満足です。