あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ディスクユニオン・シネマ館で特撮ファイルをGET

2017年04月09日 | アニメ・特撮
エレベーターで3Fまで上がり、すぐ横に入口。
なんかディスクユニオン・プログレ館へのルートを
思い出すわ。

中に入って見回すと、CDやDVD・BRが棚に並んでいる。
しかし、目当てのファイルは見当たらない。
ファイルが並ぶコーナーがあるのかと思ったが、ない。

店員さんに尋ねたら、何のことはない、入口脇にあり
ましたよ。

ガラスケースの中に東宝ファイルだけが陳列されて
ましたわ。



しっかり鍵が掛けてあるのが、さすがだ。

「海底軍艦」
「地球防衛軍」
「宇宙大戦争」



「東宝3大特撮作品」(怪獣メインでは無い映画)
並んでいましたよ。

即、「3つ全部下さい」



決して安くはないが、もう我慢なんて出来ません。

絵柄も最高だし。
ベストな構図も堪りません。



裏に設定図が載ってるのも最高です。
「モゲラは本編内では、そう呼ばれた事がない」と
言われたが、設定図には「Mogera」の名称が付いている。

初期設定のモゲラはロボットというより、もっとモグラ
っぽさが残ってますねぇ。



海底軍艦・轟天号の設定図も素晴らしい。
設定図というより、これは設計図だ。

持ち帰って、さっそく我が趣味コーナーへ。
「海底軍艦」「地球防衛軍」のDVDコレクション脇に
並べましたよ。

イイねぇ。なんか充実して来ましたよ。

ディスクユニオン・シネマ館へ行く

2017年04月09日 | アニメ・特撮
せっかく新宿に来たのだからと、
ディスクユニオン・シネマ館へ行きました。

テアトル新宿から新宿駅東口方向へ向かい、
いつものディスクユニオン新宿店の通りに出て、
ディスクユニオン・JAZZ館、SOUL・BLUES館の
並びを駅側に移動したら…



ありましたよディスクユニオン・シネマ館。
昭和歌謡館がB1Fにあって、そっちの方が
目立つけど。
しっかり3Fにシネマ館がございましたよ。

以前ツイートで観た東宝特撮映画のクリア・
ファイル。こいつをGETするための遠征さ!

「この世界の片隅に」上映+トークイベントに行った(3)

2017年04月09日 | アニメ・特撮
前野さんの凄いエピソードは続く。

そもそも「この世界の片隅に」のみならず、前作「マイマイ新子」でも
昭和の時代考証の確認に協力されているという方だから、付き合いも
長いって事で。

「マイマイ新子と千年の魔法」では当時の色鉛筆の資料を示し、結果
感心した色鉛筆マニアの人と何度も劇場で顔を合わせることになった
そうな。



「この世界の片隅に」では水彩絵具のチューブの蓋に関しても考証が
なされた…とか。
※キャップだっかた、それともピンみたいに挿さってたか?

または、北條家の鴨居に挿さっている釘の頭はどうなっていたか?
あの時代の釘の形は?

そして、お風呂の煙突の素材は?金属、石綿…。



当時の妊娠検査の方法、判明するまでに必要な日数、主に良家のお嬢様が
好ましくない懐妊している場合に必要となった…とか、
得意分野以外でも色々と調査なさったそうです。

※動物愛護の方々が聞いたら卒倒しそうな検査法もあったとか…



軍事系は意外と資料がある。しかし日用品や建物の細部や小物の類は
史料が殆どない。

困った片渕カントクが前野さんに相談すると、7日ぐらいで資料の本が
届いたという。



「インタビューとかで監督の背景にある資料、あれ幾つかはボクのだよね」

「いや、どうでもイイ資料も多いから、ダンボール箱のまま床に放置して
あったんだっけ?」…と、これまた屈託なく語る前野氏。



「まだポケットに何か入ってるよね?」と片渕カントクが指差すと
「ああ、これね」と白粉の資料などが出てくる。
※結局、左右のポケットに冊子などが入ってましたよ(笑)

「この人は凄い人なんです」と片渕カントクをして言わしめる前野氏。

いまだにアパート住まいでテレビも携帯電話も持たず、「ドアが開け
られないくらい本が前に積まれた」として、数年前には冷蔵庫も処分
してしまったという。

ある意味、片渕カントクより凄い人がいた。
このような盟友たちが付いてるんだから、そりゃ凄い時代考証の
アニメになりますわな。



焼夷弾だって普通に買って持ってるとか。
「現物があるとやっぱり?」「そりゃ違いますよ」
そんな会話が続く。

「スゲェなぁ~」と、ひたすら感じ入ってたら。
壇上の皆さんが舞台袖を見て「エッ、もう終わりなの!?!?」と
大声で叫んだ。

そんなに時間が経ってたんだ…。

「ボクほとんど喋ってないよ~!!」と作画監督の松原秀典さんは
悲鳴に近い声を上げた。



すごいトークショーだった。
ぜんぜん時間が足りてない(笑)。我々も聞き足りない。

終盤になって思い出したように「そうそう、『この世界の片隅に』を
初めて御覧になった人」という質問が飛び出したくらい話が盛り上が
っていましたよ。

※それでも2割ぐらいはいらっしゃったかな?監督たちは「まだまだ
 開拓すべきお客さんが居るのだな」という受け止め方をなさってる
 ようだった。

・・・とはいえ、闇雲に予定時間を過ぎてしまってもいけません。
大人なんですから。

まぁ、ファンの気持を察してか、その後ロビーでは即席の(?)
サイン会が始まったんですけどね。



これまた凄い列が階段まで続いた。
以前買ったパンフでも持ってきてれば並んだんだが、ここは諦めた。

またの機会もあるだろう。
いや、ぜひ機会を作って欲しい。私も馳せ参じたい。



階段上の「この世界の片隅に」パネルを見ながら、そう思いました。
さっきジックリ撮影出来なかったから、のんちゃんの記事とか撮り
ましたよ。

さて、せっかくの新宿だから、ディスクユニオン・シネマ館に寄って
帰ろうかな!

「この世界の片隅に」上映+トークイベントに行った(2)

2017年04月09日 | アニメ・特撮
もう4回目なんですが、やっぱ塩分と水分を搾り取られましたわ。



冒頭の砂利船シーン、橋をくぐる時に鷺が上空を飛んでいって…
思わず「はっ」と息をのむ。

草のなびく動き、虫の羽音、登場人物の息遣いなど、以前より
注意深く感じてみました。

まぁ、なんど見ても中盤以降は塩分と…(以下略)

何回も観てるけど、迂闊な私は「ここで終わりと思ったけど、まだ
エピローグがあったんだ」と嗚咽を堪える事になり。

エンディングでは放心、明るくなる前に顔を拭う始末…。
もちろん他の観客の皆さんと一緒に拍手する事は忘れませんでしたが。



そして場内が明るくなって、司会のお姉さまが片渕監督を招き入れる。
今回は作画監督の松原秀典さんと、雑多な昭和の考証に協力されたと
いう、前野秀俊さんも登場。



あとは監督がリード(?)して会話の口火を切った。

いきなり壇上で「○△さんってさぁ」「☓☓だよね」と、こちらが
ビックリするくらい「ざっくばらん」な会話が弾む。

片渕監督といえば、常に紳士的で敬語・・・という印象あるが。
今回登壇された方々は、それぐらい気の置けない身内感覚なのだな。



その後の展開を楽しみに思っていたら、もう話が進んでいる。
時代考証にあった小物を相談すると、色んな資料や本を出してくる
…と、片渕監督が話せば、「コレがですね」と、さっそく本を取り
出して皆に見せる前野さん(笑)。



「まぁ、このトークショーは前野さんを紹介するのが目的みたいな
物だから」…と、片渕監督も楽しげだ。

もう、今回は「片渕カントク」と片仮名で呼ばせていただきたい。

(続く)

「この世界の片隅に」上映+トークイベントに行った(1)

2017年04月09日 | アニメ・特撮
場所はテアトル新宿。

前回の新宿はピカデリーで「マイマイ新子」「この世界の片隅に」
上映+舞台挨拶に来たが。



あの時も雨だった。今日も雨です。

間に合うように来たのだが、B1Fへの階段は行列が続いていた。
発券機が2台しかなく、なかなか進まない様子。



階段に降りる手前に上映中作品のパネルがあったので撮影。
やっぱり「この世界の片隅に」の優遇度は素晴らしい。

日本アカデミー賞最優秀を祝う手書きイラストも!



しかし、あまり列は進まない。
「このままじゃ上映が始まっちゃう」と思って発券機の
液晶を押すが、指が乾燥してるので反応イマイチ。



スタッフのお姉さんがタッチペンを使うように教えてくれ、
なんとか発券終了。
結局、はかどらない原因になってしまった。

※すいませんねぇ、親父だから指に潤いがないのよ…。

結局13時00分からの上映は少し押しての開始となった。
他作品の予告編は無し、恒例の「映画泥棒」の注意が流れ、
本編が始まった。

(続く)