あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「ザ・フー:ライヴ・アット・キルバーン」

2008年11月15日 | 英国ロック
2008年11/8(土)からレイトショー上映された。

「ザ・フー:ライヴ・アット・キルバーン」
2007年 上映時間:64分/カラー/ビスタ/DLP上映
配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ

70年代のドキュメンタリー映画「オールライトキッズ・アー・
オールライト」用にライヴ映像を撮ろう・・・として準備された、
コンサート模様。

ただし、約1年コンサートのブランクあったバンドは不出来を理由に
同映像をオクラ入りさせ(特にキースの不調が目立ったと言われた)、
収録は翌年シェパートンのスタジオで改めて行われ
その時の「Won’t Get Fooled Agein」の
映像は同映画のハイライトとなった。
(個人的には全ロック映像中、最高にカッコいい曲だと思う)

キルバーンで行われたライヴは、
1977年12月15日、同ゴーモン・シアターで撮影を目的とした、
シークレット・ギグであり
撮影監督が映画用のカメラ6台を会場に持ち込んで、その一部始終を
フィルムに収めたイベントだった。

以下、当日のセット・リスト。
1. I Can't Explain
2. Substitute
3. Baba O'Riley
4. My Wife (by John Entwhistle)
5. Behind Blue Eyes
6. Dreaming From The Waist
7. Pinball Wizard
8. I'm Free
9. Tommy's Holiday Camp (by Keith Moon)
10.Summertime Blues
11.Shaking All Over
12.My Generation
13.Join Together
14.Who Are You
15.Won't Get Fooled Again

注目点は、発表前の「フー・アー・ユー」が既に演奏されて
いるところ。
アレンジは微妙に違うが、この曲が収録されている同名アルバム
発表後にドラムのキース・ムーンが亡くなった事を考えると、
実に感慨深い・・・。

「Won't Get Fooled Again」のレーザー・ライトを使ったステージ演出、
「キッズ・アー・・・」で見られたシェパートン・ライヴと同じメンバー衣装、
メンバー同士の掛け合い・・・。

70年代の The Wh♂ が、そこにいる。

キース・ムーンは放蕩がたたって往年の可愛らしい風貌から程遠い
デブオヤジになりつつあり、
「最後のアルバム『Who Are You』でもマトモに叩けなく
なっていた」と、まことしやかに語られていた時期だが。

「キッズ・アー・・・」の「Won’t Get Fooled Agein」で
見せた彼等のカッコいい演奏が大好きな私からすると、それは大した
問題では無い。 



※画像は「DVD/BD」の商品パッケージ。(もっとイイの無いのかよ・・・)

さてさて、不出来といわれた「キルバーン」だが

それでも、やっぱり70年代 The Wh♂ である。
もともと完成度より勢い重視のライヴ・バンドである。

一種異様なエネルギーが全編を支配する。
私にとっては充分な映像です。充分すぎです。

ぶっちゃけ非公式なモノを含め色々とThe Wh♂のライヴ音源は聴いたが
みな荒かったですよ。
メチャメチャな物も少なくなかったですよ。

むしろ、ライヴ盤の代表作「ライヴ・アット・リーズ」(1970)は、
「初の実況録音盤収録用のライヴだから、必死に合わせて上手く
演ったんだろう」と思うくらいまとまって聴こえたもんです。

だから、私はキルバーンの演奏に落胆する事はなかった。

たしかに、キース・ムーンは2曲目くらいで息上がってるっぽいし、
ロジャーは「オレたちも年とったな」とか言うし、
ピートのギターはチューニング狂うし、
ロジャーは「Dreaming From The Waist」の歌詞を忘れるし、
(せっかくジョンが神がかったベース弾いてるのに・・・)
「ダメだ、やり直しだな」とかライヴの出来を否定するような言葉もあるし、
中盤は演奏が一丸となれずにバラバラになりかけるトコロもあったし
「Won’t Get Fooled・・・」のレーザー光線は、
まだ完成度イマイチだし・・・

アラは見えますよ。

「次、なに演る?」ってトコロで
ロジャーが「オレは Summertime Blues だな」って言ってるのに
キース・ムーンが「Tommy's Holiday Camp がイイ」と捻じ込んだ同曲の
グダグダな演奏は、「あんたら、それでもプロか?」と言いたくなる程だし。
※キースの歌唱もヒドイ。、裏声なのに声が出ない・・・。まぁ、
 「キッズ・アー・・・」で「バーバラ・アン」を見た人なら想像
 出来るだろうが・・・

でもね、
続く「Summertime Blues 」では何事も無かったかのようにワイルドに
同曲をキメるし。
(当時パンクの台頭で The Wh♂ は充分にベテランバンドだったが、
それでいながらアレだけ初期衝動を失わない演奏は凄いとしか言いようが無い。
本人達の持つ「過剰なエネルギー」あればこその離れ業・・・だ)

ロックバンドではフロンティア的存在の彼らは、ロックバンドの将来なんて
分からない。
彼らの先輩は、「ラスベガスでディナーショー」やってるエルビス・プレスリーだ。

「オレたちも、ああなるのか?」
漠然とした不安もあっただろう。パンクにも追われ、脅威を感じていただろう。
※映画の中で、そういう記述もあった

しかし、60を過ぎても枯れることの無いピートとロジャーのアドレナリンと、
ジョンのミュージシャンシップと、キースの奇矯さは
時代も国境もイデオロギーも超越した音の塊となって、ロック・ファンの胸を打つ。

「30以上のヤツは信じるな」と言ってたヤツが、30歳にもなって「若いうちに死にたい」、
「たかが10代の荒野じゃないか」と歌う事は滑稽・・・

そう言われ始めた時期だろうか。
80年代には「ギャグだよ」と吐き捨てる若手バンドも居た。今でも居る。

しかし、「10代の荒れ地(Teenage Waistland)」は、20才を過ぎても
心の中でくすぶり続ける。
物心ついて以降、10代で固まり始める自我は、一生、身の回りとの折り合いが付かない。

要するに、我々は30になっても40になっても50になっても
「Teenage Waistland」で足掻き続けるのだ。

そして、それに疲れてヘタリ込んだ時

ピートの声か聞こえてくるのだ。
「嘆くな、下を向くな、たかが10代の荒野じゃないか!」・・・と。

ロジャーの声が聞こえてくるのだ。
「さあ、顔を上げろ、歩き始めるんだ」・・・と。



*画像はシアターNのポスターより

ドキュメント「アメイジング・ジャーニー」で、観客の将棋倒しによる圧死を
悼むシーンもあったが。(敢えて取り上げるのが彼らの良心だろう)
The Wh♂ ほど観客とバンドの関係に誠実なグループも居ないだろう。

「やらさせられた」再結成も、ファンの要望が無ければ受けまい。
でも、自ら湧き出すような「演奏したい」欲求も無いから、それなりの
エネルギーしか放出できないのも彼(等)らしい。

21世紀のThe Wh♂は、やりたくてやってるし。
キルバーンも「ファン感謝」の招待コンサートだ。

なによりピートのエネルギッシュな動きは、久々に観客の前で演奏する意気込みに
満ちていて素晴らしい。

テンション上がると何しでかすか分からない彼が、アンプ上の備品を荒々しく
叩き落しても、「ああ、やってるなぁ」くらいにしか思えない。
(識者からは「不出来に苛立ってのもの」との指摘もあるが・・・)

クライマックスであり「見せ場」でもある「Won’t Get Fooled Agein」の
エンディングでも、
「上空に放り投げたギターをキャッチして床に叩きつけてキメ!」の筈が、
受け止めにミスしてギターを床に落とし

ノイズを吐き出すギターを「あ~あ」とばかりに見下ろしたあとでステージを徘徊、
そのままエンディングを他のメンバーに任せるピートの姿も、もはや微笑ましいほどだ。

私なんて
途中で「ダメだ、やり直しだな」なんてメンバーが言った時点からが
「本当のThe WHoのLiveだ!と」思いましたよ。
「ここからが本当の世界最強のライヴバンドThe Whoの本領だ」・・・と。

記録用に上手く演奏してる風に見せよう・・・なんて時点で本当のライヴじゃないし。
(だから世に言うLIVE盤は本当のコンサート・パッケージじゃない・・・と)

よって
「ライヴ・アット・キルバーン 1977」は、私にとっちゃ充分に興奮モノだった・・・と。

フーは雑でも荒くても当たり前。
そう思ってる私からすると、充分に満喫できたライヴ映画だった。

ブルーレイでの国内版発売が計画されているようだし、輸入盤でボーナス曲が多数
確認されてるから、出たら絶対に買おう。

シェパートンのも出ないかな・・・。

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ⑤

2008年11月14日 | 英国ロック
余韻は残るが客電の点灯とともに、グッズ売り場へ
向かう。

いや~、開演前に買おうと思ったら
2階の階段まで列が続いてたから断念してたのだ。
数百人は並んでたから、ビビッたのよね。

~で、終演後もグッズ販売あったから15分待ち
ほどでTシャツとパンフが買えた。

他にも
パーカーや、ピンクTや、白地にターゲットマークT、
ポスター、ターゲットマーク付きトートバッグなどが
販売されてた。

あと、表の窓口ではさいたま公演と武道館最終公演の
チケットも売られていた。



※画像はチケット売り場

さらに、新横浜駅まで行く歩道橋(屋根付き)には
違法グッズも販売されていた。

公演前に「アーティストの権利を守るため
購入なさらないように・・・」と アナウンスされて
いたのだが

胸のターゲットマークにThe Wh♂の文字が躍る
素敵なTシャツが「2000円」

・・・あわや買うところだった。
Lサイズが無かったから諦めたけど。
外人客とか「Oh!」とか叫んで物色しておった。

売ってたのは普通のテキヤ系の兄ちゃんだった。
やるじゃないか、横浜。
どうしてんだ神奈川県警。

そして、新横浜駅前に差し掛かったらBGM風に
ロックが聴こえてきた。

「おいおい、俺ら今The Whoを聴いて来たんだぜ」と
振り返り、耳を澄ませば

それは、まさにThe Wh♂のサウンドと映像。

文教堂って書店が、店前のカートにDVDプレーヤーを乗せ、
The Wh♂のドキュメント映像を流しておる。

カートには発売されたばかりの「Drum Magazine」
「guiter Magazine」が置かれてる。
表紙はキース・ムーンとピートだ。



踵を返して書店に吸い寄せられる通行人(私を含む数名)。

やるじゃないか、文教堂書店。

立ち読み終わって駅に向かう。土産物屋が開いてたので、
崎陽軒のシュウマイと、横浜あられを購入。

同行の士も多かった。
リーマンは、趣味で出かけても職場土産が必須なのだ。

ああ、もう魔法が解けかかっている。
でも、ほんの少しマジックの余韻が残っていればよいのだ。

それで明日も生きていける。
家族のパンツも喜んで洗えるってもんだ。

※しかし、菊名駅ってのは相変わらず不便だな。

 前もJR線と東横線の乗り継ぎに手間取ったけど、
 今回も同じ轍を踏んだわ!

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ④

2008年11月14日 | 英国ロック
ロジャーとピートが肩を組み、一旦はソデに引き上げるも
当然、観客はアンコールを要求。

平均年齢高い客層なのに、元気だ。
最初から立ちっ放しじゃないか。



そして、メンバー再登場。

ピートのギターが、Pinball Wizardのリフを刻み始めると、
「待ってました」と再び盛り上がる。

Tommyメドレーは
Amazing Journey、
Sparks
※さすがに全盛よりピッチ落ちてたな

~と続き
See Me, Feel Meで大団円。

ここで終わりか、それとも
もう一回ハデな曲で閉めるか・・・と思ったが
曲は弾き語りのTea and Teatre。

2006年発表のアルバム「エンドレス・ワイヤー」からの
選曲だが、スクリーンにバンドの軌跡を思わせるアニメ
映像が流れ
「色々あったが、この劇場でTeaを飲もう。二人でさ」と
いった内容が伝わった。

全てが終わって抱き合う両者。肩を組み、客席に挨拶。

もう、
スタンディング・オベーションしかないでしょう。
感謝を込めて。



※画像は
 ツアーTシャツの背中。
 ツアー日程がバックプリントされてるもの。
 ツアーTは、こうじゃなくっちゃね! 

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ③

2008年11月14日 | 英国ロック
I Can't Explainのギターソロで盛り上がった観客。

続くThe Seekerで、「おお、この曲やるのか!」と反応。
Anyway Anyhow Anywhereのオープニング・ギターに盛り上がり。



新曲:Fragmentsの打ち込みサウンドに「おお、ババみたいじゃん」
と反応。

Who Are Youのシンセ断片で「おお!」と先読みし。

ピートがアルペジオ始めりゃBehind Blue Eyesと瞬時に識別。
※ただ、ロジャーが最後までギター持って座ってたのは
 寂しかったな。
 曲がハードに変化する瞬間から彼が動き始めるのが
 定番だったから・・・。

Relayは、「やっぱ演ったか」と得心。
また、バックでラビット・バンドリックが奏でるキーボードの
音色が、Freeの「Come Together In The Morning」
(Heartbreaker収録)と同じで・・・
思わず目頭が熱く来る。

Sister Discoじゃ、「昔は微妙な曲」と思ってたが、かなり
イイじゃん・・・と思い直し。

Baba O'Rileyのオープニング・シーケンサーに
「ついに来た――――!!」と感激。会場全体で手拍子。

「♪Don’t Cry~♪」の合唱も、オデッセイの時より
はるかに大きく、メンバーも満足の体。

Eminence Frontでは、アダルトな打ち込みサウンドに、以前、
「The Wh♂がロキシー・ミュージック みたいな曲やってるよ」と
思った記憶が甦る。

まぁ、いま聴けば魅力も分かるんですけどね・・・。

Love Reign O'er Meでは、スクリーンに映し出されるモッズvs
ロッカーズの抗争と「さらば青春の光」の映像に感じ入る。

Love Reign O'er Meのパワフルな歌唱は今回のロジャーのベスト・
パフォーマンス。
ただし、最後は裏声じゃなくてシャウトして欲しかったなぁ・・・。
また、
エンディングのサウンドは、「四重人格」のラストそのままで、
ホーンサウンドも打ち込まれた感動的なもの。

そして、余韻の醒めぬ内に、My Generation。
この代表曲は、ロングヴァージョンでグルーヴ感を増して演奏された。

※昔、マジックバスで行われてたワングル-ブの長期戦でウネリを増す
 高揚感・・・。
 スクリーンには、各国の若者が踊り、尖る姿が映し出される。
 ロッカーズも居れば、パンクスも居る。
 ストーンズもそうだったが、「元祖」の懐深さで「自分を攻撃した相手」
 さえ飲み込んでしまった・・・。

そして、エンディングの轟音が続く中
Won't Get Fooled Againがスタート。

定番となった「シンセに合わせての手拍子」。
ピートのギターソロ、ブレイクの後に発せられる
ロジャーの「イエ―――――――!!」。

ハイライト満載の同曲、その度に客席からは歓声が・・・。
ああ、もう昇天寸前。



※画像は
 08年ツアー・Tシャツ。
 デザインは以前から持ってる物と同じだが、今回のテーマが
 「Maximun R&B」だからね。

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008 ②

2008年11月14日 | 英国ロック
~で、感想。

【会場】
横アリは、細長くアリーナ席にも段があり
見やすいといえば見やすい。
しかし、前に背の高いお兄さんが居たから微妙に
辛かったよ。



【客層】
年齢層、高し。
若くてシャレてるのも居たが、完全に極々稀な少数派。
頑張ってモッズスーツ着たオジキの姿も多かった。
ターゲットマークTシャツ着た者も・・・。

しかし、これ程ターゲットT密度の高い空間も初めてだ。

私が職場でターゲットT着てると
「撃ちたくなるなぁ(バキューン)」などと
「それ1万回言われてますわ」的なコメント貰う事が
多いが、この会場では、そんな事は絶対なし。

【照明・美術】
ポップアート的なスクリーンが印象的だった。

メンバー背後の大きなスクリーンには実況映像が流される
ことなし。
ターゲットマークなどのポップな記号が次々と映し出される。

まぁ、大写しになったら年齢が目立つだろうし
彼ら自体、デビュー当時ポップアート的だったから、良い
演出なのではないでしょうか?

【音響】
前回のオデッセイが野外で「どっかに音が飛んでいったり」
「風向きによってダンゴになってくる」・・・といった
エグい状態だったのに比べ

そりゃ屋内だから良く聞こえますだよ。
ただ、メンバーも場数踏んで一体感が出てきてたし

前回は、
「ピート、ロジャー&他のメンバー」に聞こえたのに対し、
今回はまとまって聞こえた。

【演奏/アクション】
特にドラムのザック・スターキー(リンゴ・スターの息子)の
精力的な叩きっぷりが目立った。大健闘。

ベースのピノも頑張ってた。
やはり「マイ・ジェネ」のベース見せ場はシンドそうだったが、
そこは前任者が偉大すぎるから仕方ない。

※以前のP・ロジャース・ライヴでも
 「Mr.ビッグ」のベース・ソロ演ったりして、苦難の道のり
 続いているのだが。そこは仕方ないトコロだねぇ・・・

そして、ギター・サウンドもデカかった。声も良く出てた。

主要メンバーが60歳過ぎているんだから正直、04年の
オデッセイより衰えありと思っていたが。音に関しては、
ノープロブレム!

ピートのギターサウンドは、一時期より確実に太く、デカク
なっている。

「難聴」を理由に、アコギだけ弾いてた頃あったのがウソのよう。

「まぁ、普通にしてても耳が遠くなる年頃だしさ」・・・ってな
事なんだろうか?開き直っていらっしゃるのか?

あと、ロジャーに関しては、動きにキレが・・・。
マイクぶん回しもスローモーション気味。

仕方ないけどねぇ・・・。



※画像は
 今回のツアー・パンフ。
 ターゲットマークなどポップ・アート系記号満載。
 そして、中身はメンバーの新旧フォト満載。
 ムーンとエントウィッスルのフォトも。
 ちょっとした写真集的パンフ。
 記念に購入する価値は・・・充分だ。

The Wh♂ IN 横浜アリーナ 2008

2008年11月14日 | 英国ロック
開演時間の5分後に現れたロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼンドたち。

ロジャーが開口一番に「Yokohama!」
ピートが「Hello, New York!」 (←こらこら)

私の席はアリーナの約50列目。
前に通路あり。
ステージからは・・・結構な距離あり。
つ~か、ロック・オデッセイの時と同じくらいの遠さを感じる。

なんだ、オレはThe Wh♂を小さくしか見れないのか?
生で見れるのは指先サイズか!?

オデッセイの時と同じく、ピートのギターが「Can't Explain」のリフを鳴らす。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」と盛り上がる客席。

ああ、エクセレント!
その後、The Wh♂サウンドに身を委ねるだけのワタクシであった・・・。



~以下、セットリスト。

01:アイ・キャント・エクスプレイン
02:シーカー
03:エニィウェイ・エニィハウ・エニィホエア
04:フラグメンツ
05:フー・アー・ユー?
06:ビハインド・ブルーアイズ
07:奴らに伝えろ!
08:シスター・ディスコ
09:ババ・オライリィ
10:エミネンス・フロント
11:5時15分
12:愛の支配
13:マイ・ジェネレーション
14:無法の世界

~アンコール~:

01:ピンボールの魔術師
02:すてきな旅行
03:スパークス
04:シー・ミー・フィール・ミー
05:ティー・アンド・シアター

※4曲目と最後の曲は、
 2006年発表のアルバム
 「エンドレス・ワイヤー」より。

 学習しといて良かった!



※画像は
 「The Kids Are Alright/The Ox」
 のシングル・ジャケ。
 60’sの曲なのに、
 まるでニュー・ウェイブみたい!
 カッコいい!

The Wh♂ In Yokohama Arena

2008年11月14日 | 英国ロック
Pete Seid "Hello, New York!"

Today's set list

01:Can't Explain
02:The Seeker
03:Anyway Anyhow Anywhere
04:Fragments
05:Who Are You
06:Behind Blue Eyes
07:Relay
08:Sister Disco
09:Baba O'Riley
10:Eminence Front
11:5:15
12:Love Reign O'er Me
13:My Generation
14:Won't Get Fooled Again



Encores:

01:Pinball Wizard
02:Amazing Journey
03:Sparks
04:See Me, Feel Me
05:Tea and Teatre

excellent!

さぁ、今日は横アリでThe Wh♂!(しかし、日々の生活も・・・

2008年11月14日 | 生活
ちびスケの「未就学児検診」を終え、洗濯・・・。
仕事で年休取れたからといってヒマにはならんのだ。

「歯磨きが・・・」
「歯垢がたまってますねぇ」
そう歯科医さんに言われながら頭を掻く・・・・。

「こいつが仕上げ磨きをさせてくれな・・・」と言いかけて止めた。
どこだって同じだ。

やっぱ、ちゃんと躾しなきゃいかんのだ。



そして洗濯だ。
ちびスケの下着を干しながら、The Wh♂を聴く。

The Seeker
Relay
Fragments
Eminence Frontを
復習しなきゃいかんのに

また
「Live At Leeds デラックス」から
「ヘブン・アンド・ヘル」や「フォーチュン・テラー」聴いて
喜んでるじゃないか!

今回は演らんちゅう~の!

今日演るであろう楽曲データをデジタル・ウォークマンに移して、

さあ、横浜へ出掛けるぞ!

STUDIO VOICE 「HIROMIX」

2008年11月14日 | サブカル
STUDIO VOICE 
「シャッター&ラヴ」「少女達の暴力性」

HIROMIXから派生した、というか同時に拡大した
ユース(少女)カルチャー。



輸入雑貨屋で買った廉価なアクセサリーで身を飾り、
自らをシャッターに収める・・・みたいな。

可愛い女の子が大好きな私は、かなりハマッた。
もし稚拙だとしても、主張してるからイイじゃない。
受身なだけのコは、ちょっと・・・ねぇ。



STUDIO VOICE 1996年3月号

【ヒロミックスが好き】

同性の中には
「美人じゃないじゃん」
・・・なんてのも居たが

そういうモンじゃ
無いんだよなぁ・・・。



HIROMIX ポスター

どっかからパクってきたモノ。
どこの壁からパクってきたかは・・・忘れた(笑)。

かなり大きなぽすたーだが、
ど~やって剥がして持って来たんだか・・・。

90年代後半に現れて、写真界を席捲したHIROMIX。
10代の少女がコンパクトカメラで自らの日常を切り取った映像が、
天才・アラーキーの目にとまり
共感を覚えた若い世代とメディアが飛びついて、ちょっとしたブームになった。
※このポスターも、J-Waveとのコラボだし

高円寺出身で、ヴェスパに乗った友達が居て、モッズスーツ着たコを写して、
自分の下着姿とかも撮ってたりして・・・、ツボでした。

バンドもやってて、
歌声も「小さなの男のコ」みたいで可愛かった。
「ABC」や「ヒートウェイヴ」を歌ってたよな・・・。

女の子キャラだけに、「女性」になってからが大変か・・・と思ったが
ご本人は素直で素敵な方だから、
(つ~か、ちょっと「不思議ちゃん」だった?)
やさしいお姉さんとして人望は集まるでしょう。

バンド関係や海外人脈もあるようで、
コンピレーションCDと自作写真のコラボとか
活動は健在・・・の模様。

ポスターは、今もウチに貼ってあります。
「連れ」公認です。

STUDIO VOICE 2005年11月号

2008年11月14日 | 英国ロック
「The Kids Are Alright! モッズたちの宇宙」

この頃、よくこの雑誌買ってたなぁ。
ポール・ウェラーは心の兄貴。
オアシス、ブラーは小僧っ子。



そして
The Wh♂は別格・・・。

さてさて、
今日は、The Wh♂の横アリ公演。

何を着ていくかなぁ~。

いよいよ追い上げ予習中 「The Wh♂ 来日公演」②

2008年11月13日 | 英国ロック
・・・ただ、
Getting in TuneやAnyway~が
リストから外れたりする事あり。

慌ててYoutubeで
The Seeker
Relay
Fragments
Eminence Frontを復習中。

けっこうミディアム調の曲が多いかな。
「大人Who」だな。



しかし、我ながらアホだ。

演るワケない曲ばっか聴いてた。

A Quick Oneや
Boris the Spiderの
70’ヴァージョンを

「タイトだ!」とか「HR版でカッコいい」と
聴きまくっていたのよね。

ベースとドラムがオリジナルじゃなきゃ
無理だってのに・・・・。

いよいよ追い上げ予習中 「The Wh♂ 来日公演」

2008年11月13日 | 英国ロック
ネットで
海外の直前セットリストを確認。

おそらく

I Can't Explain
The Seeker
Relay
Anyway Anywhere Anyhow
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Real Good Looking Boy
Sister Disco
Baba O'reily
Getting in Tune
Eminence Front
(ピートソロ)
5:15
Love Reign Over Me
Won't Get Fooled Again
My Generation



-アンコール-

The Kids Are Alright
Tommyメドレー
※Pinball Wizard
 Amazing Journey
 Sparks
 See Me Feel Me
Tea & Theatre

~の流れで、演奏されるに違いない。

チビすけ用ロックTシャツ

2008年11月12日 | 生活
前項の「The Who Tシャツ」を購入したのは
イベント「ROCK’N’ROLL BAZAAR」だったが

同じ会場で、小さなTシャツを発見。

チビすけ用のサイズ。
少し小さい気もしたが、
まぁ、「痛みあり」で割安だったから購入。



スワンソング・レーベルマークのZEP-Tシャツ。
着せたら・・・結構似合った。

バカ親ですなぁ・・・。

「The Wh♂来日公演」スタート前日

2008年11月12日 | 英国ロック
11/13(木):大阪城ホールが直前に迫っています。

ワタシは
11/14(金):横浜アリーナ・・・をチケット入手。
ロックオデッセイ以来の再会予定。

11/16(日):さいたまスーパーアリーナはやりすごし

11/17(月):日本武道館で、感動の再々会

11/19(水):日本武道館・・・は断念するも、この辺でのTV録画を期待。
(やっぱNHK・BSか、WOWOWさんだなぁ・・・)



Tシャツも改めて購入。

デジタル・ウォークマンでは
「Live At Leeds(デラックス・エディション)」
「70’Live(通販オンリー)」
「In Yokohama(初来日演奏/通販オンリー)」
・・・をヘヴィ・ローテーション中。

あとは、ファンサイトで初日の様子を伺うだけ・・・だな。

痛車展示会、お台場で行われる

2008年11月11日 | アニメ・特撮
痛車とは・・・
アニメやゲームなどの萌え系キャラクターを車体に描いた「痛い車」って事だが。

秋葉原などで見られていた痛車の集会は、これまでも行われていたが、
今月9日には、東京・お台場での「痛車フェスタ」では、約450台の「痛車」が
披露されたそうな。

「痛車」の他に、バイク版の「痛単車」、自転車の「痛チャリ」も登場し、
多くの人々に症状の重さと進行具合(笑)を感じさせた・・・とか。

特に、約2600万円の「フェラーリ」に萌えキャラをあしらった「イタ車の痛車」は
圧巻で、シャレもそこまで行けば見事・・・と、「痛車フェラーリ」の周辺には
多くの来場者が集まった・・・とか。

いや~、すげぇ。
ワタシなど、そこまで出来ませんがね。

萌え系は嫌いじゃないが、
車の中に萌えキャラの抱き枕とか置けません。
それ以前にウチに車はありません。

職場付近のスーパー駐輪場で「痛チャリ」は見た事ありますがね。
いや~、初めて肉眼で見た時にゃ感動した。
デジカメで撮ろうかと思ったもん。

後輪のディスクホイール一杯に描かれた萌えキャラ。
誰か・・・は不明。
(ハルヒ・・・とか知らんのよ)

もっと街中に増えればイイな。