じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

やまざき

2011-03-08 | バー
札幌の老舗のバー。

と言うか、言わずと知れたあの「やまざき」です。

ついに行きました。

以前、ドアの前までは行ったんです。

でも、そのドアの雰囲気にヤられて、引き返してしまいました(笑)

まあ、その時はTシャツだったので、このナリじゃまずいな~と思ったわけで…

今回はしっかりスーツを着て、知り合いにも一緒に来てもらい、ようやくそのドアを開ける決心がつきました。

ドアは意外と自動ドアだったりするんですけどね(笑)

いざ、中へ入ると…

これぞ、バー。

これが老舗の風格か、と。

一歩足を踏み入れれば、そこは贅沢な時間が流れる別空間。

カウンターに座ると、緊張感はありましたが、それ以上に、バーの心地よい雰囲気に包まれると言うか、安らぎの方が強く感じられましたね。

お店に包容力を感じたのは初めてでした。そのサービスに、絶対の自信がある余裕から来るものなんでしょうか。

カウンターには、立ち姿も凛々しいバーテンダーさんが数名。

そして…

いらっしゃいました。マスターが。

いやはや。

お会いできて光栄でしたね。

大体、午後八時以降にお店に出られるようです。

で、早速、トランプのマジックでおもてなしくださいました。これが見事な手さばきで。

カクテルはお弟子さんが作ってくれましたが、さすがに美味しい。

スタンダードなカクテルを頼んだのですが、まったくもって美味しい。

作る仕草も華麗でした。

勉強になりました。
m(__)m

で、程無くして…

切り絵をお願いしてしまいました。

マスターの切り絵は有名ですよね。客の横顔を切り続けて、その数は軽く四万を超えるとか。

自分ではなく、一緒に来てもらった方の横顔を切ってもらいました。

おもむろに道具一式をカウンターに並べ、紙を二枚重ねて黙々と切り始めるマスター。

一枚は客に、一枚は店の保存用なんですね。

切ってもらう間、客はカウンターでしばらく横を向くわけで、多少の緊張感が。

出来上がった切り絵は見事なもの。

黒い紙に張り付け、客用のは丁寧に包装して渡してくれ、保存用には客が名前を書いてマスターに。

これは記念になるなぁ。

日本のバーの歴史に触れたわけですから。

自分もやってもらいたかったのですが…

次回の楽しみにします。

マスターも90歳近いそうですが、そんな年齢には感じませんでした。

まだまだ現役ですね。

これからも、全国からやってくるお客さんを楽しませてくださることでしょう。

ススキノの顔として、どうか、変わらずお元気でいていただきたいです。



えーと。

写真はありません。

撮れませんって。
(^_^;)
コメント
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