春の羊蹄山。
ここまでくっきりとキレイに見えたのは、今まで訪れた中では初めてですね。
好天に恵まれたゴールデンウィーク前半のある日に、再びJRの「一日散歩切符」を購入。一定のエリアの普通列車が一日乗り放題の切符です。
この切符を使ってのローカル線の旅。先日、映画「僕達急行」を見て以来、列車の旅に出たくて仕方なかったのです。今回はニセコと小樽が目的地。始発の電車に乗り、まずは小樽へ。
七時頃に到着。小樽駅は最近リニューアルされ、飲食店やお土産物、小樽の美味しいものが買えるショッピングエリアが充実。
その中に、道内初出店の「バーガーキング」が。初めての出店が札幌ではなく、あえて小樽ってのが珍しいですね。
七時からオープンしてるとのことで、あの「ワッパー」なるハンバーガーを食べようと思ったのですが…時間帯が早すぎて、朝食メニューしかありませんでした。
ならばと売店で買ったのが…
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小樽駅の看板駅弁、「北海手綱」。
次の列車までは時間があったので、ホームのベンチで眩しい朝日を浴びつつ食べました。海鮮がたっぷり。贅沢な朝飯です。
しばらくして、長万部行きの列車が。一両編成のワンマン運転。新緑が芽吹き始めた山の中を、ゆっくり進んでいきます。
以前、長万部に向かった際に乗った列車なので、これに乗るのも三回目。慣れたもんです。
車窓の風景を楽しんでいるうちにニセコに到着。
春風が爽やかに薫るなか、ニセコアンヌプリが迎えてくれました。
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これまた見事な眺め。
ニセコに降り立つのは初めて。情報を集めるために、まずは町役場へ向けて歩きます。
初めての街を歩くワクワク感は、車では味わえないですね。特にニセコのような街であれば、歩いた方が自然をゆっくり味わえます。
実際、ニセコには「フットパス」がいくつかあります。三時間程度で歩いて回るコースが五つ設定されていて、名所や景色の良い場所を巡ることができます。
役場前の道路からは再び羊蹄山が。
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日常に絶景が。ちょっと羨ましい。
役場には多数パンフレットがあって、小さいながら休憩できるスペースが。さらには無料の紅茶まで。ここでフットパスのパンフレットを入手。
役場からそのまま道の駅へ向かいました。道の駅に徒歩で行こうとするのも自分くらいだなぁ…と思いつつ歩いてましたが、どこを歩いても良い景色。
周りが開けた所に立つと、右に羊蹄山、左にニセコアンヌプリと言う贅沢な眺めが。両手に花ならぬ、両手に名峰。
しばらくして、道の駅に。
その向かいにあるのが「広州屋台」。何気無い中華屋ですが、ミシュラン北海道版に掲載された店です。
ミシュランのイチ押しメニューが…
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パイコー麺。豚の唐揚げが載った醤油ラーメン。
豚肉もこの厚み。
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さっぱりしたスープのラーメンに合います。確かにこれがススキノで食べられるなら、定期的に行ってしまうかもしれません。
豚の唐揚げもカリッと揚がっていて、これだけ単品でビールが飲みたくなります。
それをラーメンに載せるんだから、そりゃミシュランも勧めるってもんですね。
デザートには、道の駅でソフトクリームを。
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地元の牧場で作ってるようで、濃厚な風味ながらさっぱりした甘さ。
その後はいよいよ、フットパスのルートを歩きます。時間があまりないので、駅までの道をフットパスのルートで歩いたんですが…
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こんな小川の横を歩いたりします。キレイな雪融け水が流れていました。
ほとんどが舗装された道ではなく、まるで獣道のような「辛うじて道かな…?」と思える所を歩くのです。
これは自然を存分に味わえます。たまに、本当にここを歩くの?と躊躇したりもしましたが(笑)。フットパスの標識みたいなものなんてないですからね。
「これは熊が出るんじゃないか?」と、思えてしまう道もいくつかありました。
( ̄▽ ̄;)
せせらぎと風の音、鳥の鳴き声を聴きつつ、二時間近く歩いていくと駅に到着。
駅前には温泉があるので、そこで汗を流しました。歩き疲れた足に温泉が染み入ります。
温泉の後は、ニセコ駅にある喫茶店でコーヒーを飲みつつ、列車を待ってました。ここはカレーも美味しいらしいのですが、それは次回に。
小樽では、とある老舗の蕎麦屋に行くつもりが残念ながら定休日。
そこで近くのアーケード街にある屋台村へ。
十軒ほどの屋台があり、イタリアンやジンギスカン、居酒屋などが。
その中の立ち飲みのバルへ。ここはあの酒場ライター、吉田類さんも訪れた店です。
地元のお客さんで早速賑わってました。観光客は少ない感じ。
ビールも小瓶で400円でしたし、おつまみの盛り合わせも500円。
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余市産の甘エビの薫製なども入ってました。
気楽に飲めますね。
面白いのはこのバル、隣が立ち食いの寿司屋で、同じカウンターで繋がっているのです。だから、バルのカウンターでワインを飲みながら、同じ所に立ちつつ寿司屋から握りを「出前」してもらうこともできます。
握りも五カンで千円から。
ハシゴ酒前提のメニュー設定かも知れません。ここはやはり、数軒回るハシゴ酒が楽しいのではないのかと。
観光客の方にも良いかもしれませんね。
バルではスタッフや常連の方が話し相手になってくれて、楽しく過ごせました。
そして小樽でやり残していた…
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バーガーキングのワッパー。確かにデカイ。
トッピングも色々できて、まるでサブウェイみたいですね。
思い残すことはとりあえず無くなったので、札幌に向かう電車に乗り込み、街の夜景を横目に帰路につきました。
ニセコはまた、秋にでも訪れてみたいですね。
秋の涼しげな風は、また違う薫りがしそうです。
ここまでくっきりとキレイに見えたのは、今まで訪れた中では初めてですね。
好天に恵まれたゴールデンウィーク前半のある日に、再びJRの「一日散歩切符」を購入。一定のエリアの普通列車が一日乗り放題の切符です。
この切符を使ってのローカル線の旅。先日、映画「僕達急行」を見て以来、列車の旅に出たくて仕方なかったのです。今回はニセコと小樽が目的地。始発の電車に乗り、まずは小樽へ。
七時頃に到着。小樽駅は最近リニューアルされ、飲食店やお土産物、小樽の美味しいものが買えるショッピングエリアが充実。
その中に、道内初出店の「バーガーキング」が。初めての出店が札幌ではなく、あえて小樽ってのが珍しいですね。
七時からオープンしてるとのことで、あの「ワッパー」なるハンバーガーを食べようと思ったのですが…時間帯が早すぎて、朝食メニューしかありませんでした。
ならばと売店で買ったのが…
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小樽駅の看板駅弁、「北海手綱」。
次の列車までは時間があったので、ホームのベンチで眩しい朝日を浴びつつ食べました。海鮮がたっぷり。贅沢な朝飯です。
しばらくして、長万部行きの列車が。一両編成のワンマン運転。新緑が芽吹き始めた山の中を、ゆっくり進んでいきます。
以前、長万部に向かった際に乗った列車なので、これに乗るのも三回目。慣れたもんです。
車窓の風景を楽しんでいるうちにニセコに到着。
春風が爽やかに薫るなか、ニセコアンヌプリが迎えてくれました。
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これまた見事な眺め。
ニセコに降り立つのは初めて。情報を集めるために、まずは町役場へ向けて歩きます。
初めての街を歩くワクワク感は、車では味わえないですね。特にニセコのような街であれば、歩いた方が自然をゆっくり味わえます。
実際、ニセコには「フットパス」がいくつかあります。三時間程度で歩いて回るコースが五つ設定されていて、名所や景色の良い場所を巡ることができます。
役場前の道路からは再び羊蹄山が。
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日常に絶景が。ちょっと羨ましい。
役場には多数パンフレットがあって、小さいながら休憩できるスペースが。さらには無料の紅茶まで。ここでフットパスのパンフレットを入手。
役場からそのまま道の駅へ向かいました。道の駅に徒歩で行こうとするのも自分くらいだなぁ…と思いつつ歩いてましたが、どこを歩いても良い景色。
周りが開けた所に立つと、右に羊蹄山、左にニセコアンヌプリと言う贅沢な眺めが。両手に花ならぬ、両手に名峰。
しばらくして、道の駅に。
その向かいにあるのが「広州屋台」。何気無い中華屋ですが、ミシュラン北海道版に掲載された店です。
ミシュランのイチ押しメニューが…
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パイコー麺。豚の唐揚げが載った醤油ラーメン。
豚肉もこの厚み。
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さっぱりしたスープのラーメンに合います。確かにこれがススキノで食べられるなら、定期的に行ってしまうかもしれません。
豚の唐揚げもカリッと揚がっていて、これだけ単品でビールが飲みたくなります。
それをラーメンに載せるんだから、そりゃミシュランも勧めるってもんですね。
デザートには、道の駅でソフトクリームを。
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地元の牧場で作ってるようで、濃厚な風味ながらさっぱりした甘さ。
その後はいよいよ、フットパスのルートを歩きます。時間があまりないので、駅までの道をフットパスのルートで歩いたんですが…
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こんな小川の横を歩いたりします。キレイな雪融け水が流れていました。
ほとんどが舗装された道ではなく、まるで獣道のような「辛うじて道かな…?」と思える所を歩くのです。
これは自然を存分に味わえます。たまに、本当にここを歩くの?と躊躇したりもしましたが(笑)。フットパスの標識みたいなものなんてないですからね。
「これは熊が出るんじゃないか?」と、思えてしまう道もいくつかありました。
( ̄▽ ̄;)
せせらぎと風の音、鳥の鳴き声を聴きつつ、二時間近く歩いていくと駅に到着。
駅前には温泉があるので、そこで汗を流しました。歩き疲れた足に温泉が染み入ります。
温泉の後は、ニセコ駅にある喫茶店でコーヒーを飲みつつ、列車を待ってました。ここはカレーも美味しいらしいのですが、それは次回に。
小樽では、とある老舗の蕎麦屋に行くつもりが残念ながら定休日。
そこで近くのアーケード街にある屋台村へ。
十軒ほどの屋台があり、イタリアンやジンギスカン、居酒屋などが。
その中の立ち飲みのバルへ。ここはあの酒場ライター、吉田類さんも訪れた店です。
地元のお客さんで早速賑わってました。観光客は少ない感じ。
ビールも小瓶で400円でしたし、おつまみの盛り合わせも500円。
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余市産の甘エビの薫製なども入ってました。
気楽に飲めますね。
面白いのはこのバル、隣が立ち食いの寿司屋で、同じカウンターで繋がっているのです。だから、バルのカウンターでワインを飲みながら、同じ所に立ちつつ寿司屋から握りを「出前」してもらうこともできます。
握りも五カンで千円から。
ハシゴ酒前提のメニュー設定かも知れません。ここはやはり、数軒回るハシゴ酒が楽しいのではないのかと。
観光客の方にも良いかもしれませんね。
バルではスタッフや常連の方が話し相手になってくれて、楽しく過ごせました。
そして小樽でやり残していた…
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バーガーキングのワッパー。確かにデカイ。
トッピングも色々できて、まるでサブウェイみたいですね。
思い残すことはとりあえず無くなったので、札幌に向かう電車に乗り込み、街の夜景を横目に帰路につきました。
ニセコはまた、秋にでも訪れてみたいですね。
秋の涼しげな風は、また違う薫りがしそうです。