じゃ、僕の話をします。

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さっぽろオータムフェスト(6回目:その2)

2012-10-01 | 美味しいイベント
さっぽろオータムフェスト参戦六回目、午後の部。

お昼時は確実に混むので、ちょっと時間を潰してから一時過ぎに行ったのですが、それでも大混雑。

人の波を潜り抜けつつ、食べ進みます。

一枚目の写真は南幌町のジンギスカン。南幌もジンギスカンはもちろん、農作物も実り豊かな土地。

玉ねぎも一緒に焼かれていてあっさり食べられました。サラリとしたタレも良いですね。

続いて、留萌市のうにめし。

毎年大人気のうにめしです。小さめのハーフサイズもあるのが嬉しい。

知り合いのお寿司屋さんのご家族がやってました。留萌の海産物も魅力溢れるものが多いのですが、やはりウニは別格です。

美唄市名物とりめし。

これも有名ですね。鶏の旨味がしっかりしていて、噛み締める度にじんわりそれが拡がります。

かの大泉洋大先生や、彼の所属する劇団の皆さんも通っているようです。

赤平市のガンガン鍋。

味噌味のホルモン鍋なんですが、野菜もたっぷりで意外とあっさり。

寒い季節にはたまらない味です。

ガンガン鍋を食べていたら、ヒーローが降臨。

味付けジンギスカン発祥の地の滝川市で、初めて誕生したご当地キャラクター…

その名も「羊神ジンギリバー」。

一体、何と戦ってるかはよく解りませんが(笑)、サフォーク種の羊をイメージした黒い顔や、胸のジンギスカン鍋が特徴…とのこと。ですが、もっばら「悪役にしか見えない」との評判。
(^_^;)

とはいえ、会場では子供たちに人気でした。写真の右側の手も子供の手で、今まさに抱きつこうとしている瞬間です。実際、実物はカッコ良かったですよ。中はきっと市役所の観光関係の職員さんあたりでしょうけど(笑)。

炭水化物が続きます。

苫小牧市のホッキカレー。

苫小牧と言えばこれ。港の近くに食堂があって、そこのホッキカレーは地元でも大人気の味だとか。

ただ、このホッキカレー盛りが良くてですね…
( ̄▽ ̄;)

普段なら最高に嬉しいんですが、食べ歩きをしてるオータムフェストでは若干重たかった(笑)。でも、当然しっかり完食。

これを買っていたら、偶然にも知り合いの女性と遭遇。普段、お世話になってるお店のスタッフさんなのですが、カレーを買っていると言う一番無防備な瞬間に声をかけられたので、ちょっとびっくり(笑)。

でも、しばらく一緒に回ることになり、六回目にしてようやく「ひとりオータムフェスト」から脱却。
( ̄▽ ̄;)

七丁目や、六丁目の今まで行った店を中心に巡りました。

六丁目「ごはんや金魚」の蒸しウニなんてのも。


お陰で楽しく過ごせたのでした。

そして、今年のオータムフェストで最後に食べようと決めていたのが…

四丁目、シェフズキッチン。ススキノの超高級フレンチ「アキナガオ」の料理。

「十勝マッシュルームとフォアグラリゾット、とうもろこしとベーコンのキッシュ、根菜のマリネ」

千円でフォアグラ。

このお店、自分はとても近づけないような高級店なんですが、そこの料理が気軽に手頃な値段で食べられるのは嬉しい。

もう一つオーダー。

「鮭とほうれん草パイ包み焼きアメリケーヌソース」

こちらは五百円。

シャンパンと共にいただきました。こんな料理が札幌のど真ん中の公園で食べられるのは、なかなか凄いことではないかと。

これもオータムフェストならではですね。

ようやく涼しくなった秋風に吹かれながら、イルミネーション輝くテレビ塔を横に眺めつつ、ゆっくりとアキナガオの料理に舌鼓。贅沢な時間でした。



九月三十日で今年のオータムフェストは終了。

例年にも増して、お客さんが多かった印象。

それにしても…

海のものも、山のものも、北海道の食材は本当に豊かだなぁと実感しました。農業、漁業、酪農などに携わる生産者の皆さんには頭が下がります。

ワインや日本酒などの北海道産のお酒も沢山いただきましたが、これは世界に通じる味ではないかと。

ハムやチーズなど、その食品加工技術も素晴らしいですし、そう言った豊かな北海道の食材を活かして、美味しいものを作ろうとする料理人の方々や、地元の特産品を沢山の人に食べてもらおうと言う、北海道の各市町村の方々の情熱も素晴らしい。

自分の目の前にある一皿は、沢山の方の力があってこその一皿。

オータムフェストは、そうした生産者の方を始めとする皆さんへ感謝するお祭りでもあるなぁ、と思うのです。

なので、僕はオータムフェストで料理をいただく際も、必ず両手を合わせて「いただきます」と言ってから食べていました。



来年も楽しみです。ごちそうさまでした。