じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「山猫バル」

2013-07-06 | バール(バル)
札幌の時計台裏にあるバル。

まさしく真裏なので、お店にいると鐘の音が聞こえたりします。

奥に細長い店内は、木目を活かした内装で落ち着きます。テーブル席とカウンターがあり、奥には特にゆっくり過ごせそうなボックス席が。

ここの、とあるメニューがずっと食べたかったのです。

それが一枚目の写真。「角煮サンド」です。

お店の方が試行錯誤して作り出したと言う、「パンに合う角煮」をバゲットに挟み(恐らくは)仕上げにそれをオーブンで軽く焼き上げたもの。

これがですね。

本当にパンに合う(笑)。

カリカリのバゲットごと角煮を噛むと、じんわりと角煮の旨味と肉汁が全てパンにも染み込む訳です。肉汁がこぼれたりはしません(食べ方にもよりますが(笑))。

脂身の甘さも素敵。

角煮の旨さを、全て余すことなくパンが受け止めて逃さない。素晴らしい発明です。

焼き上げてる間に、パンの下の方にもタレや肉汁がたっぷり染みてます。オニオングラタンスープの中のパンのような状態。これがまたうっとりしてしまう味わい。

角煮と言うと八角などで風味をつけるのが一般的ですが、この角煮はローズマリー辺りのハーブを使ってるようです。でも、味は間違いなく「角煮」。工夫されてます。

ボリュームもあって、大満足の一皿でした。

もちろん、タパスも。

今回は、揚げ茄子・ズッキーニ・鶏肉のバルサミコ酢漬けに…


コブサラダをいただきました。


他にも、北海道産の食材を活かしたメニューが。値段もバルならではのお手頃感があるので、数人でタパスをいくつか頼んで色々つまむのも良いですね。

カレーやパスタなどもあって、しっかり食べることもできますし、平日はランチもやっているようです。

で。

店名通りと言うか、このお店の一番奥にあるボックス席は窓の傍にありまして、この窓にたまに一匹の猫が訪れることがあるそうです。

名前はお店の方が一応「バル君」と呼んでるそうですが、猫だけに気まぐれなので(笑)会えるかどうかは運次第。

でも、もし出会えたら何だか良いことがありそうですね。
コメント (2)
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